柿﨑明二 かきざきめいじ
経歴
1961年秋田県横手市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
1984年毎日新聞社を経て、1988年共同通信社入社。
1993年、政治部に配属され、以後、首相官邸、与野党、財務省、外務省、厚労省などを中心に取材。
政治部次長、編集委員、論説委員(政治担当)、論説副委員長などを歴任。
共同通信社在籍時には、法政大学法学部兼任講師、厚生労働省独立行政法人評価委員会委員も務めた。
政治記者時代は内閣・国会、与野党、中枢・若手、議員・非議員を問わず幅広く取材をしていた。
著書に「検証 安倍イズム~新国家主義の胎動」(岩波新書)、「『次の首相』はこうして決まる」(講談社現代新書)などがある。
月刊「文藝春秋」、同「世界」(岩波書店)などに寄稿多数。
前菅内閣において総理大臣補佐官(2020年10月から1年間)として政策評価、検証などを担当。
2022年4月から現在は、帝京大学法学部政治学科教授として、政治動向やメディアの実態的分析、研究を専門としている。
主な講演テーマ
コロナ後の世界と日本の展望
書籍・メディア出演
書籍紹介
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「江戸の選挙」から民主主義を考える
民主主義の制度はみんな外来? 実は江戸時代後期、幕藩体制の末端にあった村の一部では名主などの村役人を入札と呼ばれる選挙で選んでいた。私たちの足元にあった自治のシステムから、低投票率に揺らぐ現代の民主主義を鍛え直す道を探る。
検証 安倍イズム~新国家主義の胎動
「美しく誇りある」父のような国家が国民一人ひとりを子のように指導し、守っていくーー。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安保法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る。
『次の首相』はこうして決まる
なぜ安倍と福田は首相になれたのか? いま日本政治を動かしているのは誰なのか? 世論調査に踊らされる政治家の実態から、小選挙区世代の新しい政治力学まで、あざやかに読み解く。
空白の宰相『チーム安部』が迫った理想と現実
政権内部ディープスロートが明かした全真相秘密会議に酔っ払って現れた大臣。補佐官と大臣の掴み合いの喧嘩。権力への野望を抱く女性政治家の策謀。閣僚の自殺に絶句し、土壇場で決断できない「真空総理」
- 「「江戸の選挙」から民主主義を考える」(岩波ブックレット 2023年)
- 「検証 安倍イズム~新国家主義の胎動」(岩波新書 2015年)
- 「『次の首相』はこうして決まる」(講談社現代新書 2008年)
- 「空白の宰相『チーム安部』が迫った理想と現実」(共著 講談社2007年)
テレビ
- とくダネ!(フジテレビ)
- 直撃LIVEグッディ!(フジテレビ)
- 朝ズバッ!(TBS)
- ひるおび(TBS)
- ゴゴスマ(CBC)
- 報道ランナー(関西テレビ)
- 堀潤モーニングFLAG(TOKYO MX)
- その他多数