大井哲也 プロフィール・経歴 - 「Hitonova」(ヒトノバ) - 講演依頼・研修依頼・講演会の講師派遣

大井哲也 おおいてつや

大井哲也

TMI総合法律事務所パートナー弁護士/TMIプライバシー&セキュリティ 代表取締役

プロフィール

クラウドコンピューティングやAI、サイバーセキュリティ、ビッグデータなど、最先端テクノロジー分野を専門とする弁護士。企業法務の第一線で、情報セキュリティやコンプライアンス体制の構築、反社会的勢力排除などに取り組み、実務と政策の両面から多くの企業を支援している。難解な法律を実務に即してわかりやすく伝える講演に定評がある。日本経済新聞や週刊東洋経済の弁護士ランキングでも、情報管理・IT・個人情報保護分野で高い評価を得ている。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

富山県立富山中部高等学校を卒業後、1995年に中央大学法学部を卒業。1999年、中央大学大学院法学研究科博士前期課程を修了。修了後はソフトバンク・ファイナンス株式会社を経て、2000年に最高裁判所司法研修所に入所し、2001年に弁護士登録(東京弁護士会)を行い、TMI総合法律事務所に入所する。

2005年より一般社団法人クラウド利用促進機構のリーガル・アドバイザーを務め、2007年にはハワイ大学ウィリアム・リチャードソン・スクール・オブ・ローにてLL.M.(法学修士号)を取得。ホノルルのカールスミス・ボール法律事務所で勤務した後、2008年にTMI総合法律事務所へ復帰した。

情報セキュリティや企業コンプライアンス、反社会的勢力排除などの分野を専門とし、経営法曹会議会員やISMS認証機関公平性委員会委員長を務めるなど、企業法務と社会的信頼性の両立に向けた実務と政策提言に携わっている。

経済産業省の情報セキュリティ政策室有識者ワーキンググループ委員など、行政との連携も深い。2011年にTMI総合法律事務所のパートナーに就任。

著書・論文も多く、共著に『暴力団排除と企業対応の実務』(商事法務)、論文「企業法務戦略 買収対抗策としての新株発行」(MARR誌)、「改正破産法の実務対応」(経済法令研究会)などがある。企業リスク対策、クラウド法務、情報セキュリティなどの分野で、理論と実務を融合させた講演に定評がある。

【主な受賞歴】
2015年12月 日本経済新聞社『2015年活躍した弁護士ランキング』情報管理分野5位
2016年12月 日本経済新聞社『2016年活躍した弁護士ランキング』情報管理分野4位
2019年12月 日本経済新聞社『企業が選ぶ弁護士ランキング 2019』データ関連分野3位
2020年11月 週刊東洋経済『「依頼したい弁護士」分野別25人~企業法務部員へのアンケートや情報発信力で選定~』IT・個人情報・ベンチャー分野
2022年11月 週刊東洋経済『法務部員が選ぶ弁護士ランキング』 IT・個人情報保護・ベンチャー3位

主な講演テーマ

サイバーセキュリティ・インシデント対応

企業のサイバー攻撃対策やインシデント発生時の初動対応など、実務に即した知識と法的視点をお伝えします。
「インシデント・レスポンスの平時準備」や「サイバーセキュリティに関する法的責任と対応策」など、経営層・情報システム部門・CISO向けの内容が中心です。
実際の事例をもとに、被害を最小限に抑えるためのリスクマネジメントや、体制構築のポイントをわかりやすく解説いたします。 ×

情報漏えい・営業秘密・フォレンジック

企業情報の漏えい、営業秘密の持ち出し、内部不正など、実際に起こり得るリスクとその防止策をテーマとしています。
「営業秘密持ち出し事件への対応」「内部通報後のフォレンジック調査」など、現場での具体的対応やデジタル証拠の扱い方を実務レベルで学べます。
再発防止や従業員教育にも役立つ内容で、経営者・管理職・情報管理担当者の方々に特におすすめのセミナーです。 ×

個人情報保護・プライバシー・データ利活用

個人情報保護法や電気通信事業法、GDPR・CCPAなど、国内外の最新法規制に対応したデータ利活用の実務を解説します。
Cookie規制、グローバルデータ移転、CMP導入、AIやWebマーケティングにおける法的留意点など、時代に即したテーマを幅広く取り上げます。
企業のマーケティング担当者、法務・広報・システム部門の方に向け、法令順守とビジネス活用の両立を支援する実践的な内容です。 ×

コンプライアンス・内部統制・リスクマネジメント

経営におけるコンプライアンス体制の構築や、組織的リスク管理の考え方を中心に取り上げます。
「内部通報制度の運用実務」「サプライチェーンと独禁法の最新動向」など、組織全体でのリスク把握と対応のポイントを事例を交えて解説します。
特に管理職・経営層向けに、法的義務を踏まえた実効性のあるガバナンスづくりを学ぶことができます。 ×

一般向け・基礎セミナー

情報セキュリティやデジタルリスクに関する基礎的な知識を、初学者にもわかりやすくお伝えします。
「いまさら聞けない情報セキュリティの法的留意点」など、最新の動向を踏まえつつ、企業・個人が取るべき基本的な対応を解説します。
従業員教育や社内研修の導入講座としても最適です。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

クリックすると、詳細が表示されます。

暴力団排除条例ガイドブック
30分で理解!イラストでわかるマイナンバーQ&A30
個人情報管理ハンドブック〔第3版〕
企業のためのサイバーセキュリティの法律実務
現場のプロが教える 情報漏えい対応のリアル 漏えい事故 実態調査と最新事例
起業の法務 新規ビジネス設計のケースメソッド
ChatGPTの法律
データ利活用のビジネスと法務
× 暴力団排除条例ガイドブック

暴力団排除条例ガイドブック

本書では、具体的な反社チェックの方法から契約書の締結・解除の方法まで、弁護士、コンサルタント、警察の三者の立場から解説しています。

× 30分で理解!イラストでわかるマイナンバーQ&A30

30分で理解!イラストでわかるマイナンバーQ&A30

マイナンバーの配付が始まった一方で、忙しい企業の経営者にとっては、自分は何をすればよいのかわからないことも多くあります。経営者として知っておかなければならない最低限の内容を、30問の質問形式にまとめ、各項目に対してわかりやすく解説しています。

× 個人情報管理ハンドブック〔第3版〕

個人情報管理ハンドブック〔第3版〕

平成27年9月に公布された個人情報保護法およびマイナンバー法の改正、営業秘密等に関する不正競争防止法の改正、会社法の改正およびコーポレートガバナンス・コードの策定等により、企業は個人情報の管理体制の見直しが必要となっています。本書では、これらの改正法をフォローするとともに、最新の判例や実務に基づき解説しています。

× 企業のためのサイバーセキュリティの法律実務

企業のためのサイバーセキュリティの法律実務

現代社会において、サイバーセキュリティは企業にとって最重要課題となっています。リーガル面とテクノロジー面、その両者のノウハウを融合した一冊です。 

× 現場のプロが教える 情報漏えい対応のリアル 漏えい事故 実態調査と最新事例

現場のプロが教える 情報漏えい対応のリアル 漏えい事故 実態調査と最新事例

本書は、これまでに実際に発生した企業の情報漏えい事故の実態、事故対応実例をもとに、漏えい事故が発生・発覚した後の適切な対応方法が学べる一冊です。

× 起業の法務 新規ビジネス設計のケースメソッド

起業の法務 新規ビジネス設計のケースメソッド

起業・新規ビジネスの法令違反のリスクをいかに回避すべきか、実務の経験豊富な弁護士が18のメソッドで法的問題を抽出し、解決のための具体的な考え方を解説しています。

× ChatGPTの法律

ChatGPTの法律

本書では、ChatGPTの基本と技術から、法的枠組みの中での使用上のポイントを解説しています。AI倫理、個人情報保護法、著作権法などの論点も深掘りすることで、ChatGPTの利用の勘所がわかる一冊です。

× データ利活用のビジネスと法務

データ利活用のビジネスと法務

本書では、現代社会における、個人情報保護などの法規制からオンライン広告、コネクティッドカー、生成AI、医療等のビジネスの潮流までを解説しています。

講演実績

民間企業によるセミナー

  • SBクリエイティブ株式会社 主催「バックアップ・リカバリ対策 2025 秋 特別講演「サイバー攻撃に対するインシデント・レスポンス ~平時から準備するインシデント対応~」」
  • TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社 リーガルデータ株式会社 共催「営業秘密持ち出し事件への対応と早期検知のファスト・フォレンジック」
  • TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社、 SecureNavi株式会社 主催「情報セキュリティの法的責任とマネジメントシステム〜ランサムウェア攻撃に企業はどう備えるべきか」
  • TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社、株式会社DataSign 主催「<緊急開催>日系大手自動車メーカー米国子会社、CCPA違反で制裁金~最新事例から見るCCPA対応としてのCMP導入~」
  • 株式会社翔泳社 EnterpriseZine編集部 主催「Security Online Day 2025 春の陣 特別講演「CIO/CISO・IT部門長が押さえておくべきサイバー・セキュリティにかかる法的責任と対応策」」

この講師のおすすめポイント

大井哲也さんは、国内屈指のテクノロジー法務のスペシャリストとして、AI、クラウド、サイバーセキュリティ、個人情報保護など、時代の最先端を走る分野において圧倒的な実績と信頼を誇る弁護士です。TMI総合法律事務所のパートナー弁護士であり、同事務所の専門組織「TMIプライバシー&セキュリティ」を率いるリーダーとして、デジタル社会の安全と法的秩序を支え続けています。

大井さんの最大の魅力は、「技術」と「法律」の両面を深く理解したうえで、企業が直面する現場の課題に即した具体的な解決策を提示できることです。ソフトバンク・ファイナンス株式会社での勤務経験を経て法律家となった異色の経歴を持ち、法律理論だけでなく、ビジネスの実務感覚にも精通。クラウドサービスやAI開発、個人情報管理、データ利活用など、デジタルビジネスの最前線で、数多くの企業を法務面から支援してきました。そのため、経営層や情報システム部門、法務部門からの信頼は厚く、日本経済新聞・週刊東洋経済などの弁護士ランキングでも毎年上位にランクインしています。

講演においては、専門性の高いテーマを「誰でも理解できる言葉」で伝える明快な語り口に定評があります。AIや個人情報保護、サイバーリスクなど、一見難解に感じるテーマを、実際の企業事例や最新の法改正動向を交えながら説明し、受講者が“自社にどう生かせるか”を明確にイメージできる構成が特徴です。

また、大井さんは理論だけにとどまらず、実際に発生した情報漏えい事故やサイバー攻撃の対応にも数多く関わってきました。危機対応の現場で得た知見をもとに、事故発生時の初動、報告・再発防止までのプロセスを具体的に示し、「万一のときにどう動くべきか」を明確に教える講義スタイルは、多くの企業研修で支持されています。企業のリスクマネジメントを「難しい compliance(コンプライアンス)」ではなく「経営を守るための戦略」として捉える視点は、受講者の意識を大きく変えるきっかけになります。

さらに、著書の内容をベースにした講演も人気を集めています。『個人情報管理ハンドブック』『企業のためのサイバーセキュリティの法律実務』『ChatGPTの法律』『データ利活用のビジネスと法務』などの著書は、実務担当者にとっての“教科書”として広く読まれており、これらをもとにした講義は「最新トレンドと実務を一度に学べる」と定評があります。特に、生成AIやビッグデータなど新技術の進展に合わせて法務がどう変わるか、企業はどのようにリスクを回避しながら活用すべきかといったテーマは、経営者や管理職層にも大変好評です。

講演現場での大井さんは、難しい話題でも受講者の集中を途切れさせません。質疑応答にも丁寧に応じ、具体的な課題に即した助言をその場で返す対応力の高さも魅力です。法律というと堅苦しく感じがちですが、「自社の成長のために、どう法務を味方につけるか」という前向きなメッセージで締めくくられる講演は、聴く者に希望と行動の指針を与えます。

AI時代・デジタル時代における法務の役割を最前線で体現してきた実務家として、大井哲也さんの講演は「専門知識の習得」にとどまらず、「自社の未来を守るための思考法」を得られる場でもあります。技術革新とともに変化し続ける現代社会の中で、法的リスクをどうマネジメントし、信頼をどう築くか。その核心を、誰よりも実践的に伝えられる講師です。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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