鈴木淳すずきじゅん

俳優／MC／講師／キリスト挙式正教師(ブライダル牧師)

プロフィール

神奈川県川崎市出身。1988年、学習院大学法学部政治学科在学中に劇団四季のオーディションに合格。翌年6月、「ジーザス・クライスト＝スーパースター」のアンサンブルで初舞台を踏む。代表作は「ジョン万次郎の夢」福沢諭吉役。退団後は、2001年秋にオープンした東京ディズニーシーにてライブアクターとして活躍。現在は俳優・MC・講師として幅広く活動している。

地元・川崎市では、「かわさき推しメシ2022」の食レポレポーターをはじめ、「アジア交流音楽祭」「かわさきジャズLIVE!」「かわさき人権フェア」「全国都市緑化かわさきフェア」などの各イベントでMCを担当。また、川崎市議会を紹介するコンセプトムービー「It's KAWASAKI TIME! さあ、市議会に行こう！」ではメインキャストとして出演している。

さらに、キリスト教挙式における牧師として、これまでに600組を超えるカップルの門出を祝福。愛するパートナーと共に、「役者＝人の役に立つ者」として生き続けることを志す、“多様性を体現する表現者”である。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

1968年　6月25日、神奈川県川崎市に生まれる。6月生まれに因んで「JUN」と名付けられる。
1988年　学習院大学在学中、劇団四季のオーディションに合格。研究所第26期生として入所。翌年6月、「ジーザス・クライスト＝スーパースター」青山劇場公演で初舞台を踏む。
1992年　ファミリーミュージカル「ジョン万次郎の夢」日生劇場ほか全国ツアー公演にて福沢諭吉役を演じる。
1993年　劇団四季を退団。以後、俳優・MC・講師として活動を開始。
2001年　9月4日の「東京ディズニーシー」グランドオープンより、2006年までライブアクターとして出演。
2008年　キリスト挙式正教師の資格を得て、ブライダルにおける牧師としての活動を開始。
2009年　旅程管理主任者（国内）資格を取得。ジェンダーの枠を越え観光バスガイドとして乗務し、指名を受けるほどの高い評価を得る。
2020年　コロナ禍の中、パートナーと運命的な出会いを果たす。
2022年　神奈川県川崎市の一大イベント「かわさき AKINAI AWARD #かわさき推しメシ」にて食レポレポーターを務める。
2023年　川崎市議会を紹介するコンセプトムービー「IT'S SHIGIKAI TIME! IT'S KAWASAKI TIME! さあ、市議会に行こう！」にメインキャストとして出演し、振付も担当。
2024年〜2025年　「全国都市緑化かわさきフェア2024秋」「同2025春」にてステージMCを担当。
2025年　6月公開の映画「フロントライン」に、情報番組コメンテーター・浅丘教授役で出演。

主な講演テーマ

「男らしさ」にこだわらない
〜学びが育んだ私の人間性〜

ライフスタイル
- 経験・体験談
- 人生

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大学在学中、専門学校でレッスンに励みながらミュージカル劇団のオーディションに合格した当時の私は、周囲を見渡す余裕などありませんでした。今振り返ると、夢が現実となったのは、私に関わってくださった多くの方々の理解と支えがあったからこそだと、深く実感しています。

一人の人間としての私、そして表現者としての私を形づくってくれたのは、学び舎で出会った恩師・同級生・同期生たちです。彼らに支えられ、多様性を可能性へと変えてきた私・鈴木淳の「宝物のような学び」を、ここでご紹介します。 ×

「居て、聴いて、語る」
〜リスペクトで繋がる多様な世界〜

スキルアップ
- コミュニケーション

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さまざまなプロフェッショナルが集い、ひとつの作品を創り上げる現場で欠かすことができないもの――それは、互いへのリスペクトだと私は思います。厳しくも多くの気づきを得た劇団時代、演出家・浅利慶太先生から教わった「居て、聴いて、語る」という言葉。この教えは、演劇のためだけのものではありませんでした。日常生活におけるコミュニケーションにも活かすことができる、まさに“魔法の言葉”だったのです。

古き良き昭和から平成を経て、価値観の多様化が求められる令和の時代へと移り変わった今、この言葉が持つ本質的な意味を、皆さまと共に改めて深めていきたいと思います。 ×

LGBT当事者が語る「優しい」人生

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運命の赤い糸は本当に存在するのだろうか──。
生まれてこの方、ずっと疑問に思っていた私・鈴木淳ですが、人と人をつなぐコミュニケーションの機会が失われつつあったコロナ禍で、運命のパートナーと出会いました。

互いの「自分らしさ」を尊重し合ううちに、共に過ごす時間が自然と増え、今では家族になることができました。私たちの UNIQUENESS が、どなたかの HAPPINESS へとつながることができたなら、これほど幸せなことはありません。

自分らしさを相手に伝えるための「淳マジック」があれば、きっと、自分自身にもやさしくなれるはずです。 ×

書籍・メディア出演

テレビ

NHK 「明日が変わるトリセツショー」
CX 「世界の何だコレ!?ミステリー」

ドラマ

NHK 「タリオ復讐代行の2人」/「秀吉のスマホ」
NHKBS 「主婦カツ！」/「シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅳ 新！少年探偵団」
NTV 「ブラックファミリア〜新堂家の復讐〜」/「花咲舞が黙ってない」/「掟上今日子の備忘録」
EX 「Doctor-X〜外科医・大門未知子〜SEASON3」/「相棒season17」
TX 「闇バイト家族」
ABC 「●●ちゃん」/「ミス・ターゲット」

ラジオ

オーディオドラマ「distancetories(ディスタンストーリーズ)」

映画

「シン・ゴジラ」(監督:庵野秀明)
「沈黙-サイレンス-」(監督:マーティン・スコセッシ)
「新青春」(監督:菱川勢一)
「首」(監督:北野武)
「フロントライン」(監督:関根光才)

WEB

川崎市議会コンセプトムービー

CM

「東京都民共済」
雪印メグミルク「恵ガセリ菌SP株ヨーグルト」

舞台

劇団四季
「ジーザス・クライスト=スーパースター」アンサンブル/「M.バタフライ」クロコ(日本初演)/「人間になりたがった猫」風船屋・錠前屋二役/「エルコスの祈り」少年ニールス、少年ジョージ/「ジョン万次郎の夢」福沢諭吉
劇団お座敷コブラ
「WWW」「RUN」「RUNver.2.0」「RUNver.3.0」

講演実績

神奈川県川崎市内の中学校・高校に於ける職業講話
東京都中央区民カレッジ「美声は美背」「魅力開花メソッド」

この講師のおすすめポイント

俳優・MC・講師、そして600組以上の門出を祝福してきたキリスト挙式正教師（ブライダル牧師）として活動する鈴木淳さん。劇団四季入団をはじめ、東京ディズニーシーでのライブアクター出演、映画出演、行政イベントMC、地域文化発信など、多様な舞台で言葉と表現を届け続けています。
またご自身がLGBTQ+当事者である経験も公にし、誰もが「自分らしく生きられる社会」をテーマに講演活動を展開。人前に立つプロとして30年以上磨いてきた「声」「表現力」「伝える力」を活かし、温かくユーモアあふれる語りで、多様性・尊重・人間性を深く伝える講師です。

◆ 人間の価値観に寄り添う“心の講演”
鈴木さんの講演は知識や理論ではなく、これまでの人生経験や舞台で培った「人の感情に触れる表現」を軸に進みます。聴く人が自然に自分事として考えられるため、価値観・人付き合い・多様性理解などがすっと腹落ちし、受講後の行動変容につながります。

◆ LGBTQ+当事者としてのリアルな言葉
当事者としての体験談や葛藤、社会との向き合い方を包み隠さず伝えることで、参加者は「知識」ではなく「理解と共感」を得ることができます。管理職研修や企業のDE&I研修、若年層のキャリア・アイデンティティ教育にも高い評価を得ています。

◆ 俳優×MCの経験を活かした圧倒的な話術
劇団四季・ディズニーシー・行政イベント・映画出演などを通じて磨かれた“伝わる声と言葉”は圧巻。聞き手が自然と集中し、最後まで惹きつけられる進行・表現技術は、講演・司会・ステージ進行など幅広い場面で活躍の理由となっています。

◆ 「人間としてどう生きるか」に向き合うテーマ設定
「男らしさ」「こうあるべき」という価値観にとらわれず、自分を肯定し、他者を尊重しながら生きるヒントを提示。人生・キャリア・アイデンティティ・コミュニケーションなど、年代も立場も問わず心に残る内容です。

◆ 温かく安心感のある語り口・空気づくり
600組以上の挙式でふたりの人生に寄り添ってきた経験から、言葉の選び方・間の取り方・配慮力に大きな強みがあります。「話を聞くと心が軽くなる」「安心して涙が出る」との声が多く、心理的安全性の高い場が自然と生まれます。