内田圓学 うちだえんがく

内田圓学

僧侶/歌人

プロフィール

大学で日本美術を学ぶ。卒業後、蒔絵師の松田祥幹に師事し、伝統工芸「蒔絵」に専念。その後、琳派に魅了され、伊勢や源氏物語に思いを馳せるうちに、日本美の本質である「もののあはれ」の源が「和歌」、特に「古今和歌集」にあると悟り、歌道に本格的に取り組み始める。
その後、古い歌に習い、歌僧頓阿に私淑するようになり、明治以降途絶えた和歌文化の復興を目指して「令和和歌所」を設立。古典和歌に親しむ「歌塾」などを開設し、活動を広げている。令和5年には浄土真宗で得度し、以後は非僧非俗の歌僧として活躍中。

テーマ

出身・ゆかりの地

主な講演テーマ

和歌で知る、日本人のこころの原点

茶道、書道、絵画、文学などの日本文化の根底には和歌があります。つまり、和歌を理解することは、日本文化全般を知ることに他なりません。それにより、日本文化の多様な鑑賞力が高まり、日常生活における自然への感受性も大きく変わるでしょう。

この講座では、日本文化の源泉である「古今和歌集」や「百人一首」の詩を、内容や技法、歴史的背景から詳細に解説し、大人が楽しめるエンターテインメントとして提供します。さらに、茶道や能に見られる和歌のエッセンスも取り上げ、日本文化の総合的な鑑賞力を向上させます。これからのビジネスマンに必要とされる古典的教養を楽しく身につけていただけます。 ×

令和に知りたい、万葉集の魅力と現代との繋がり

「令和」の時代を代表する詩集として注目されている「万葉集」。梅花の宴が特に取り上げられていますが、これは「万葉集」の膨大な4,000首の詩のほんの一部に過ぎません。

「万葉集」は、仁徳天皇の妻・磐姫から大伴家持に至るまで、およそ400年間にわたる歌を集めたもので、詠み手は天皇から下級官人、さらには乞食に至るまで、身分や富貴を問わず、多岐にわたります。その歌の総数は4,500首を超え、日本史上初かつ最大の詩集です。この詩集の魅力を、詠まれた当時の歴史的・文化的背景を交えて解説し、現代の大人が楽しめる形で紹介します。

また、座学だけでなく、梅花の宴を模した実際の歌作りに挑戦するワークショップも行います。知識だけでなく、心身を使って「万葉集」に触れ、その楽しさを体感していただけます。 ×

名僧の言葉から学ぶ 人生を豊かに生きる方法

浄土真宗の僧侶の指導のもと、古の名僧が著した書物を深く読み解き、ワークショップを通じて人生の普遍的な喜びや苦しみを探求し、自らの生活に役立てることを目指します。

教材としては、兼好法師の『徒然草』や鴨長明の『方丈記』、さらに親鸞聖人の教えが記された『歎異抄』など、日本人が古くから大切にしてきた名著を取り上げます。これらの古典作品には、僧侶たちが修行や思索から得た深い洞察や哲学が詰まっており、現代の私たちに対しても人間の本質や人生の喜び、苦しみの本質を理解するための貴重なヒントを提供してくれます。

この深い学びの旅をサポートするのは、本物の僧侶です。自身と向き合い、先人の知恵を生活に生かし、内面的な成長と充実した人生を目指す絶好の機会となります。 ×

和歌で知る、本当の紫式部(その人物と作品)

NHK大河ドラマ『光る君へ』で一躍脚光を浴びた紫式部。その人物像や文学的才能を、紫式部が記した『紫式部日記』や彼女の和歌を通じて学びます。さらに、彼女の代表作『源氏物語』にも触れることで、作品と作者との間にある興味深いギャップをお楽しみいただけるでしょう。 ×

書籍・メディア出演

書籍紹介

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『和歌文芸 令和六年冬号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現
和歌文芸 令和六年春号 令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現
『和歌文芸 令和六年夏号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現
× 『和歌文芸 令和六年冬号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

『和歌文芸 令和六年冬号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

「令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現」
令和和歌所では、二条流を継承し、初代の勅撰和歌集である『古今和歌集』を敬いながら、和歌の伝統的な美しさを新たな感性で詠み続けています。本書は、月次歌会「あかね歌会」で詠まれた歌を季節ごとにまとめた季刊誌です。また、「和歌文芸」というタイトルにふさわしく、和歌に関する論考や随筆も掲載しており、和歌や古典文学に興味がある方なら誰でも楽しめる内容となっています。

× 和歌文芸 令和六年春号 令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

『和歌文芸 令和六年春号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

「令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現」
令和和歌所では、二条流を継承し、初代の勅撰和歌集である『古今和歌集』を敬いながら、和歌の伝統的な美しさを新たな感性で詠み続けています。本書は、月次歌会「あかね歌会」で詠まれた歌を季節ごとにまとめた季刊誌です。また、「和歌文芸」というタイトルにふさわしく、和歌に関する論考や随筆も掲載しており、和歌や古典文学に興味がある方なら誰でも楽しめる内容となっています。

× 『和歌文芸 令和六年夏号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

『和歌文芸 令和六年夏号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

「令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現」
令和和歌所は、二条流を受け継ぎ、初代の勅撰和歌集『古今和歌集』を敬いながら、伝統的な平明で優雅な和歌のスタイルを新しい感性で詠み続けています。本書は、月次で行われる歌会「あかね歌会」で詠まれた様々な歌を季節ごとに編纂した季刊誌です。また、「和歌文芸」というタイトル通り、和歌に関連する論考やエッセイも掲載しており、和歌や古典文学に興味のある方なら誰でも楽しめる内容となっています。

メディア

  • NHK 英雄たちの選択 正月スペシャル「百人一首~藤原定家 三十一文字の革命~」
  • TBS「形から入ってみた」(樋口一葉編)
  • 読売テレビ「す・またん! ZIP!」
  • 湘南FM

書籍

  • 『和歌文芸 令和六年冬号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現
  • 『和歌文芸 令和六年春号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現
  • 『和歌文芸 令和六年夏号』令和のあたらしい和歌と和歌文化の様々な表現

講演実績

  • SCSK株式会社
  • ららテラスTOKYO-BAY(三井ショッピングパーク)
  • 株式会社一蔵など

この講師のおすすめポイント

内田圓学さんは、大学で日本美術を学んだ後、蒔絵師の松田祥幹に師事し、伝統工芸「蒔絵」に専念。その後、日本美の本質である「もののあはれ」を深く理解し、その源が「和歌」にあると悟り、特に「古今和歌集」に惹かれるようになります。この思いから、和歌に本格的に取り組み、歌道を学ぶ道を歩み始めます。
古典和歌に親しむ中で、歌僧の頓阿に私淑し、和歌文化の復興を目指して「令和和歌所」を設立。和歌を広める活動を行い、特に「歌塾」を開設し、古典和歌を学ぶ場を提供しています。令和5年には浄土真宗で得度し、以後は非僧非俗の歌僧としても活動を続けており、和歌の魅力を広める講演や指導を行っています。

◆ 和歌で知る、日本人の心の原点
内田さんの「和歌で知る、日本人の心の原点」の講演では、和歌の美しさとその背後にある日本人の精神性について学べます。和歌は単なる詩ではなく、日本文化や人々の心情、自然との調和など、日本人の心の奥深くに触れる手段としても知られています。内田さんの講演を通して、和歌を通じて日本の精神文化を再認識することができます。

◆ 令和に知りたい、万葉集の魅力と現代との繋がり
「令和に知りたい、万葉集の魅力と現代との繋がり」では、日本最古の詩集である『万葉集』を取り上げ、その深い魅力と現代における意義を探ります。和歌は時代を超えて今も人々に影響を与え続けており、その力がどのように現代社会に生きているのかを学べます。この講演は、古典文学に興味がある人々にとって特に価値のある内容です。

◆ 名僧の言葉から学ぶ 人生を豊かに生きる方法
「名僧の言葉から学ぶ 人生を豊かに生きる方法」では、古今の名僧たちが遺した深い言葉に触れ、それらが人生にどのように生かせるかを探ります。和歌を通じて、心豊かに生きる方法や人間関係を築く知恵を学ぶことができ、聴講者の心に響く内容です。人生の指針を得たい方におすすめです。

◆ 和歌で知る、本当の紫式部(その人物と作品)
「和歌で知る、本当の紫式部(その人物と作品)」では、紫式部の和歌を中心に、彼女の人物像や文学作品の本質に迫ります。『源氏物語』の作者として有名な紫式部ですが、和歌の才能や彼女の心情を知ることで、彼女の作品や人物への理解が一層深まります。この講演は、紫式部の作品に対する理解を深めたい人々に最適です。

◆ 令和和歌所の活動と和歌文化の復興
内田さんが設立した「令和和歌所」の活動を知ることができる講演では、和歌文化の復興に対する情熱が感じられます。和歌を愛し、広める活動の中で、どのように和歌が現代社会に息づいているかを実感でき、参加者にとって深い学びとなるでしょう。和歌文化の重要性とその継承に興味がある方には必見の内容です。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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