佐々木政幸 ささきまさゆき
有限会社アズソリューションズ 取締役社長
プロフィール
JT(日本たばこ産業株式会社)で広報担当として、多角的に企業広報活動を経験。2005年の退職後、危機管理を専門とするコンサルティング会社「アズソリューションズ」を設立し、代表に就任。これまでに流通企業を中心に200社以上で、実践的なリスクマネジメントセミナーを開催してきました。現場に赴き、依頼企業の実情を直接把握しながら問題点を指摘するスタイルで、緊急時企業存続計画(BCP)の策定も手掛けています。また、企業のリスク管理と広報戦略において卓越した専門知識と経験から危機管理に関する講演活動も行っており、見た目からは想像できない軽妙な語り口で好評を得ています。
著書には「会社なんて一発で吹っ飛ぶ!」(KKロングセラーズ)、「バッシングされる会社にはワケがある」(洋泉社)があります。また、2015年からは月刊「広報会議」で危機管理小説「広報担当者の事件簿」を連載中であり、2016年からは同誌年末特別号の広報対応コーナーを執筆、監修しています。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1981年4月 日本専売公社入社
1993年4月 JT本社 広報課長(マスメディア対応全般を担当)
1999年7月 同 大阪報道グループリーダー
2001年4月 同 グループ広報統括責任者(マスメディア、イベント、広告等全般)
2005年3月 JTを退職
2005年5月 危機管理・広報コンサルティング会社「有限会社アズソリューションズ」設立
2023年7月 株式会社泉竹 社外取締役
主な講演テーマ
初動で決まる危機対応
「うちは不祥事など起きませんよ、大丈夫だ」「当社はマニュアルがあるから対応できます」などと嘯いている時代ではありません。あの企業が“まさか”あんな不祥事を起こすなんて…事件・事故が起きた時、社内は混乱し、動揺する。その時、誰が舵取りをするのか、どんな流れでいつまでに対応すればいいのか…誰も分からずに進めてしまい結果、批判にさらされ、SNSでは炎上してしまいます。すべては初動にかかっていることはもちろん、事態が収束するまでの対応すべき点を分かりやすくご説明します。何より“なぜ説明し、誰のために対応するのか”を詳細に説明していきます。 ×
危機は管理と対応の備えが重要
(平時に有事の想像力が働くか)
危機管理は、何も起きていない平時にどれだけ準備するかが重要です。マニュアル作成や整備はもちろん実践的なトレーニングを行い有事の想像力と対応力を身に付けることも大切だということを解説。マスメディアを含めた有事の対外対応の姿勢、誰のために対応するのかと言うことも詳しく説明していきます。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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会社なんて一発で吹っ飛ぶ!
企業が引き起こす不祥事は、どれも最初は些細な「ミス」から始まります。そのミスを小さな問題として収束させるか、不祥事として大炎上させるかは、組織の対応次第です。その瞬間、組織がどのような対応を取るかが重要です。
バッシングされる会社にはワケがある
不祥事でつまずき”炎上”する会社と、不祥事を逆手に信頼を勝ち取る会社、その違いは何でしょうか?ミスを不祥事に発展させないポイントは何か?
不二家、ミートホープ、白い恋人、比内鶏、赤福、船場吉兆、古紙配合率偽装、ウナギ、飛騨牛、事故米など、繰り返されるこれらの不祥事には共通する要因があります。
本書では、ミスの四分類を用いて予防策を立てる方法、内部統制や危機管理体制の組織・システム作り、ミス発生後の初期対応、さらには不祥事への発展を防ぐための対応策について、実際に起きた事例を交えながら解説します。
書籍
- 会社なんて一発で吹っ飛ぶ!(KKロングセラーズ)
- バッシングされる会社にはワケがある(洋泉社)
メディア
- 株式会社宣伝会議「広報会議」 連載
講演実績
- ビール企業
- 化粧品企業
- 製薬企業
- 私鉄企業
- 建設企業
- 金融グループ
- 地方自治体(県、市)
- ホテル
- 商社
- 外食企業
- テレビ局
- 新聞社
- 流通企業
- プロ野球球団
- Jリーグ球団 等々150社以上
この講師のおすすめポイント
佐々木政幸さんは、日本たばこ産業株式会社(JT)で広報課長やグループ広報統括責任者としてメディア対応や広報戦略に従事した後、2005年に危機管理専門のコンサルティング会社「アズソリューションズ」を設立しました。企業のリスク管理と広報戦略の専門家として、流通業界を中心に200社以上でリスクマネジメントセミナーを実施。また、緊急時企業存続計画(BCP)の策定にも取り組み、現場の実情に合わせた実践的な指導が高い評価を得ています。
著書には「会社なんて一発で吹っ飛ぶ!」や「バッシングされる会社にはワケがある」などがあり、月刊「広報会議」では危機管理小説の連載や広報対応の監修を担当。見た目とのギャップを感じさせる軽妙な語り口で、危機管理の専門知識をわかりやすく伝える講演が好評です。
◆ 豊富な広報経験を活かした危機管理のプロフェッショナル
JTでの広報課長経験を背景に、マスメディア対応や広告戦略のノウハウを熟知。これらの知識を危機管理と結びつけ、企業が直面するリスクに対応するための実践的なアドバイスを提供します。
◆ 200社以上の実績!実践的なリスクマネジメント指導
これまでに200社以上の企業でセミナーを開催し、依頼企業ごとの実情を踏まえた具体的な解決策を提案。緊急時の初動対応やBCP策定など、現場ですぐに役立つ知識をわかりやすく解説します。
◆ 軽妙な語り口で難しいテーマをわかりやすく解説
危機管理という重いテーマを、親しみやすい語り口で楽しく伝えるスキルは佐々木さんならでは。広報や経営層だけでなく、幅広い層に受け入れられる内容が魅力です。
◆ 著書と連載で培った「伝える力」
著書や雑誌連載を通じて培われた「伝える力」が、講演でも存分に発揮されます。特に「平時に有事の想像力を働かせる」視点や、初動対応の重要性についての説明は、多くの受講者から高い評価を受けています。
◆ 広報と危機管理の一体化した戦略を提案
リスク管理と広報対応を一体的に捉えた独自のアプローチが特徴。特に企業の信用を守るための「広報戦略と危機管理の融合」は、現代の企業経営に欠かせない内容です。
佐々木政幸さんの講演は、企業の危機管理体制を強化したい経営者や広報担当者にとって必聴の内容です。現場のリアルに即したアプローチと軽妙な語り口で、参加者に深い理解と行動のきっかけを提供します。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。
お客様の声
「初動の重要性が身に染みた」
マニュアルがあるから大丈夫だと、講演を聴くまではそう思っていた。不祥事は経験したくはないが、“明日起きるかもしれないんですよ。皆さん起きたらどうします?今、起きたらどうします?”経験のない自分にとっては怖さでしかない。トップはもちろん役員である自分も含め、先生が話していた意識と想像が重要というフレーズが印象的だった。改めて当社に来ていただき具体的な事例やもっと詳細な話を伺いたい。
「現場経験者の話は深い」
評論家や大学教授とは違い、現場で実際に対応されてきた方の話は、とても参考になるとともに、もっと聴かせてほしいと思った。話が深い。(金融機関での講演)
「実際にコンサルティングしていただきたい」
有名な方ではなかったので、話を聴いても参考になるのだろうかと半信半疑でしたが、現実に数多くの不祥事対応をされた方の話しには凄みがありとても参考になった。同時に、当社のコンサルティングをお願いしたい。(製薬企業での講演)