奥山睦 おくやまむつみ
株式会社ウイル 代表取締役/静岡大学大学院総合科学技術研究科 客員教授/情報経営イノベーション専門職大学 客員教授/日本女子大学家政経済学科 非常勤講師/昭和女子大学 キャリアコンサルタント
プロフィール
地域活性化・ものづくり支援・キャリア開発を専門とする実務家であり、全国で講演・コンサルティングを行っている。中小製造業との協働経験が豊富で、商品開発やブランド構築、官民連携型プロジェクトなど、現場に根ざした支援が強み。国家資格キャリアコンサルタントとして、働き方・ダイバーシティ推進・人材育成にも取り組むほか、大学での教育・研究にも携わる。地域ブランド開発やDX推進、自治体支援など、多様なテーマで企業・行政から高い評価を得ている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
武蔵野美術大学実技専修科油絵専攻卒業(卒業制作優秀賞)。その後、法政大学大学院政策創造研究科修士課程修了(優秀論文賞)、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程修了。博士(システムデザイン・マネジメント)。
地域活性化、商品開発、ブランド戦略、ダイバーシティ推進、キャリア開発支援などの領域で多数のプロジェクトに参画。福島モノづくりブランド構築研究会委員長、経済産業省「素形材産業における女性活躍推進検討委員会」委員等を歴任。山形県長井市の首都圏ネットワーク組織「ふるさと長井会」産業部会理事として地域支援にも取り組む。
中小製造業支援にも強く、約600社の工場とのネットワークを活かし、企画開発・プロデュース・販路開拓支援を行う。株式会社大鵬との共同開発で「大森貝塚ビール(現:大森貝塚エール)」をリリース。コンセプト設計とデザインを担当。
また、DX推進や自治体プロジェクトにも関わり、2023年「長井DXコンテスト」審査員に就任。2023年より(一社)大田観光協会より委託を受け、「大田区学検定」プロジェクトリーダーを務め、2026年リリース予定。
国家資格キャリアコンサルタント、(公財)日本生産性本部認定メンタルサポーター。
主な講演テーマ
「アートと地域活性化」
「ものづくりと地域活性化」
「地域イノベーションの成功事例」
「シビックプライドをどう作るか」
「ウェルビーイングと地方創生」
「SDGsと地方創生」
全国の自治体・企業・団体と連携しながら、地域ブランディングや産業振興、観光戦略、住民参加型まちづくりなど、多様な角度から地方創生に取り組んできました。行政・民間・教育・クリエイティブの視点を横断し、「地域に眠る価値を見える化する方法」「関係人口の育て方」「持続可能な地域経済の構築」などを、事例とロジックの両面でお伝えします。
地域の未来づくりに関わる自治体職員・観光事業者・商工関係者・地域プレイヤーに高く評価されているテーマです。 ×
「ダイバーシティマネジメントの世界的潮流」
「ワークライフバランスの課題と将来像」
女性活躍推進政策委員経験や企業・行政での育成支援をもとに、多様な価値観を活かす組織づくりについて講演します。単なる理念ではなく、「制度・文化・評価の設計」「心理的安全性のつくり方」「世代・性別・職種の違いを強みに変えるプロセス」など、現場で実行可能なマネジメント視点が特長です。またワークライフバランスを福利厚生ではなく企業戦略として位置づける視点も含まれています。 ×
「地域おこし協力隊任期後のキャリアデザイン」
「リスキリングのキャリア戦略」
国家資格キャリアコンサルタントとして、若手からミドル層、経営者・専門職まで幅広い層に向けて「自分の強みを見つけ、社会と結びつけるキャリアデザイン」をテーマに講演しています。人生100年時代・地方移住・副業解禁・生成AI時代など、変化が激しい時代に求められる学び直しやキャリア戦略を、理論と実務経験の両方から体系的に解説します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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35歳からの女性のハッピーキャリア
35歳。それは多くの女性にとって、人生の節目が重なり始めるタイミングです。結婚・非婚、出産、転職、起業、貯蓄、そして健康。これまで何気なく選択してきた「生き方」が、意識せずとも問い直される時期でもあります。
本書は、それらの課題を整理し、キャリアコンサルタントとして数多くの女性を支援してきた著者が、未来の選択肢を広げるための視点と実践的方法をまとめた一冊です。タレント・菊池桃子さんによる推薦文付き。
下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む
「下町ボブスレー」プロジェクトは、大田区の町工場に投げかけられた一言から始まった。誰も触れたことのない競技用ボブスレーづくりに挑むべく、町工場の技術者、大学研究者、行政が連携し、産官学のプロジェクトが動き出す。試作と改良を繰り返しながら、世界基準に挑んでいく過程で生まれたのは、技術力だけではなく、信頼、情熱、そして挑戦し続ける覚悟。本書は、五輪を目指し奮闘した町工場のリアルな挑戦と、開発成功の裏側にある学びを描くノンフィクションです。
「折れない」中小企業の作り方
中小企業が自ら変革し、未来を切り拓くためには何が必要なのか。本書はその鍵となる「現状分析」「課題対応」「価値創造」という3つの視点を軸に、再生や成長に向けた実践的アプローチを提示します。活力ある組織づくりから新しい需要の開拓までを、具体的なプロセスとともに体系化。長年続いた受け身型経営から脱却し、自律的に動き出すための20カ条を指南する、中小企業経営者・後継者・リーダー必読の一冊です。
メイド・イン・大田区 ものづくり、ITに出会う
世界に誇る製造業の街・大田区。しかし、バブル崩壊後、中小製造業の数はピーク時の約9,000社から約4,700社へと半減した。それでもなお、生き残り、進化し続ける企業が存在する。その強さの源泉は、熟練した職人技という「ローテク」と、NC工作機械・CAD/CAMといった「ハイテク」の共存、そして小規模でありながら高付加価値を生む独自の製造スタイルにある。本書では、挑戦を続ける工場、連携によって新たな価値を生む企業、そしてものづくりの未来を拓く現場を丹念に紹介。小さな町工場の奮闘と誇りを通して、日本の製造業の本質に迫る一冊。
書籍
- 『35歳からの女性のハッピーキャリア』(同友館)
- 『下町ボブスレー 僕らのソリが五輪に挑む』(日刊工業新聞社)
- 『「折れない」中小企業の作り方』(日刊工業新聞社)
- 『改訂版 メイド・イン・大田区』(静岡学術出版)
- 『職人の作り方』(毎日コミュニケーションズ)
- 『大田区スタイル』(アスキー)
- 『メイド・イン・大田区』(サイビズ)
- 『働き方の問題地図』(技術評論社・共著)
- 『キャリア・チェンジ!』(生産性出版・共著)
- 『SDGsを活かす地域づくり ―あるべき姿とコーディネイターの役割―』(晃洋書房・編著)
- 『大田区の法則』(泰文堂・編著)
新聞
- 日経新聞
- 朝日新聞(日英版)
- 読売新聞
- 毎日新聞
- 日刊工業新聞
- 静岡新聞連載
雑誌
- 『マリークレール』ドイツ版
- 『日経ウーマン』
- 『人事マネジメント』
- 『エルダー』
- 『企業実務』
- 『調査月報』
- 『労働基準広報』
ラジオ
- TBSラジオ「嶌 信彦のエネルギッシュ・トーク」
- 山形放送
- やまがたおらんだラジオ
ウェブ
- JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)「客観日本」連載
- アスキービジネス「SEのためのキャリアデザイン」連載
講演実績
- 厚生労働省
- 東京商工会議所 大田支部
- 大田区産業経済部
- 日刊工業新聞社
- 地域活性学会
- あわら市観光協会
- 芝信用金庫大森駅前支店
- 大田区中小企業診断士会
- 日本工学院専門学校
- 静岡技術移転合同会社(静岡TTO)
- 東海イノベーションネットワーク(東海iNET)
- 静岡県
- 福島県鉄工機械工業協同組合研究会
- 群馬県生活文化スポーツ部人権男女共同参画課
- 全国生命保険労働組合連合会
- 栃木県総合教育センター生涯学習部
- 長井市
- 金沢工業大学
- ITマネジメント・サポート協同組合
- 大田ブランド推進協議会
- ヤマト運輸本社
- 専修大学
- 科学技術館
- 大田区立男女平等推進センター「エセナおおた」
- 経営情報学会
- 事業構想大学院大学東京リーガルマインド
- 品川区ものづくり・経営支援課
- 大田区異業種交流グループ連絡会
- 慶應義塾大学大学院
- 上智大学
- 公益財団法人日本生産性本部
- 他多数
この講師のおすすめポイント
奥山睦さんは、地域活性化・商品開発・ブランド構築・ダイバーシティ推進・キャリア開発など、幅広い領域で実践と研究の両面から活動する専門家です。中小製造業支援の経験は全国規模に及び、600社超の工場ネットワークを活かしたプロデュースや官民連携プロジェクトなど、実証性の高い成果を多数生み出しています。
また、複数大学で教鞭を執るほか、自治体・企業・団体と連携した地域プロジェクトやDX推進にも取り組み、行政・産業界・教育界の三つの視点を横断した知見が評価されています。国家資格キャリアコンサルタントとして、働き方改革・多様性推進・イノベーション人材育成にも精通し、「現場につながる提案」「すぐ実践できるヒント」が得られる講演として人気を集めています。
◆ 現場と理論をつなぐ実務型アプローチ
奥山さんの講演は、研究者としての理論だけでなく、実際に企業・行政・地域と歩んできた現場の事例が豊富。「言われて終わり」ではなく、「明日から何を変えるべきか」が明確になる構成が特徴です。
◆ 地方創生・地域活性化の成功事例が豊富
地域ブランド開発や自治体プロジェクトなど、実際に成果を残した取り組みを多数紹介。SDGs、ウェルビーイング、地域資源活用、ものづくり連携など、地域課題に寄り添ったテーマに強みがあります。
◆ 製造業・ものづくり企業に強い「伴走型視点」
製造業600社以上との関わりから見えてきた課題・改善策・未来像を共有。商品開発・販路開拓・ブランド戦略など“現場に響く内容”で、安全大会・技術研修・若手育成にも適応可能です。
◆ ダイバーシティ・キャリア開発・働き方改革の専門性
国家資格キャリアコンサルタントとして、人材育成・採用・研修・キャリア形成・女性活躍推進などのテーマにも対応。組織の課題に合わせた柔軟な講演提案が可能です。
◆ 自治体・企業・大学すべての視点を持つ稀有な講師
行政・教育・企業の3領域で活動する奥山さんだからこそ、立場の違いを理解した「合意形成」「共創のデザイン」「対話型プロジェクト推進」のノウハウが伝わります。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。