青山英明 あおやまひであき

経営者/大学教員/古武道師範
プロフィール
早稲田大学大学院経営管理研究科(MBA)修了後、北京大学経済学院EMBAを取得。現在、南京大学歴史学院博士課程に在学中。
中国語においては中国語検定1級、旧HSK高等11級、HSK6級、翻訳中級認定など複数の資格を有する。
日系証券、日系メガバンク、英国系コンサルティング、中国系PEファンドなどを経て、現在は中国の大手リゾート開発・運営グループ「祥源控股集団有限責任公司」の日本代表パートナーを務める。
2007年から2019年まで香港、蘇州、上海、北京に拠点を置き、アジアの金融実務を経験。富裕層営業やアナリスト業務、投資アドバイザリー、企業買収、ハンズオン支援など幅広い業務に従事してきた。
近年は、中国とのネットワークを活かし、日中間の製品テストマーケティングや販路開拓にも協力している。企業支援やスタートアップ出資、大学講師など個人としての活動も展開している。
また、武道家としても松道流の印可相伝を受けており、「謙久」の武道名を持つ。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
2007年、東洋証券株式会社に入社し、富裕層向け営業や調査業務に従事。2010年よりみずほコーポレート銀行にて法人営業・分析業務を担当。
2013年からはウイリス・タワーズ・ワトソン上海法人ジャパンデスクのアソシエイトディレクターとして勤務。2016年には北京TWCキャピタルにて総裁助理および日本法人ディレクターを兼任し、クロスボーダー投資案件などに関与した。
2021年4月まで、東証スタンダード上場企業である株式会社倉元製作所の社外取締役を務めた。
2019年12月より、祥源控股集団有限責任公司の日本区域代表として、日本と中国を行き来しながら、観光・不動産・文化事業における連携や販路構築に携わっている。
また、北京語言大学東京校では非常勤講師として「最新の日中ビジネス事情」に関する講義を担当した実績を持つ。
個人としては、スタートアップ企業への投資や企業のハンズオン支援なども継続的に行っている。
主な講演テーマ
最新中国ビジネス事情
中国と日本の間では、報道されていないだけで、実は数多くの産学連携プロジェクトやスタートアップ支援が進行しています。
今回の特別講演では、日中間で進む産学協働の実態や、急成長するスタートアップエコシステムの現状について、専門家がわかりやすく解説します。
中国ビジネスに興味がある方、日中交流に関心のある方、将来のキャリアに活かしたい方におすすめの内容です。 ×
中国経済の行く末を予想する!?
経済的発展により、米国との摩擦が高まっている中国。その動向は、世界の政治経済に大きな影響を及ぼしています。
19年にわたる社会人生活のうち13年間を中国での在住や長期出張で過ごされた青山氏に、現状分析を踏まえつつ、今後中国がどこへ向かうのかを展望していただきます。
同氏は現在、中国企業の日本地域代表を務める一方で、南京大学の博士課程に在籍し、研究活動にも従事している異色の中国ウォッチャーです。
中国情勢は非常に理解が難しい分野であるからこそ、皆様にぜひご参加いただき、共にディスカッションを深められればと思います。 ×
各藩で伝承する武道の史料的発見
直近では、新たに発見した文政期の水戸藩に伝わる古武道流派である為我流と浅山一伝流の代表的な継承者、藤咲冨之丞可道の家伝古文書と、昭和18年に旧水戸藩士の武石兼相が弟子の松本貢に宛てた無比流・浅山一伝流・兼相流の伝書を、形式と内容の比較を中心に検証した。
また、武道の伝承の特質から、ご親族や弟子筋の口伝(オーラルヒストリー)などの補足情報を交えつつ、江戸後期から昭和初期にかけて武士階級に伝わる武道の変遷と武道家たちの精神性の考証を試みた。 ×
ビジネスインテリジェンスとグローバルマーケティング
民間の中立的立場から中国各地を訪問し、現地企業・機関との交流を通じて得たリアルなビジネス知見をもとに、「一帯一路」構想が果たす役割と、日中間の協働の可能性を実務的に検証します。
講師は、政府や関連団体からの補助を一切受けず、独自に北京、常州、上海などの主要地域を定点観測。アジアインフラ投資銀行(AIIB)や中国の政府機関、地方企業などとの直接的な対話や現地調査を通じて、実際にビジネスが動く現場の「インテリジェンス」を収集してきました。
グローバルマーケティングや海外展開を検討する企業にとって、国際情勢や政策に依存しすぎない視点から、どのように民間同士の実務的連携が可能かを学ぶ貴重な機会となります。国際ビジネスを進めるうえで、現地情報をどう読み解き、どのように戦略へと転換すべきか──そのヒントが詰まった講演です。 ×
アジア共同体の歴史的考察
私たちが当たり前のように受け入れている「日本の伝統」や「通念」は、果たしてどの時代から、どのような経緯で形成されてきたのでしょうか。この講演では、「日本の伝統とは何か」という根本的な問いに立ち返り、その起源と形成プロセスを、日本史の検証可能な事実に基づいてひも解きます。
上代から現代に至るまでの日本の政治体制の変遷を通覧しながら、同時に、歴史を俯瞰した視点から東アジア諸国との関係性にも光を当て、「アジア共同体」という視座の可能性を探ります。
現代日本におけるナショナル・アイデンティティの再考や、グローバルな歴史観の確立に貢献する内容として、教育関係者、政策立案者、企業の国際部門担当者など、幅広い層におすすめの講演です。 ×
この講師のおすすめポイント
中国ビジネスの最前線に立つ実務家であり、同時に歴史研究と伝統武道の探究者という異色の経歴を持つ青山英明さん。
MBA(早稲田大学)、EMBA(北京大学)に加え、現在は南京大学歴史学院の博士課程に在籍。日本と中国を舞台に、金融・コンサル・スタートアップ支援・文化研究など多領域で活動を続けています。
19年におよぶビジネス経験のうち13年間を中国本土・香港などで過ごし、現地企業や政府機関と連携した数々のプロジェクトに関わってきた青山さんは、単なる知識ではなく「現場に立脚した実践的視点」を提供できる希少な講師です。
また、古武道家としても印可相伝を受けており、歴史と身体文化に根ざした深い視座もあわせ持つことが大きな特長です。
◆ 圧倒的な「現場力」──日中ビジネスの第一線に立つ実務家
中国リゾート開発大手の日本代表を務める現役ビジネスパーソンとして、単なる理論や解説ではなく、実際に動いている事業やプロジェクトを題材に講演を展開。政府に頼らず独自ルートで現地企業と築いたネットワークを活かした、リアルで説得力のある内容が魅力です。
◆ 中国市場・異文化理解の「翻訳者」的存在
中国語検定1級、HSK最高級などを持ち、中国の政治経済・文化に深く精通。中国に対する先入観や誤解を解きほぐし、ビジネスや教育の現場で活かせる形に翻訳・構造化して伝えてくれる点が高く評価されています。
◆ スタートアップ支援とアジア連携に詳しい実務型講師
自身も投資家・アドバイザーとしてスタートアップに関わる一方で、日中間のテストマーケティングや販路開拓を多数支援。産学連携やクロスボーダー事業の具体的事例を交えた講演は、企業経営者や行政関係者にも好評です。
◆ 伝統と革新の融合──武道家としての歴史的考察力
単なる現代ビジネスの話にとどまらず、講演テーマ「アジア共同体の歴史的考察」では、日本の伝統の成り立ちと東アジアとの歴史的つながりを、古文書や武道史料に基づいて解説。文化・教育関係者からも高い支持を受けています。
◆ 教育現場・企業研修でも活躍できる柔軟な語り口
大学講師の経験も豊富で、学生・若手社員から中堅幹部層まで、幅広い受講者層に合わせた語り口が持ち味。複雑な国際情勢や経済の話題も、わかりやすく丁寧に解説します。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。