勝田吉彰 かつだよしあき

経歴

1961年京都府生まれ。関西福祉大学教授。
医局人事にしたがい大学病院・一般病院で臨床医として勤務後、オックスフォード大学(Littlemore病院)留学を経て1994年外務省入省。
在スーダン日本国大使館勤務を振り出しに、在フランス・セネガル・中華人民共和国の各日本国大使館で計12年間の海外勤務。2006年3月、在中華人民共和国日本国大使館参事官兼医務官を最後に退官し、近畿福祉大学(現神戸医療未来大学)社会福祉学部教授を経て2012年4月より現職。
アフリカではマラリアなど熱帯性疾患を、北京ではSARS流行渦中で現地日本人社会対象のリスクコミュニケーションを経験。
主な著書は、ドクトル外交官のスーダン見聞録(世界の動き社)、こころに傷を受けた人のこころのケア(保健同人社)、パンデミック症候群~国境を越える処方箋〜(エネルギーフォーラム新書)、「途上国」進出の処方箋(経団連出版)など。専門は渡航医学とメンタルヘルス。日本渡航医学会評議員。労働衛生コンサルタント。

経歴
昭和61年5月~ 医師免許取得後、医局人事にしたがい倉敷・大分・福山等で勤務
平成6年1月 外務省入省、在スーダン日本国大使館 二等書記官兼医務官
平成7年11月 在フランス日本国大使館 二等書記官兼医務官
平成8年4月 在フランス日本国大使館 一等書記官兼医務官
平成12年6月 在セネガル日本国大使館 一等書記官兼医務官
平成15年3月 在中華人民共和国日本国大使館 一等書記官兼医務官
平成16年4月 在中華人民共和国日本国大使館 参事官兼医務官
平成18年3月 外務省退官
平成18年4月 近畿医療福祉大学(現 神戸医療福祉大学)社会福祉学部臨床福祉心理学科 教授
平成24年4月 関西福祉大学 社会福祉学部社会福祉学科・大学院社会福祉学研究科 教授

アフリカ・欧州・アジアと永年の海外医療現場を経て大学教官として第三の人生を歩んでいます。SARSが猛威をふるう北京で様々な対応経験から、エボラ・MERS・ジカ・デング・インフル・新型コロナCOVID-19等新興感染症の及ぼす心理社会的影響やリスクコミュニケーションに強い関心をもっています。

主な講演テーマ

国境を越える処方箋
~海外赴任者・出張者に伝えるポイント~

<提供する価値・伝えたい事>
海外に送り出す人材は、いまや会社の主たる収益を支える屋台骨です。メンタルにも身体的にも健全な状態でパフォーマンスを発揮できるか否かに会社の業績がかかっています。そのために、海外生活における家族を含めたヘルスマネジメントが極めて重要となります。

・現地に聞いたこともない感染症があったらどうするの?
・途上国の医療レベル・衛生環境はどうなっているの?
・事前にどうやって情報を集めればよいの?
・出国前に打つべき予防接種は?
・万一のとき、どう動けばよいの?
など

<内容>
外務省医務官として世界24か国でヘルスマネジメント業務を重ねてきた経験をもとに「送り出す側」「送り出される側」双方にお役に立てるようノウハウを伝えさせていただきます。

1.国境を越えた健康危機介入の実例
・メンタル疾患のケース
・感染症で緊急治療を要したケース
・吐血で緊急移送をおこなったケース

2.国境を越えたあなたは狙われている ~国境を越えるリスクと対処法~
・旅行者下痢症・消化器感染症
・新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ・MERS・SARS
・破傷風・狂犬病
・昆虫媒介感染症(マラリア・デング熱・チクングニヤ熱・黄熱病・ダニ脳炎など)
・出発前に接種すべき予防注射(トラベルワクチン)
・メンタルヘルスーうつ・アルコール依存症
・事件・事故・交通事故

3.会社としてすべきこと
・送り出す社員に伝えること
・会社としてすべき施策
・送り出してからすること

4.万一のときの動きかた
・途上国の医療機関利用
・緊急移送のシステム

5.国境の向こうの情報収集のしかた
・外務省HP (医務官情報)
・検疫HP (Forth)
・米国CDC HP
・WHO HP
・Fit for Travel
その他、使い方のコツをお伝えします
(各自のパソコン環境の準備ができれば研修形式も可能です)

<根拠・関連する活動歴>
1.外務省医務官として豊富な海外医療体験。スーダン・フランス・セネガル・中国に計12年間在勤し、赴任と出張で24か国での業務を経験しました。
この中で、重症マラリアで生命の危機に陥った人・アフリカで交通事故に遭った人・アジアで大量吐血した人の緊急移送症例や、サルモネラや赤痢など消化器感染症に罹った人など、現地でさまざまな日本人の支援経験を重ねました。

2.退官後は大学教授職として研究を続け、日本渡航医学会評議員を務めています。
最新情報をブログ(新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~)で発信、また、最新刊「パンデミック症候群~国境を越える処方箋~」は数々のメディアに取り上げられ好評を博しています。

3.教授職のかたわら、非常勤で産業医を東証一部上場企業と独立行政法人でつとめており、会社の健康管理について豊富な経験をもっています。 ×

コロナの「次」の話題
~あなたの職場を守るスキル~

<提供する価値・伝えたい事>
コロナ禍のなかで感染症が企業運営に与えるリスクの大きさが可視化され、それに対処するスキルの重要性が認識されてきました。いま、コロナ禍がひと段落し、世界的にコロナ対策が緩和され、人の往来が復活する中で、「ウイルスの立場から見て心地よい環境」が戻ってきました。すなわち人と人との接触機会がコンスタントに増加し、国境を越える往来が回復し、同時にコロナ対策にマンパワーをとられた途上国において他の疾患が激増する現実もあります。
具体的にはデング熱やジカ熱など蚊によって媒介される感染症、麻疹、インフルエンザ、M痘(旧サル痘)などが国際往来とともに国内で問題化し、企業運営のリスクとなる出来事が頻発しています。
そんな中、不意に現れ報道される感染症に対して、会社をどう守るかを伝えます。

<内容>
講演時点で話題・リスクとなる感染症を重点的に採りあげますが、概略は、

1.コロナの現状と今後の動き

2.蚊が媒介する感染症(デング・チクングニヤ・ジカ)
2014年の代々木公園、2018年の京都奈良修学旅行生案件と報じられてきましたが、インバウンドの流れが復活すると共に発生リスクが上がります。火元となるアジア諸国においてコロナ対策に資源がとられて増加しているのも気がかりです。企業の現場では、幼生(ボウフラ)対策として水たまりを除去するなどの対策も求められます。

3. M痘(サル痘)
欧米から遅れてきた感染者数増のM痘。海外渡航者数増とともに日本においても、執筆時点で3桁の大台に乗るところとなりました。海外出張者・赴任者への情報提供が求められます。

4. 麻疹
コロナ禍の3年間鳴りを潜めていた麻疹輸入例の報道と騒動、こちらも国際往来の回復とともに発生が予想されます。海外渡航者では渡航ワクチンの接種計画時に忘れず、麻疹ワクチン接種歴の確認が求められます。

5. インフルエンザ(季節性/鳥)
北半球でのシーズンに先立ち予見となる、南半球の流行シーズンの講演時点の状況など含め紹介します。

6. 情報収集のしかた
感染症動向の情報収集、サイトの紹介などおこない企業の担当者自身が情報収集できるノウハウを伝えます。

<根拠・関連する活動歴>
1.外務省医務官として24か国で業務をおこなうなか、さまざまな感染症に対応する経験を重ねてきました。

2.退官後に大学教授職として、社会へのリスクコミュニケーションをおこなってきました。特にコロナ禍では、560回あまりのテレビ出演をこなし、そこで得た経験はわかりやすく印象に残る解説として好評をいただいています。

3.労働衛生コンサルタントおよび産業医(日医)資格をもち、製造業・研究機関・輸送業で産業医をつとめており、企業関係者とチャンネルをあわせた情報提供が可能です。 ×

~インフルエンザから新型コロナウイルスまで~
みんなで知ろう、職場を感染症から守るテクニック 【安全大会向け】

<提供する価値・伝えたい事>
新しく耳慣れない感染症や毎年やってくる感染症。行きあたりばったり、五月雨式に遭遇すると不安が高まってしまいますが、共通点をおさえて要領よく理解すると、適切な予防行動をとることが出来るようになります。職場の皆さんが、多すぎず少なすぎず適切な知識を身につけて行動すれば、感染症に強い職場が出来上がります。そのお手伝いをできれば幸いです。

<内容>
Ⅰ.いま何が起こっているか 〜最新情報をインプットしよう〜
毎年、職場を悩ます常連さん -インフルエンザ・ノロウイルス・食中毒―
世界から日本を狙うインベーダー -新型コロナウイルス(COVID-19)―
感染症とメンタルヘルス
-社内でパニックを起こさないために知っておくことー

Ⅱ.身をまもるワザを身に着けよう
感染経路のキホン -バイキン/ウイルスはどこを通ってくるか理解しようー
手洗いと咳エチケット -やってみようー
オフィスや工場での行動

Ⅲ.情報収集のしかた
おさえておくキホンのサイト
海外のサイトはこうやって使おう!
見知らぬ言語のカベはこうやって乗り越える

<根拠・関連する活動歴>
1.外務省医務官(ドクトル外交官)として世界24か国で業務をおこない、途上国で感染症を扱いました。なかでも2003〜06にかけて在勤した北京では、SARS流行のパニック渦中で現地日本人社会にリスクコミュニケーションを担当し、感染症の知識として求められているものは何か、どう伝えるべきかを、修羅場のなかで身をもって刷り込まれました。

2.退官後は大学教授職として医療系科目を担当するとともに、大学健康管理センター長の任にあり、大学における衛生管理を担当しています。

3.非常勤の産業医として、理化学研究所とライオンで実務をおこない、企業・職場の健康管理について熟知しています。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

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パンデミック症候群―国境を越える処方箋
The Art of Travel and Global Healthトラベル&グローバルメディスン 渡航前から帰国後・インバウンドまで
「途上国」進出の処方箋-医療、メンタルヘルス・感染症対策
× パンデミック症候群―国境を越える処方箋

パンデミック症候群―国境を越える処方箋

今後のグローバリゼーションの中で、ますます多くの日本人が国境を越えてゆき、ますます多くの外国人が国境を越えて入ってくる。心身の健康リスクを少しでも減らし、そこに使うエネルギーをもっと建設的なことに振り向けられるように、しっかりと準備をしておきたい。

× The Art of Travel and Global Healthトラベル&グローバルメディスン 渡航前から帰国後・インバウンドまで

The Art of Travel and Global Healthトラベル&グローバルメディスン 渡航前から帰国後・インバウンドまで

開業医の外来にも先週までアフリカ出張に行っていた人が訪れる時代.本書では,ワクチンや感染症に留まらず,インバウンド・アウトバウンドそれぞれで渡航にはどのような形態があり,どんなリスクがあるのか,リスクを減らすために何ができるのかを解説.多岐にわたる不安や疑問を抱く渡航者に必要な医療を提供できるようになるための一冊。

× 「途上国」進出の処方箋-医療、メンタルヘルス・感染症対策

「途上国」進出の処方箋-医療、メンタルヘルス・感染症対策

◆メンタル要因は日本人社会の規模で異なる
◆現地駐在員と日本本社の認識ギャップとは
◆「世界の医療事情の集め方」から「海外で入手できる医薬品の調べ方」まで
「最後のフロンティア」という言葉をしばしばメディアで目にします。それは、ミャンマー、カンボジア、ラオスといったアジア後発国を指していたり、アフリカの一部だったりしますが、共通するのは、かつては日本企業の進出がきわめて少なかったものの、経済成長が進み、将来は日本人ビジネスパーソンやその家族が多く住むようになるであろうことが期待される地域や国だという点です。発展が進むなかで、現地では何が起こるのでしょうか。そうした国々に人材を送り出す企業は何を支援すべきなのでしょうか。
本書は、外務省医務官として長年、海外生活を送るなかで現地日本人社会と向き合い、人々の暮らしを目の当たりにしてきた著者が、外務省を退官後に、軍事政権を卒業したばかりで大きな変化を遂げているミャンマーを定点観測して得られた「途上国」の実情をまとめたものです。ミャンマーは、まさに経済が飛躍に向かい始めた段階であり、「変化率の大きさ」は知見の宝庫でもありました。
あわせて、これまで企業進出がほとんどなかった国へ事業を展開していくにあたり、現地の人々や日本の派遣元企業とのつながり、行動の仕方にとどまらず、ストレス要因とその対処法など、海外進出企業が欲するさまざまなノウハウ、情報を、発展途上国の生活者を支えてきた経験をもとに紹介します。

書籍

  • 不安ときどき認知療法・・・のち心は晴れ:星和書店(1993)単著
  • ドクトル外交官のスーダン見聞録:世界の動き社(1998)単著
  • 心に傷をうけた人の心のケア:保健同人社(1999)単著
  • ドクトル外交官世界を診る:星和書店(2008)単著
  • リスコミWORKSHOP!~新型インフルエンザ・パンデミックを振り返る~:メディカルサイエンス社(2011)
  • 異国でこころを病んだとき~在外メンタルヘルスの現場から~:弘文堂(2012)
  • 学校教育と新聞活用~考え方から実践方法までの基礎知識~:ミネルバ書房(2013)
  • パンデミック症候群~国境を越える処方箋~:エネルギーフォーラム新書(2015)単著
  • The Art of Travel and Global Healthトラベル&グローバルメディスン 渡航前から帰国後・インバウンドまで:南山堂(2017)
  • 「途上国」進出の処方箋~医療、メンタルヘルス・感染症対策~経団連出版(2020)単著 ⑪災害精神医学ハンドブック 誠信書房(2022)共著,リスクコミュニケーションの頁担当

テレビ

  • 読売テレビ「ミヤネ屋」「ウェークアップ!プラス」
  • MBS「ちちんぷいぷい」
  • TBS「いっぷく」
  • フジテレビ「ノンストップ」「ワイドナショー」「ニュースな晩餐会」
  • テレビ朝日「ワイド!スクランブル」

ラジオ

  • TBS「荻上チキSS22」「荒川強啓デイキャッチ」
  • 東京FM「未来授業」「タイムライン・ブルーオーシャン」
  • J-Wave「ジャムザワールド」
  • FM岡山「フレッシュモーニングオカヤマ」

新聞

  • 毎日新聞
  • 産経新聞
  • グローバル経営
  • 朝日新聞
  • 読売新聞
  • 神戸新聞
  • 山陽新聞
  • 中日新聞

雑誌

  • 日経メディカル
  • 週刊ポスト
  • アサヒ芸能

WEB

  • 共同通信
  • J-cast
  • TVTVTV「たかじんのそこまでやって委員会」

連載・執筆

  • 生産性新聞 「海外赴任者のメンタルヘルス対策」

講演実績

  • 東京海上日動
  • 三井住友海上
  • SOMPO
  • JFE
  • ライオン
  • 三菱電機エンジニアリング

団体他

  • 国際交流基金
  • 海外邦人医療基金
  • 中央労働災害防止協会
  • 在外企業協会
  • 理化学研究所
  • 労働者健康安全機構(産業保健総合支援センター)
  • 商工会議所(福岡・京都・玉野)
  • ロータリークラブ(岡山)
  • 姫路市(市民フォーラム)
  • 神戸新聞懇話会
  • 労働基準協会(滋賀・岡山・津山)

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