鈴木勝成 すずきかつなり

留置場の専門家(元千葉県警 警部)/行政書士 鈴木行政書士事務所/特定技能外国人登録支援機関 代表
プロフィール
警察官として約40年間勤務し、そのうち9年間は留置管理業務に従事。看守係、係長、課長代理、留置管理課長など各階級で勤務し、約1,500名の留置管理対応や各種対策の指揮を担当した。警察署地域課長時代には事件・事故の初動対応や苦情処理を指揮し、本部警備部警備課では係長として大規模警備対策にも携わった。これらの経験を活かし、現在は行政書士として特定技能登録支援機関事業を運営し、外国人雇用企業や就労外国人の支援、さらには防犯指導も行っている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
警察官として約40年間勤務し、そのうち9年間は留置管理業務に従事。
看守係、係長、課長代理、留置管理課長など各階級で勤務し、約1,500名の留置管理対応や各種対策を指揮。
警察署の地域課長として事件・事故の初動対応や苦情処理を担当し、本部警備部警備課では係長として大規模警備の運営にも関わった。
現在は行政書士として、特定技能登録支援機関事業を通じて外国人雇用企業や就労外国人の支援、さらに防犯指導など幅広く活動している。
主な講演テーマ
元留置場責任者が教える!安全管理術
~各種事例から紐解く~
元留置場責任者が、自身の約40年にわたる警察経験をもとに「安全管理術」を解説する講演です。留置場業務の基礎から、過去に発生した自殺や逃走などの事故事例まで幅広く取り上げ、事故防止のための実務的な対策や警察官教育の重要性について学ぶことができます。留置場内だけでなく、護送中の安全管理のポイントも紹介し、現場経験に裏打ちされた具体的な手法を理解できる内容です。
1.留置場(留置業務)とは
収容者数・部屋割り・食事・日課時限など
全国の留置場数・主な留置事故件数など
2.留置場内で発生する事故の概要
自殺
逃走
その他の事故
3.護送中に発生する事故の概要
逃走事故
4.留置事故防止の手段・方法
気概のある警察官を登用し、教養・訓練を徹底する
5.留置事故事例から学ぶ安全管理術
留置場内での自殺事故事例
留置場内および護送中の逃走事故事例
6.まとめ
安全管理術とは何か ×
留置場で学んだ真のコミュニケーション術
~部下の表情に注意、声かけでフォロー~
元留置場責任者としての豊富な経験をもとに、閉鎖的な環境で培った「真のコミュニケーション術」を学べる講演です。部下の表情や声かけを意識した指導方法や、チームの絆を強めるリーダーシップ、日常の小さな配慮で心の平穏を生む方法など、現場で実践できる具体的なノウハウを解説します。組織運営やチームマネジメントに直結する実践的な内容で、警察や防災、医療、企業など幅広い業界に応用可能です。
1.留置場は閉鎖的で異質な空間
留置場とはどのような場所か
看守勤務員は選ばれし気概を持つ警察官である
2.看守勤務員は警察署内でも孤立している
刑事が取調べ中であっても日課時限は厳守
逮捕被疑者の収容時間は看守勤務員の都合に合わせられる。刑事の都合ではない
3.閉鎖的な空間では絆が強くなる
小人数のチームで24時間を乗り切る必要がある
連携して庇い合うことでチームの絆が強化される
4.指揮官(リーダー)は部下からの支援を過信しない
限界の状況でも現場から逃げないことが重要。自然と部下の援護が生まれる
部下に信頼されれば、チームはさらに強くなる
5.閉鎖的な空間でも部下に小さな喜びを提供
食事の手配、休憩室の修繕、休憩時間の調整など
血の通った配慮で、一時的な心の平穏を与える
6.まとめ
真のコミュニケーション術とは何か ×
元留置場責任者が教える!
閉鎖空間から学んだメンタル強化術
~リーダーは、決して逃げるな!~
元留置場責任者としての経験をもとに、閉鎖的で過酷な環境下でも心を折らず、チームをまとめるためのメンタル強化術を学ぶ内容です。リーダーが直面する孤独やプレッシャーへの向き合い方、部下との信頼関係の築き方、困難な状況を成長のチャンスに変える方法など、現場で培った具体的なノウハウを事例とともに紹介します。参加者は、リーダーシップやチームマネジメント、自己管理のスキルを実務に活かせる形で学べる講演です。
1.留置場とは閉鎖的な異空間
留置場の特徴と業務の概要
2.閉ざされた環境でも折れない心を持つために
自己価値を再認識し、意欲を高める
部下からの意見・要望はSOSと捉える
3.ピンチは最大の成長チャンス
困難な状況下だからこそやる気を引き出せる
指揮官(上司)は決して逃げてはならない
4.困難な環境で心を保つために
やるべきことはやらせ、手を抜かせず確認する
小さなことでも労いの言葉を掛ける
5.メンタル強化術とは
互いに切磋琢磨し成長を促すこと
リーダーは孤独でも頼られる存在であること
6.まとめ
メンタル強化術で得られるものとは ×
講演実績
- 技能実習生集合教養会場において「防犯・交通安全講和」を多数実施
この講師のおすすめポイント
鈴木勝成さんは、約40年間にわたり警察官として勤務し、そのうち9年間を留置場の管理業務に従事した「留置場の専門家」です。看守係から留置管理課長まで幅広い役職を経験し、約1,500名の留置者対応や安全対策を指揮してきました。さらに地域課長としての事件・事故の初動対応や、本部警備部での大規模警備の運営にも携わるなど、多彩な現場経験を積んできました。現在は行政書士として特定技能外国人登録支援機関を運営し、外国人労働者のサポートや企業への防犯指導も行っています。安全管理・コミュニケーション・メンタル強化といったテーマでの講演は、現場経験に基づく説得力と実践的な学びが得られると高い評価を受けています。
◆豊富な警察実務に基づいた「安全管理術」
40年にわたる警察官生活で培った知識と経験をもとに、留置場や護送での事故防止事例を交えながら、安全管理の本質をわかりやすく解説。現場ですぐに役立つ具体策を学べます。
◆閉鎖空間で磨かれた「真のコミュニケーション術」
表情の変化に気づく観察力や、適切な声かけによるフォローなど、厳しい環境下でこそ必要となるコミュニケーション方法を伝授。職場のチームワーク強化や人材育成に直結します。
◆リーダーに求められる「折れない心の持ち方」
孤独や重圧に直面するリーダーが、どう部下と信頼関係を築き、困難を成長のチャンスに変えるか。メンタル強化の具体的な方法を、実体験に基づいて語ります。
◆企業や地域で活かせる「防犯・危機管理の知見」
警察官としての豊富なキャリアを活かし、防犯対策やリスク回避の視点を提供。企業研修や地域の防災・安全講座にも応用可能な内容です。
◆外国人支援にもつながる「多角的な活動」
行政書士として外国人労働者の支援にも携わる鈴木さんは、法律・安全管理・組織運営を横断的に結びつけた講演が可能。グローバル人材を抱える企業にとっても有益です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。