永田潤子 ながたじゅんこ
大阪公立大学大学院 都市経営研究科 教授/合同会社Vinci 副代表/株式会社メガチップス 社外取締役/一般社団法人 女性の実学協会 理事/公益財団法人 国際人材交流支援機構 理事
プロフィール
大学院での研究・教育の他、企業の経営、人材育成に深く関わっており、人材育成においては、大手企業の将来のリーダー候補となる「若手リーダー育成」「女性リーダー育成」に長く携わっており、単なる知識提供型ではなく事業構想を見据えた育成を意識して共に伴走しながら「考える研修」を実践し、受講者が社長表彰や執行役員になるなどの成果と共に高く評価されている。その企業の「オーダーメイド型の人材育成・研修」が好評であることから、大手企業のみならず中小企業からの依頼も多い。また、ダイバーシティの推進や女性のウェルビーイングに関する研修や講演も多く実施している。
更に、現在の日本の課題である「早期の女性経営層・役員候補の育成」のため、一般社団法人 女性の実学協会の理事として「女性役員候補養成塾」を開塾し、日本企業の将来を担う人財を育てることにも尽力中である。
また、自身のユニークな経験から「人間力」や「可能性や能力発揮」について独自に研究を重ね、古今東西の学問・研究に専門の意思決定・認知論を加え “人の天才姓” を発揮するためのオリジナルの “多次元の成長モデル” を創り上げた。
現在 経営者や企業人を対象にパーソナルコーチとして幅広い知見を提供し、ビジネスのみならずその方々の人生をより豊かなものにしている。
専門は公共経営(ソーシャルマーケティングによる社会課題解決)、組織マネジメント。
橋下大阪府知事時代は特別顧問・改革評価委員を務めるなど、自治体改革や地域経営のアドバイスも実施。また、JST採択「買い物を通じた環境問題の解決(お買いもの革命プロジェクト)」の研究代表として、ユニー株式会社、ジェイアール名古屋タカシマヤなどと協働して購買行動の変容の社会実装を行うなど、これからの企業経営に必要な知見を構築し社会に還元している。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1978年 女性に門戸を開放した海上保安大学校(広島県呉市)に、
初のただ一人の女子学生として入学(海上保安大学校本科30期) 。
1982年 同大学校専攻科を修了後、巡視船勤務や霞ヶ関勤務
1987年 26歳で女性初・最年少で巡視艇「まつなみ」船長となる。
(巡視艇「まつなみ」は昭和天皇のお召し船でもありました)
1995年 現場で感じた問題意識を解決したいと思い、
埼玉大学大学院 政策科学研究科(現:政策研究大学院大学)にて、
政策の分析や意思決定を研究(政策分析修士) 。
1997年 その後も、行政官や巡視船幹部としてのキャリアを積むも、
自身を組織にとって有効に活かすためには、大学校での後輩の教育に当たる
ことだと感じ、大学校の要請に応じ教育研究の道へ。
大阪大学 経済学研究科へ入学。
経営学一般、行政の意思決定について研鑚 。
1999年 大阪大学 経済学研究科 後期博士課程単位取得満期退学
2003年 海上保安大学校 行政管理学講座 助教授
大阪市立大学大学院 創造都市研究科 准教授
2008年 大阪府橋下知事のブレイン(特別顧問)として改革に携わる。
また、企業のCSRにアドバイザーとしても企業の社会変革に関わる。
2018年 4月より現職
2019年 一般社団法人 女性の実学協会 理事
2019年 株式会社メガチップス 社外取締役
主な講演テーマ
「ワーク・イノベーション ~自分らしく働くヒント~」
初の巡視艇船長等のユニークなキャリアと専門の経営学を活かし、 企業や経営者・社員の方々を対象に研修や講演を行っております。
「ワーク・イノベーション ~自分らしく働くヒント~」では、個々が自分らしく働くための実践的なアドバイスを提供し、働きがいと生産性の向上を目指します。 ×
「海で学んだリーダーシップ・人間力」
初の巡視艇船長等のユニークなキャリアと専門の経営学を活かし、 企業や経営者・社員の方々を対象に研修や講演を行っております。
「海で学んだリーダーシップ・人間力」では、彼女自身の海での経験を通じて培ったリーダーシップの本質や人間力について語り、自然と共に成長する重要性を強調します。
最近は次世代リーダー(若手社員や女性社員など)向けの講演依頼も多くいただいています。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
クリックすると、詳細が表示されます。
新しいビジネスをつくり出す 「女性たちのウェルビーイング」マーケティング
フェムテックを一過性の流行で終わらせない!
「健康経営」と「商品開発」の視点を取り入れることで、新たなビジネスチャンスが広がる!
産婦人科医、予防医療の専門家、ヘルステック開発者、ダイバーシティ企業のリーダー、社会起業家など、さまざまな分野の専門家から学び、新しい市場に挑戦しよう!
「ウェルビーイング」の観点から、日本の未来や人材育成につながる女性の心身の課題を、企業の商品やサービスを通じて解決することを目指した「WELL WOMANプロジェクト」が書籍化されました!
おつかれ女子のウェルネス手帳 ココロもカラダも笑顔になれる133の気づき
毎日の暮らしに幸運を呼び込む133の小さな魔法
心も体も笑顔になる、今日から実践できるヒント&アイデア集
仕事やプライベートでたくさんのストレスにさらされている「おつかれ女子」を応援します!
健康でハッピーに前向きに生きるための小さなヒントやアイデアを、12のカテゴリーで計133個紹介。
女子の働き方 男性社会を自由に歩く「自分中心」の仕事術
「仕事との付き合い方が変わった!やる気を持って取り組む仕事が楽しい」(20代女性)
「女子社員が、自分には当たり前の '会社のルール' に気づいていなかったとは驚き。これは女性だけでなく、男性も読むべき良書!」(50代男性)
……など、刊行直後から続々と反響!
実践的な女子の働き方バイブル!
Q. やる気が湧かず、仕事に気分が乗らない日があります。どうすればいいですか?
A. 「やる気がある=OK/やる気がない=NG」と自分を評価しないこと。
→それでも仕事をスムーズに進めるコツは p.30 へ。
Q. 上司とうまくいかないときは、どうすればいいですか?
A. 上司は「使うもの」。ただ「使われるだけの人」にならないコツがあります。
→上司との上手な付き合い方は p.54 へ。
ビジネスの世界は「男性のルール」で動いています。
そのことに気づいて働いていますか?
もしかしたら、その苦労をしなきゃいけないのは、「男性社会のルール」を知らないからかもしれません。
会社人間にならずに、女子が仕事を楽しむためのコツを教えます!
公立図書館と都市経営の現在―地域社会の絆・醸成へのチャレンジ
最近、公立図書館では運営を民間組織に委託する公民連携が進んでいます。このシリーズの第4巻では、産業支援や子育て支援といった最新の動向と今後の方向性を紹介します。
書籍
- 「海を駆ける風」女性キャプテン誕生の航跡(1988年 メディアハウス出版会)
- 「お買い物で社会を変えよう!」(2014年 公人の友社)
- 「おかいもの革命!」(2014年 公人の友社)
- 「図書館制度・経営論」(2013年 ミネルヴァ書房)
- 「公立図書館と都市経営の現在」(2020年 日本評論社)
- 「女子の働き方」(2017年 文響社)
- 「おつかれ女子のウェルネス手帳」(2018年 幻冬舎)
- 「“女性たちのウェルビーング”マーケティング」(2023年 同文館出版)
メディア
- 情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ)
- MEGUMIのオシゴトラジオ(FM AICHI)
- 日本経済新聞
- 読 売新聞
- 産経新聞
- 三重ふるさと新聞
- 神静民報
- タウンニュース
- Hijicho 大阪市立大学新聞
- 産経WEST
- 東洋経済オンライン
- HAROM(ハロム)
- 東洋経済ONLINE
- 中日新聞「おかいもの革命!」 など
講演実績
- 豊前市
- 薩摩川内市
- 千葉県商工労働部雇用労働課
- 株式会社 山崎塗装店
- NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク
- 金沢西部エネルギーセンター
- 鈴鹿市
- ダイキン工業株式会社
- 味の素株式会社
- 鹿島建設株式会社
- 大阪ガス
- 大阪信用金庫
- JA姫路
- 近畿経済産業局
- 茅ヶ崎市役所
- NEXCO西日本
- 株式会社ポーラ
- 一般財団法人日本女性財団
- 兵庫県行政書士会
- 三重県
- 長野県
- 小田原市役所
- 東京商工会議所
- パナソニック株式会社
- その他多数