金美齢 きんびれい
経歴
1934(昭和9)年生まれ、台北出身。1959(昭和34)年来日、早稲田大学第一文学部英文科入学。1971(昭和46)年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修了。
多くの大学で講師を歴任、早稲田大学では20年以上英語教育に携わる。テレビを始め、新聞・雑誌など各種メディアにおいて、家族・子育て・教育・社会・政治等、幅広い分野にわたって様々な提言を行っている。
年表
1934(昭和9):日本統治下の台湾に生まれる。
1945(昭和20):日本敗戦、中国人による国民党政権となる。
1947(昭和22):国民党政権による台湾人大量殺戮(さつりく)、二・二八事件発生。
1959(昭和34):来日、早稲田大学第一文学部英文科入学。
1962(昭和37):台湾に一時帰省。台湾民主化運動を日本で推進、反政府ブラックリストに載り政治難民となる。
1964(昭和39):周英明氏(東京大学博士課程)と学生結婚。大学院生のときから、聖心女子学院、東京女子大学、東京理科大学、フェリス女学院大学の講師を歴任、早稲田大学では1996年3月に至るまで20年以上にわたり英語教育に携わる。
1971(昭和46):早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修了
1975(昭和50)-6(昭和51):英国ケンブリッジ大学客員研究員
1988(昭和63):JET日本語学校を設立。
1988(昭和63):台湾人李登輝氏が総統となる。
1992(平成4):反政府ブラックリストから削除、31年ぶりに台湾に帰国。
1993(平成5):TVでの提言活動を開始。
2000(平成12):台湾総統府国策顧問に就任。
2002(平成14):JET日本語学校理事長
2006(平成18):台湾総統府国策顧問制度廃止。
2009(平成21):日本国籍取得。
2014(平成26):JET日本語学校名誉理事長
2017(平成29):旭日小綬章を受章
現在 は「評論家」として活動。
講演テーマは、教育問題、社会問題、日台関係、国際化時代に対応する社会のあり方など、幅広く行っております。
主な講演テーマ
新しい世代を育てる
日本再生始まる
母から子どもへ、孫たちへ
時代が変わっても変わらない大切なもの
次代に伝えたい美しい日本の心
男の役割、女の役割
アジアの中の日本 世界の中の日本
内なる国際、外なる国際化
日本は総合点で世界一
幸運の女神に後髪はない
書籍・メディア出演
書籍紹介
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日本ほど格差のない国はありません!
今の日本人は、これほど
幸せに生きる条件が揃っている!
自分たちの長所と美点を今こそ再認識し、活かすべきときだ!──「今の日本人は、これほど幸せに生きる条件がそろっているのだから、自分が恵まれていることに気づきさえすれば、その心がけ一つで人生は素晴らしいものになる」「一人ひとりが、〈日本〉とはすなわち自分であることを自覚し、自らの日常を少しずつ変えていく。そうすれば、明日の日本はなお一層の輝きを放つものと、私は信じている」──台湾独立運動を闘った著者が、辛口ながら愛情溢れるエールを送る。
日本が子どもたちに教えなかったこと
戦後日本の教育はどこで間違ったのか。かつての美しい日本人の心を取り戻すには何が必要か。荒廃する日本を立て直すための直言。
日本を深く愛する台湾人論客が自らの子育て体験を交えながら語った教育論。著者は、留学先の日本で学問の道を歩みつつ二人の子どもを育て上げた。台湾当局から「独立主義者」としてマークされ、祖国へ帰ることも許されず、異国の地での子育てだった。パスポートのない人生がいかに厳しいものであるかは、日頃から空気同然に国家の恩恵に浴している者には想像しがたい。しかし、そのような生き方を選択した著者の決意の強さは、子育てに対するブレのない姿勢にも表れている。子どもに最も大きな影響を与えるのは、親の生きる姿勢である。道徳の荒廃、少年犯罪の多発など、教育をめぐる近年の様々な問題は、親が自分の生き方に自信を失っていることと無関係ではない。「勤勉で礼儀正しい」「治安がよい」といった日本や日本人のイメージがもはや過去のものになりつつある現在、日本人がもう一度自信と誇りを取り戻すために何をすべきかを考える書。
鍛えてこそ子は伸びる「鬼かあちゃん」のすすめ
「子供嫌い」が母親に……!? あるときはいじめに遭った我が子へ撃退法を伝授し、あるときは子どもを夫に任せてケンブリッジ大学へ留学。人前で我が子を怒鳴りつけもすれば、受験は子供を鍛えるチャンスと捉え、勝負から逃げるなと説く。PTAにもまめに参加し、地域の母親と児童文学の会を行う。そこには、女にしか味わえない豊かな人生があった。子供とは真剣に向き合うが、自分の人生も捨てるわけじゃない。痛快! 涙と笑いの「鬼かあちゃん」子育て論。
書籍
- 日本ほど格差のない国はありません! 2005年 04月
- 日本が子どもたちに教えなかったこと 2004年 06月
- 「鬼かあちゃん」のすすめ―鍛えてこそ子は伸びる 2003年 08月
- 三家族11人で暮らしてみたら 05月
- お笑い日中戦闘宣言 03月
- 誰のために生きるのか 2002年 12月
- 台湾よ -李登輝闘争実録- 07月
- 検証・靖国問題とは何か 06月
- 金美齢と素敵な男たち 2001年 11月
- 金美齢の私は鬼かあちゃん 10月
- 東京の窓から日本を 07月
- 入国拒否 台湾論はなぜ焼かれたか 01月
- 日本よ 台湾よ 国を愛し、人を愛すること 2000年 11月
- 日本人に生まれて幸せですか 11月
- 敵は中国なり 日本は台湾と同盟を結べ 1999年 12月
- 金美齢の直言 09月
- 自立できない国 日本 09月
- 世界一豊かで幸せな国と、 有難みを知らない不安な人々 02月
- 子どもは待ってる!親の出番 1998年 12月
- 「不良少女」からコスモポリタンへ 福原義春対談シリーズ 11月
- 自分の人生、自分で決める 1997年 07月
- 大中華主義はアジアを幸福にしない 1996年 03月
- 鍵は「台湾」にあり!
メディア
- 毎週日曜ひる1時30分 読売テレビ 「たかじんのそこまで言って委員会」
- 毎週月曜日夜9時 テレビ朝日 「ビートたけしのTVタックル」
その他
- 産経新聞1面 コラム「優先席から」
- 産経新聞 コラム「斜断機」
- 月刊『りぶる』
- 月刊『自由民主』
この講師のおすすめポイント
金美齢さんは、1934年に日本統治下の台湾・台北で生まれ、1959年に来日して早稲田大学に入学。その後、大学院を修了し、英語教育に携わると共に、台湾民主化運動を支援して政治難民となり、長年にわたって日本と台湾の架け橋として活動を続けました。1971年からは学問の世界でも成果を上げ、早稲田大学などで英語教育を担当しました。その後、1992年に台湾に帰国し、2000年には台湾総統府の国策顧問に就任。以降は、教育や社会問題、日台関係についての提言活動を行い、テレビやメディアにも多数出演。2017年には旭日小綬章を受章するなど、その功績が広く認められています。
◆幅広い分野の知見を活かした講演
金美齢さんは、教育、社会問題、日台関係、国際化など、非常に広範囲なテーマについて深い見識を持っています。講演では、現代の日本が抱える課題を鋭く分析し、今後の社会がどのようにあるべきか、また教育の重要性を強調し、具体的な解決策を示唆します。その知識の深さと鋭い洞察力を通じて、参加者に新たな視点を与えることができます。
◆日本と台湾、アジアにおける独自の視点
金美齢さんは、台湾出身であり、長年日本に住んでいることから、日台関係やアジアにおける日本の役割に対する独自の視点を持っています。その経験に基づく講演は、日台関係をはじめとする国際的な課題に関心のある人々にとって、大変貴重な学びとなるでしょう。特に、国際化時代における日本の立ち位置について考える機会が得られます。
◆女性と社会の役割についての深い洞察
金美齢さんは「共生時代に女性は輝く」「男の役割、女の役割」といったテーマにも取り組んでおり、女性と社会における役割について鋭い視点を持っています。これらのテーマに関する講演は、現代の社会における男女の役割や、それぞれがどのように共生できるかを考える上で貴重な知識を提供してくれます。
◆日本再生に向けた提言
金美齢さんは、「日本再生始まる」「次代に伝えたい美しい日本の心」など、未来の日本についても提言しています。彼女の講演では、時代が変わっても変わらない大切な価値観や、次世代に伝えるべき日本の美しい心について、深い洞察が得られます。これにより、日本の未来に希望を持ち、前向きな気持ちを育むことができます。
◆豊富な経験と実績から得た信頼性
金美齢さんは長年にわたり、学問、政治、社会活動などさまざまな分野で活躍してきました。その豊富な経験と実績は、講演の信頼性を高め、聴衆に強い説得力を持って届きます。彼女の話には深みがあり、参加者に対して大きな影響を与えることができるため、多くの企業や団体から高く評価されています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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