大竹由美子 おおたけゆみこ

大竹由美子

NPO法人ぷくぷくばるーん 活動代表・理事/一般社団法人名古屋小児がん基金 副理事長

プロフィール

1969年岐阜県生まれ。息子の闘病経験を機に、2008年に特定非営利活動法人「ぷくぷくばるーん」を設立。愛知県内7病院を定期訪問し、15年間で1300名以上のボランティアと共に3000人以上の子どもたちと家族に笑顔を届けてきた。命の大切さや笑顔の力、ボランティア活動の意義を深く理解し、組織の成長に貢献。コロナ禍でもオンライン活動を展開し、活動範囲を日本全国や世界に広げるための取り組みを続けている。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1969年、岐阜県に生まれる。
息子が4歳で急性リンパ性白血病を発病し、その後1年半の治療を受ける。6歳の時に病気が再発し、さらに4年間の治療を経験。
2000年1月、息子が長い闘病の末、逝去。この経験が、ぷくぷくばるーん設立の契機となる。
2008年1月、主治医と元患者家族と共に特定非営利活動法人ぷくぷくばるーんを設立。
愛知県内7病院への定期訪問を含む、15年間にわたる活動で、1300名を超えるボランティアスタッフとともに、3000人以上の子どもたちとその家族に笑顔を届ける。
この15年間の運営から、命の大切さや笑顔の力、子どもたちとその家族が直面する様々な問題、多様なボランティアや医療スタッフとの協働の価値、効果的なプロジェクト管理とファンドレイジングなどを深く理解し、それらを組織の成長と社会への影響力拡大に活かしてきた。この経験は、より多くの子どもたちとその家族に希望と元気を届けるための基盤となっている。
コロナ禍における挑戦に直面しても、2022年からはオンライン(ZOOM)を積極的に活用し、活動の継続と再開を果たした。現在は、バルーン教室の他「旅する人形プロジェクト」「オンライン保育」などの新しい取り組みを通じて、活動の範囲を東海地区から日本全国、世界へと広げる。

主な講演テーマ

息子からの贈り物
~笑顔と遊びから生まれる命の輝き

ぷくぷくばるーんの設立背景にある大竹由美子の体験を軸に、遊びが子どもたちの生きる力になることを伝えます。大竹は息子の長期闘病と亡くなる体験を経て、命の価値や笑顔で生きることの大切さを深く実感しました。講演では、小児病棟での子どもたちとの交流から得たこと、またその経験がどう大竹自身と社会に影響を与えているかに焦点を当てます。 ×

小児病棟に笑顔を
~患者ケアにおける心理的支援の役割

この講演では、病気と闘う子どもたちの強さと日々の喜び、そして笑顔と遊びの重要性に焦点を当てます。
笑顔や楽しさが患者の心理状態に与える影響や、遊びがもたらす生きる力、そして子どもたちを社会全体がどう支えていくべきかを考察します。 ×

人生の質を変えるスマイルコミュニケーションのススメ

笑顔は心の健康に大きな影響を与える力を持っています。この講演では、ぷくぷくばるーんの活動を通じて得た、笑顔とコミュニケーションの力についてお話しします。長期入院中の子どもたちに笑顔を届ける活動を続けているぷくぷくばるーんの実例を交えながら、スマイルコミュニケーションがどのように人生の質(QOL)を向上させるのかを探ります。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

クリックすると、詳細が表示されます。

笑顔スイッチ3つのコツ~幸せは目の前に〜
× 笑顔スイッチ3つのコツ~幸せは目の前に〜

笑顔スイッチ3つのコツ~幸せは目の前に〜

本書は、心の中にモヤモヤを抱えたり、最近笑顔が減ったと感じている方に向けて書かれました。

その理由は、そうした方々に「笑顔の力」を身に付けて、今目の前にある幸せに気付いてほしいと願っているからです。笑顔の力を得るためには、ほんの少しの意識を持つことが大切です。本書では、笑顔を引き出すための3つのコツを、わかりやすく解説しています。読み終えたら、まずは1週間試してみてください。自分の気持ちに変化が訪れることに気付くでしょう。そして、1か月後には周りの人たちの表情にも変化が現れているはずです。

私自身、一人息子の長い闘病とその後の死別という経験を経て、長い間笑顔を失っていました。しかし、そんな私を救い、現在の幸せをもたらしてくれたのが、笑顔の力でした。笑顔でいることで、自分の考え方や環境、そして人生そのものを変えることができたのです。それほどに、笑顔には大きな力があります。ですから、本書を手に取ったあなたが「今日から笑顔で頑張ろう!」と感じていただけたら、とても嬉しいです。

メディア

  • 2009年3月25日 中日新聞夕刊 「みんなで応援」
  • 2009年4月14日 CBCラジオ 「ゴゴイチ!」この人に会いたい
  • 2009年5月30日 中日新聞朝刊 「ニュース最前線」
  • 2009年6月4日 メ~テレ UP!
  • 2009年7月23日 CBCテレビ 「イッポウ!」
  • 2010月4年22日 朝日新聞 「五線譜」
  • 2010年8月23日 東海テレビ「夢のチカラ」
  • 2011年2月18日 NHK 「ほっとイブニング」この人に聞きたい
  • 2011年4月12日 メ~テレ「UP!」
  • 2012年11月11日 中日新聞 「はぐくむ」
  • 2013年1月19日 中日新聞 「この人」
  • 2013年3月15日 中日新聞 「グラフ」
  • 2013年5月11日 中日新聞 「虹」

書籍

  • 笑顔スイッチ3つのコツ~幸せは目の前に〜(電子書籍)
  • 竹之内響介著「神様のなみだ」
  • 京都新聞出版センター「絆つむいで」

講演実績

講演

  • 名古屋キワニスクラブ
  • 愛知県内ロータリークラブ
  • 県教育委員会 等

講義(非常勤講師)

  • 愛知淑徳大(2012年~2015年)
  • 愛知学芸大学(2013年~2016年)

学会発表

  • 2008年10年4日 中部小児がんトータルケア研究会(富山)「ぷくぷくばるーんが来たよ ~小児病棟の子ども達の笑顔を考える」
  • 2009年2月6日 造血刊細胞移植学会(札幌)「病院の子ども達の笑顔を考える ~ぷくぷくばるーんの活動を通して」
  • 2009年9月26日 中部小児がんトータルケア研究会(名古屋)「小児病棟の遊びを考える ~医療者側と患者側の遊びについての現状と想い」

この講師のおすすめポイント

大竹由美子さんは、岐阜県生まれの社会活動家であり、NPO法人「ぷくぷくばるーん」の活動代表および理事を務めています。自身の息子が急性リンパ性白血病を患った経験をきっかけに、2008年に「ぷくぷくばるーん」を設立。愛知県内の7病院で、15年間で3000人以上の子どもたちとその家族に笑顔を届ける活動を行っています。また、ボランティアスタッフ1300名以上との協力のもと、医療現場での心理的支援や患者ケアに力を入れています。
コロナ禍においてもオンライン活動を活用し、活動の範囲を日本全国や世界へ広げ、子どもたちと家族に希望を届け続けています。大竹さんは「笑顔の力」や「命の大切さ」を深く理解し、社会に貢献する活動を続けています。

◆ 笑顔と遊びで命の輝きを支える
大竹さんの講演「息子からの贈り物~笑顔と遊びから生まれる命の輝き」では、子どもたちにとっての笑顔と遊びの重要性が語られます。命の大切さを実感し、病気と闘う子どもたちやその家族に寄り添いながら、笑顔と遊びが持つ力を発信する内容です。心のケアがどれほど大きな影響を与えるか、実際の経験をもとに深いメッセージを伝えており、参加者に感動を与えます。

◆ 小児病棟での心理的支援の役割
「小児病棟に笑顔を~患者ケアにおける心理的支援の役割」では、小児病棟での実践的な心理支援の方法に焦点を当てています。医療現場でのケアだけではなく、子どもたちとその家族の心に寄り添い、笑顔を届けることの重要性が語られます。病気の治療過程において、心理的な支援がどれほど重要かを学べる内容で、医療従事者やボランティアにも非常に有益です。

◆ スマイルコミュニケーションの力
大竹さんの「人生の質を変えるスマイルコミュニケーションのススメ」の講演では、笑顔やコミュニケーションが日常生活に与える力について語られます。特に、病気の子どもたちやその家族に対する支援において、笑顔が持つ力がどれほど重要かを学びます。心と体のケアの両方に焦点を当てた内容で、医療現場でのコミュニケーションの改善にも役立ちます。

◆ 組織運営と社会貢献の実践
大竹さんは15年以上にわたり、NPO法人の運営やファンドレイジング、プロジェクト管理を行ってきました。その経験を通じて得た組織運営や社会貢献のノウハウを学べる講演も提供しています。これから社会活動を始めたい方や、ボランティア活動の組織運営に興味のある方には非常に役立つ内容です。

◆ オンライン活動による支援の拡大
コロナ禍を乗り越えて、オンライン活動を取り入れた大竹さんの新しい取り組みについて学べる講演もあります。オンラインでの活動を通じて、どのようにして支援を広げていったのか、その方法と実績を紹介します。オンラインでの活動をしている団体や個人にも、非常に有益な内容です。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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