渡邊智之 わたなべともゆき
一般社団法人日本農業情報システム協会 代表理事/スマートアグリコンサルタンツ合同会社 代表・CEO/特定非営利活動法人ブロ-ドバンド・アソシエ-ション 事務局次長
プロフィール
大手IT企業に入社し、各種センサーによる生育データの蓄積や作業記録アプリの開発を担当しながら、農業法人で実地研修を受け農業の知識を深める。その後、農林水産省にてスマート農業および農業DX推進の担当として、政府の関連戦略の策定や普及活動に貢献。さらに、慶應義塾大学SFC研究所の研究員として、農林水産省や自治体のスマート農業/農業DXに関する会議で有識者や座長を務める。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1993年大手IT企業に入社。宅内交換機、宅内電話機の開発に従事、その後事業企画部門へ異動し、医療・動物医療・農業に関するイノベーション創造に深く関与。主に各種センサーによる生育関連データ蓄積及び作業記録アプリ等、「スマート農業/農業DX」関連ソリューションの開発を主導。その際、自分自身が農業現場の実情を知る必要があると考え、実際に農業法人に飛び込み農業を学んだ。
2012年から2015年まで農林水産省で「スマート農業」/農業DX推進担当として政府の「スマート農業/農業DX」関連戦略策定や現場の普及促進に努める。その経験から慶應義塾大学SFC研究所の研究員として「スマート農業/農業DX」関連の研究にも関わり、農林水産省や自治体の「スマート農業/農業DX」に関する会議にも有識者や座長としても参画している。
2014年、ICTや IoT、AIなど「スマート農業/農業DX」の利活用促進、次世代農業人材の育成を目的とした業界団体、日本農業情報システム協会(略称:JAISA)を設立し、代表理事に就任。(2019年一般社団法人化)また、2018年にはスマートアグリコンサルタンツ合同会社設立、代表/CEOに就任。
【受賞歴】
2008 年 Interop Tokyo 2008 Best of Show Award グランプリ
2015 年 リンクドオープンデータチャレンジ 2014 アイデア部門 優秀賞
- 農林水産省 優秀職員賞
- 朝活勉強会【霞が関ばたけ】アワード
2016 年 リンクドオープンデータチャレンジ 2015 LOD 推進賞
2017 年 RESAS アプリコンテスト「ソフトバンク・テクノロジー賞」
2018 年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」
2019 年 大地の力コンペ 「未来農業シーズ賞」
主な講演テーマ
書籍・メディア出演
書籍紹介
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スマート農業のすすめ 次世代農業人【スマートファーマー】の心得
1章 日本の農業のめざすべき姿とは
2章 「スマート農業」の夜明け
3章 「スマート農業」普及に向けた政府の取り組み
4章 「スマート農業」が農業を魅力ある職業へ
5章 匠(たくみ)の知識の形式知化に向けて
6章 次世代農業を担う人材育成
7章 フードバリューチェーン外でのニーズ
8章 次世代食・農情報流通基盤(プラットフォーム)【Nober】構築
食と農の未来を切り拓く農業DX 農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに
最近では、「イノベーション」という言葉に代わり「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉が多く使われるようになってきました。農林水産省は、2018年6月15日に閣議決定した成長戦略「未来投資戦略2018」で「世界トップレベルのスマート農業※の実現」を目指し、2025年までに「農業の担い手の大半がデータを活用した農業を実践する」という目標を掲げました。
※スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化および高品質生産を実現する新しい農業の形です。
さらに、スマート農業の推進と普及を目指し、2019年度には「スマート農業加速化実証プロジェクト」および「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」が立ち上がりました。
本書では、農家や農業に携わる方々に向けて、「農業DX構想」を実現するための私の視点からの解説と、次のステップに向けた提案を行います。
書籍
- 『スマート農業のすすめ 次世代農業人【スマートファーマー】の心得』(産業開発機構)
- 『食と農の未来を切り拓く農業DX 農業をデジタル技術でかっこよく稼げて感動があるものに』(農情社)
新聞
- 日本経済新聞社
雑誌
- 時事通信社「Agrio」
講演実績
講演
- 東京電力/全日空など
研修
- 九州大学/早稲田大学/慶應義塾大学/国際大学/首都大学東京など
この講師のおすすめポイント
渡邊智之さんは、農業分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進をリードする専門家です。大手IT企業での経験を活かし、農業法人で実地研修を受けながら、農業の現場での実務に深い理解を持っています。特に、センサー技術を活用した生育データの蓄積や作業記録アプリの開発を主導し、「スマート農業」や「農業DX」に関連するソリューションの開発に携わりました。
その後、農林水産省にて「スマート農業」及び「農業DX」の担当として政府の関連戦略を策定し、普及促進活動に貢献しました。また、慶應義塾大学SFC研究所の研究員としても活躍し、農業のデジタル化に関する会議で有識者や座長としての役割を果たしました。
2014年には、日本農業情報システム協会(JAISA)を設立し、代表理事として業界の発展に尽力しています。さらに、スマートアグリコンサルタンツ合同会社を設立し、農業DXの推進と次世代農業人材の育成にも取り組んでいます。
◆ 農業DXの実践的アプローチを学べる
渡邊さんは、「農業DX」の実践的なアプローチに詳しく、テクノロジーを活用した農業改革の実例を紹介します。農業現場で実際に行われているデジタル化の事例を元に、農業DXの導入方法や成果を分かりやすく解説します。農業におけるテクノロジーの活用に興味がある方にとって、非常に有益な情報を得ることができます。
◆ 次世代農業人材の育成と人材戦略
農業DXが進む中で、次世代の農業人材が求められています。渡邊さんは、農業のデジタル化を支える人材の育成についても多くの経験を積んでおり、その重要性と育成方法について語ります。業界で必要とされるスキルや知識を学べる貴重な機会を提供しています。
◆ 農業におけるIoT・AI技術の利活用法
渡邊さんは、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)技術を農業にどのように活用するかについて豊富な知識を持っています。センサー技術による生育データの収集や作業効率化のためのアプリケーション開発など、具体的な技術とその応用方法について学べます。
◆ 政府のスマート農業戦略とその影響
農林水産省での経験を活かし、政府のスマート農業推進戦略や、その普及活動についても言及します。農業における政策や戦略の立案過程を知ることで、業界の動向や国の取り組みがどのように農業に影響を与えているかを理解することができます。
◆ 農業DX推進に向けた業界団体の活動
渡邊さんが設立した日本農業情報システム協会(JAISA)や、その活動を通じた農業DXの普及促進にも触れます。業界団体の活動を知ることで、農業DXを実現するためにどのような取り組みが行われているのかを知ることができ、農業の未来に向けたアクションを学べます。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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