笑福亭鉄瓶 しょうふくていてっぺい

落語家
プロフィール
笑福亭鶴瓶の12番目の弟子として落語界に入門。東京や大阪を中心に独演会を開くほか、師匠・鶴瓶との共演による親子会や、地域寄席、学校での公演など、全国各地で精力的に高座を務めている。演目のテーマも多彩で、コミュニケーション力の向上、交通安全、防犯意識の啓発など、社会性のある内容にも力を入れている。また、実在の人物の人生を題材にした「ノンフィクション落語」が注目を集め、新聞などのメディアでも取り上げられている。テレビ・ラジオ番組への出演も多数あり、多方面で活躍を続けている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
平成13年、笑福亭鶴瓶の12番弟子として入門。
以来、大阪・東京・名古屋で毎年独演会を開催している。
天満天神繁昌亭での定期公演をはじめ、地域寄席や学校公演など、さまざまな場所で落語を披露している。
2021年には、一人の人生を題材にした「ノンフィクション落語」という新たなジャンルを確立し、各地の会場や人権講演会で上演している。
第1作『生きた先に』は、映画『35年目のラブレター』の題材となった人物の人生を落語化したもので、自身も同映画に出演している。
令和元年には、2020年東京五輪において奈良県の聖火ランナーの一人に内定し、地元・香芝市を走った。
新型ウイルスの影響による自宅待機期間中には学びを深め、「レクリエーション介護士2級」の資格を取得。
現在は関西を拠点に、テレビやラジオ番組でも多数のレギュラーを持ち、落語のみならずメディアでも幅広く活躍している。鶴瓶イズムを受け継ぐ継承者としても注目されている。
【受賞歴】
平成25年度 第50回なにわ芸術祭新人賞受賞
平成28年度 第71回文化庁芸術祭新人賞受賞
令和4年度 第17回繁昌亭大賞奨励賞受賞
主な講演テーマ
コミュニケーションの大切さ
メールやLINEの普及により、人と直接目を合わせて話す機会が少なくなってきました。
落語界の師弟制度の中で学んだ、先輩・後輩の関係性や礼儀作法の大切さ、努力のあり方。
そして、“コミュニケーションの達人”である師匠・鶴瓶から受け取った数々の言葉をお伝えします。 ×
ノンフィクション落語から学んだ人と人
映画『35年目のラブレター』の題材となった方のお話です。
貧しい家庭で育ち、いじめを受け、読み書きができないまま成長された方が、63歳から20年間、夜間学校に通い、読み書きを習得。奥様へラブレターを書かれたという実話です。
そのほかにも、シングルファザーが娘の高校3年間、毎日お弁当を作り続けた話や、保護司の方の実体験など、心を打つエピソードを題材にしています。
ノンフィクション落語を創作するにあたって実際にインタビューを行い、その中で感じたことや心に残ったエピソードを講演でお話しします。
ご希望に応じて、講演とあわせて対象となるノンフィクション落語の上演も可能です。 ×
書籍・メディア出演
ラジオ
- MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」月イチ木曜出演(FM90.6 AM1179 12:30〜)
- ABCラジオ「鉄瓶・佐ん吉のコロコロラジオ」(FM93.3 AM1008 毎週水曜日深夜0時〜)
- CBCラジオ「北野誠のズバリ」 毎週木曜日コーナー出演
講演実績
- 奈良県中学校生徒指導研究会
- 奈良教職員組合
- 奈良大学附属高校
- 和歌山海南市からの人権講演
- 神戸市からの人権講演(申し込み翌日にはキャンセル待ちになりました)
- その他、各自治体より多数いただいております
この講師のおすすめポイント
落語家・笑福亭鉄瓶さんは、人気落語家・笑福亭鶴瓶さんの12番目の弟子として入門。以来、東京・大阪・名古屋で定期的に独演会を開催し、地域寄席や学校公演、メディア出演など幅広く活躍しています。伝統的な落語にとどまらず、実在の人物の人生を題材にした「ノンフィクション落語」という新たなジャンルを確立。心を打つ実話を落語の形で伝えることで、多くの共感と感動を呼んでいます。
また、コミュニケーション力や礼儀作法といった人間力の向上につながるテーマを盛り込んだ講演活動も精力的に行っており、企業研修・学校行事・人権講演会など、さまざまな現場で高い評価を得ています。
◆ 心に響く“実話”の語り手としての圧倒的な説得力
鉄瓶さんの代名詞ともいえる「ノンフィクション落語」は、実在の人物に取材し、その人生を題材に落語として再構成したもの。人の苦悩や努力、愛情を笑いと涙で包みながら伝えるスタイルは、単なるエンタメにとどまらず、人権や多様性の理解を深めるきっかけとして、多くの場で活用されています。
◆ コミュニケーション力を育てる“笑い”と“礼儀”の力
師匠・鶴瓶さんから受け継いだ「人とのつながりの大切さ」や、落語界ならではの師弟関係の中で育まれた礼儀作法。鉄瓶さんの講演では、メールやSNSでは得られない「人と人が直接向き合うコミュニケーションの価値」が、実体験を通じてリアルに語られます。
◆ 講演と落語の“ハイブリッド形式”で飽きさせない
ただ話すだけでなく、講演にあわせてノンフィクション落語の上演も可能。笑いを交えながら、心に残る内容を届けられるスタイルは、幅広い世代に響きやすく、参加者満足度も非常に高いと好評です。
◆ 多彩なテーマで企業から教育現場まで対応可能
「人間関係」「スキルアップ」「防犯・交通安全」「人権教育」など、テーマは多岐にわたり、対象に応じた柔軟な内容調整も可能。企業の研修から教育機関の道徳授業、市民講座まで、あらゆるシーンにマッチします。
◆ 確かな実績とメディア露出による信頼性
複数の芸術祭で新人賞を受賞し、テレビ・ラジオにも多数出演。2020年東京五輪では聖火ランナーにも選出されるなど、公的にも高い信頼と評価を得ている人物です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。