堀尚弘 ほりなおひろ
公認不正検査士/ベストブレイン株式会社 代表取締役
プロフィール
警視庁、警察庁で公安部、総務部等に所属。上場企業での勤務を経て2003年に警察OBが出資したリスク管理のコンサルティングを提供するベストブレイン株式会社の代表に就任。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1982年、中央大学を卒業後、同年に警視庁に採用された。
公安部、警務部、生活安全部、警備部、警察庁などで勤務し、大型経済事件の捜査や制度企画、震災対策などに従事。
1998年からは一部上場企業等での勤務を経験し、経営企画や営業開発に携わった。
2003年、警察OBが出資したリスク管理コンサルティング会社であるベストブレイン株式会社を創業し、代表に就任した。
主な講演テーマ
リスク管理のキーワード
グレーゾーンとプラティカル(実践的)
”ハラスメント、暴力団排除を含む疑わしい取引の回避、カスタマーハラスメント(悪質クレーム)こうしたリスクに関しては、シロかクロかよりもグレーゾーンに注目し、かつ実践的であることの大切さを実際に深刻な事態に陥った事例をもとに、リスクを深刻化させるありがちな思い込みや取組み不足についてケーススタディします。 ×
社員不祥事対策
不正、ハラスメントあるいは業務外での個人的な非行などの社員不祥事に関する一連の対応、例えば、企業あるいは管理職としてのベストな初期対応、当事者の説明にかかる嘘を見抜くためのヒアリング要領などのロールプレイング、イメージトレーニングを提供します。
また、「通勤途中に痴漢だと叫ばれた」ケースを取り上げるなどして、予防に向けた悪意・動機のけん制をテーマに、疑われることで被る不利益について犯罪を疑われた多くの人物に向き合ってきた捜査経験者としてリアルな解説をします。 ×
カスタマーハラスメント対策(悪質クレーム対応)
経験が乏しくスタッフでも実践が簡単で、流動的な第一線でも標準化が難しくないカスタマーハラスメント対策のテクニックをロールプレイング等を含めて解説します。また、インターネット上での炎上対策、あるいはヵスタマーハラスメントのターゲットにされた社員の保護、逆訴訟リスクについて、会社法人として取り組むべきポイントをケーススタディします。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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成功する会社が必ずやっているリスク管理
商品の欠陥や食中毒などのトラブルで信頼を失い、窮地に立たされる企業が後を絶ちません。そのたびにリスク管理の不徹底が指摘されるものの、なかなか改善が見られないのが現状です。本書では、クレーム対応、ハラスメント対策、社員の不祥事対応、大震災時の対応など、様々なトラブルに対処する方法を紹介し、リスク管理が業績向上につながることを実証しています。また、事業再生におけるリスク管理にも触れています。強靭な組織を目指すビジネスマン必読の一冊です。
書籍
- 成功する会社が必ずやっているリスク管理(幻冬舎ルネッサンス、共著)
講演実績
企業
- 総合商社ほかプライム等の上場企業
- 学校法人
- 医療法人
- 投資事業組合
- 金融機関
- 外資系自動車メーカーほか
- 業種規模を問わず実施
各種団体
- 経済同友会
- ロータリークラブ
- 商工会
- ショッピングセンター協会など
この講師のおすすめポイント
堀尚弘さんは、警視庁や警察庁で公安部や警備部などに所属し、大型経済事件の捜査や危機管理、震災対策に従事した経歴を持つリスク管理のエキスパートです。その後、一部上場企業で経営企画や営業開発に携わり、2003年にリスク管理コンサルティングを提供するベストブレイン株式会社を設立、代表取締役に就任しました。
豊富な現場経験と経営視点を融合させ、リスクマネジメント、社員不祥事対応、悪質クレームへの対策など、実践的なリスク管理のノウハウを提供。これまで多くの企業や団体で研修や講演を行い、現場で即活用できる知識とスキルを伝えています。
◆ 実践に基づいた「危機管理」の専門知識
堀さんは、警察官として培った危機管理の経験と経営者としての視点を活かし、現場で役立つリスクマネジメントをわかりやすく解説します。企業にとって重要な「未然防止」と「迅速対応」の両面を学べる講演内容は、ビジネスリーダーに特におすすめです。
◆ 社員不祥事やカスタマーハラスメントへの対応法
社員による不祥事や悪質なクレーム対応に頭を悩ませる企業向けに、具体的な解決策を提案します。堀さんの講演では、トラブルが起きた際の適切な対処法と再発防止策が学べます。
◆ 経営視点と警察経験の融合で現場に即したアドバイス
一部上場企業での勤務経験を持つ堀さんは、リスク管理を経営戦略として考える視点を提供します。警察官としての調査・分析力と、経営者としての実務経験を融合させた具体的なアプローチは、他に類を見ない独自の魅力です。
◆ 「グレーゾーン」への対応策を徹底解説
企業活動における法令遵守だけでなく、グレーゾーンへの適切な対応方法を解説。違法行為には該当しないが倫理的な問題が含まれるケースについて、リスクを最小化する実践的な方法論を提供します。
◆ 幅広いテーマで柔軟な対応が可能
リスク管理や危機管理だけでなく、震災対策や制度企画など、多岐にわたるテーマでの講演が可能です。企業のニーズに応じたオーダーメイドの内容で、幅広い業界や対象者に対応します。
堀尚弘さんの講演は、リスクマネジメントを重要視する経営者や管理職、現場のリーダーにとって、即実践できる知見を得られる貴重な機会です。その豊富な経験に基づく具体的なアドバイスは、企業の安定と成長を支える大きな力となるでしょう。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。
お客様の声
リスク管理のキーワード:グレーゾーンとプラティカル(実践的)
単なる概念や解釈ではなく、何が不足しているか、何をすべきかが明確になった。リスクの概念、取り組べきフェーズ(予防段階、発生段階、終息段階)にかかる取組みと説明責任は“腹落ち”した(理解できた)。
社員不祥事対策
様々な多数の事件に関わり、犯人や被害者に向き合うことを日常にしてきた方のお話だけに迫力があった。刑事ドラマとは全く違うと思えた。不正の調査やヒアリングに、豊富な経験や知識が不要であるという話には説得力があり、担当として今後の仕事に自信を持てた。
カスタマーハラスメント対策(悪質クレーム対応)
人手不足の現場でも活用できると感じた。経験が乏しく、クレームを怖がる社員も安心できると思う。クレームは担当者とクレーマーの問題にとどまらず、担当者と会社の問題として扱われる傾向を知り、驚いたが納得できた。