小田切和也 おだぎりかずや

元陸上選手/元システムエンジニア/椙山女学園大学情報社会学部情報デザイン学科 教授
プロフィール
元陸上選手出身の経歴を持ち、システムエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、その後情報領域の大学教員となり、さらに事業構想大学院で学び、教育領域を専門とする事業構想家としての道を歩んできました。プロティアン的な人生を送り、現在は大学教員として活躍しながら、DX×キャリア×企業との共創型プロジェクト教育によるゼミ指導を通じて、多くの学生をトヨタ系企業や他の大手企業へ送り出しています。また、教育領域の事業構想家としては、大学の経営難を解決する方法を模索し、「日本版ミネルバ大学」とも言える新大学と学部の構想を掲げ、企業との共創による教育プログラムの実証研究を進めています。大学の教育を変え、企業との連携を強化し、日本の未来を拓く人材教育に取り組んでいます。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
平成10年4月に(株)富士通中部システムズでのキャリアをスタートし、その後、平成14年1月には豊田工業大学情報処理センター(現在の総合情報センター)での経験を積んだ。平成20年4月には電気通信大学情報基盤センターで助教として働き、その後、平成21年4月に産業技術大学院大学情報アーキテクチャ専攻で助教を務めた。平成23年4月には山口大学大学情報機構メディア基盤センターで准教授としての職務に就き、平成25年4月には兼任で山口大学理工学研究科でも活動。その後、平成27年4月に椙山女学園大学文化情報学部で准教授に就任し、平成29年4月には愛知大学で兼任で非常勤講師、令和3年4月からは椙山女学園大学文化情報学部で教授を務めている。
現在は、椙山女学園大学情報社会学部情報デザイン学科でも教授を務める。研究テーマは、インターネットPBNM実現、企業のDX化、DX人材教育。
主な講演テーマ
企業との共創による教育プログラムの可能性
現職の大学教員でありながらも、教育領域の事業構想家として、民間企業と大学の間を橋渡しすることにより実現される「企業との共創型プロジェクト型教育」の内容と、それが持つ可能性(大学生の一流企業への就職や起業・企業側の変革・大学の変革につながる可能性)に関してお話させて頂きます。 ×
情報系以外の学部卒からシステムエンジニアになって大学教授になった経験
スポーツ系の学部を卒業しながら、システムエンジニアとなり、独学でスキルを身につけながら、キャリアチェンジをおこなって大学教授になった異色の経験、最近、流行っているプロティアンという、変幻自在なキャリアに関する理論がありますが、その理論を知らずして、プロティアン的な人生を歩んできた経験をお話します。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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文系の初学者でも分かる情報通信ネットワークの仕組み
現代では、インターネットは当たり前のツールとなりましたが、その仕組みを理解する人は少ないのが現状です。インターネットを活用するビジネス環境では、その仕組みを理解することが重要です。しかし、専門用語が多く、理解が難しいと感じる人もいます。筆者自身も文系出身で、IT業界に身を置いてから独学で学びました。その経験から、授業では専門用語を極力避け、直感的な説明を心がけています。情報分野の学習は抽象的でモチベーションが保ちにくいですが、実社会での活用を知ることも重要です。インターネット上の情報システムやサービスも一緒に学ぶことをお勧めします。

文系の初学者でも分かる現代のインターネットの基本的な仕組みと情報セキュリティ
現代では、インターネットは身近な存在となっていますが、その仕組みや情報セキュリティ・マナーを理解している文系の人は少ないでしょう。インターネットを利用したビジネスが普及している現代において、そのままでは十分ではありません。インターネットの仕組みを理解することで、情報システム・サービスの本質が見えてきます。効果的に活用するためには、インターネットの仕組みを理解することが必要です。
専門用語が多く、理解が難しいと感じる人もいますが、筆者も文系出身でありながらIT分野の仕事に就いてから独学で学びました。授業では専門用語を極力避け、直感的な説明を心がけています。情報分野の勉強は抽象的でモチベーションが保ちにくいですが、実社会での活用を知ることも重要です。インターネット情報で動作する情報システムやサービスについても同時に学ぶことをお勧めします。
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大学教員が書いた就活のお守り (事務系:総合職・一般職編)2022年4月就職版
大学2年生後期から3年生にかけて、多くの人が就職活動に真剣に取り組むと考えられます。現役の大学教員が、自身の就職指導経験を元に学生の皆さんの役に立つ情報を提供する本です。2021年4月に就職したゼミ生のうち、一般企業への内定率は50%であり、そのうちの約80%がトヨタ系企業です。また、大手企業の子会社・孫会社に就職する学生も多数います。私の指導は、単なる就職だけでなく、計画を立てて実行することと成果を出す喜びの重要性を学生に伝えることに重点を置いています。この本には、そのエッセンスや卒業生、在学生へのインタビュー結果が含まれています。
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大学教員が書いた就活のお守り (情報系編)2022年4月就職版
大学2年生後期から3年生にかけて、多くの人が就職活動に真剣に取り組むと考えられます。就職関連の情報は多岐にわたり、本書はその中でも、実際の就職指導経験に基づいて学生の皆さんの役に立つ情報を提供することを目的として執筆・出版されました。2021年4月に就職したゼミ生の内訳を見ると、一般企業への就職希望者のうち、トヨタ系企業の内定率は50%(うち、総合職は約80%)であり、その他の大手企業の子会社・孫会社への就職者も多数います。情報系企業についても、トヨタ系を含む大手事業会社系のIT企業への就職が多い傾向です。私の指導は単なる就職活動だけでなく、「計画を立てて毎日実行することの重要性」と「成果を上げた時の喜び」を学生に伝えることに重点を置いています。そのエッセンスをまとめ、卒業生や在学生へのインタビュー結果も含めて、本書が出版されます。
書籍
- Network Management Focused on Client Computer 共著 平成21年9月 Computer and Security (Capter2), pp.31-49.
- Secure Outsourcing of DNA Databases 共著 平成22年6月 A Practical Guide to Bioinformatics Analysis, pp.1-12.
- Strategic Policy-Based Network Management in Contemporary Organizations 単著 平成28年10月 Cybertech Publishing
- 「文系の初学者でも分かる 現代のインターネットの基本的な仕組みと情報セキュリティ」Kindle
- 「文系の初学者でも分かる インターネット利用時の情報セキュリティとマナー」Kindle
- 「文系の初学者でも分かる インターネットの仕組み」Kindle
- 「文系の初学者でも分かる 情報通信ネットワークの仕組み」Kindle
- 「大学教員が書いた就活のお守り 情報系編」Kindle
- 「大学教員が書いた就活のお守り 事務系総合職・一般職編」Kindle
この講師のおすすめポイント
小田切和也さんは、元陸上選手としての経験を持ち、システムエンジニアとしてキャリアをスタートさせた後、教育領域の事業構想家として活躍しています。現在は、椙山女学園大学情報社会学部情報デザイン学科の教授として、DX(デジタルトランスフォーメーション)×キャリア×企業との共創型プロジェクト教育を通じて、学生たちを大手企業に送り出しています。また、大学経営の改革に向けて「日本版ミネルバ大学」のような新しい大学の構想を掲げ、企業との連携による教育プログラムの実証研究に取り組んでいます。プロティアン的なキャリアを歩み、教育と企業の融合に貢献しています。
◆ 企業との共創による教育プログラムの新たな可能性
小田切さんは、企業との共創を通じて教育プログラムを改革する方法を提案しています。彼の指導するゼミでは、実際の企業と連携してプロジェクトを進めることで、学生たちに即戦力となるスキルを提供しています。このアプローチにより、学問と実社会のギャップを埋め、学生が企業に求められる人材として育つことを目指しています。
◆ 情報系以外の学部卒からシステムエンジニア、大学教授への道のり
小田切さん自身のキャリアが示すように、情報系以外の学部卒であってもシステムエンジニアとして成功し、さらに大学教授に至ることは可能です。彼は自らの経験を元に、多様なバックグラウンドを持つ学生たちに、専門分野にとらわれないキャリアの可能性を示しています。この視点は、進路選択に悩む学生にとって非常に有益です。
◆ 偏差値40台でも大手企業に就職できる指導法
小田切さんが行っている就職指導は、偏差値の低い大学からでも多くの学生がトヨタ系企業などに就職するという成果を上げています。彼の指導は、単なる学力偏重ではなく、個々の能力を最大限に活かす方法を重視し、企業が求める「人材力」を育成する点が特徴です。就職活動を成功させるための具体的なアプローチを学べる貴重な機会です。
◆ DX人材教育と未来の技術リーダーの育成
小田切さんは、企業のDX化に必要な人材教育に注力しており、デジタルトランスフォーメーションに対応できる能力を身につけた学生を育てています。彼の講演では、DX時代に求められるスキルや知識を解説し、これからの社会に必要な技術リーダーを育成するための教育方法について学ぶことができます。
◆ 教育の改革と未来を担う人材の育成
小田切さんは「日本版ミネルバ大学」構想を掲げ、教育のあり方に革命を起こそうとしています。企業との連携を強化し、学生たちが社会で活躍できるスキルを身につける教育システムを構築することを目指しています。未来の教育を担う人材として、学生にとってどのような学びの場が最適か、という視点から新しい教育の形を提案しています。
小田切和也さんの講演は、キャリアの多様性や企業との協力による教育改革について、実践的かつ具体的なアプローチを学ぶことができる貴重な機会です。教育分野に興味がある方や、キャリアにおいて新たなステップを踏みたいと考えている方々に、非常に有益な内容が満載です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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