山田優 やまだまさる
経歴
農業ジャーナリスト。世界の農業や農業政策、農産物の通商交渉問題などを取材してきた。著書に『亡国の密約』(共著、新潮社、2016年)、『農業問題の基層とは何か』(共著、ミネルヴァ書房、2014年)、『緊迫アジアの米――相次ぐ輸出規制』(筑波書房、2005年)など。
1955年東京生まれ
1973年3月千葉県立千葉高等学校 卒業
1973年4月~名古屋大学農学部農学科 ~77年3月卒業(農学士)
1977年4月~2014年2月日本農業新聞記者
1993年10月~94年7月フロリダ大学・テキサスA&M大学客員研究員
2003年4月東京農工大学連合農学研究科生物生産学専攻(博士課程後期)08年9月修了(農学博士)
2016年~農業情報学会フェロー
2013年~静岡県立農林環境専門職大学客員教授
主な講演テーマ
世界の農業と農政の課題
書籍・メディア出演
書籍紹介
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農業イノベーションの挑戦者
本書でしか明かされない失敗談、未来の農業に求められる技術やアイデアなど、12事例を紹介。農業に携わる人は必読。
亡国の密約 TPPはなぜ歪められたのか
コメの市場開放要求をかわすため、日本は過去に米国とある密約を結んだ。
「聖域」を守る代償として、米国に大きな実利を差し出すスキームは、
現在にいたるまでに、農業のみならず金融、保険、医療分野にも拡大。
その結果、TPPでも日本は大幅な譲歩を余儀なくされた。
亡国の危機すらはらんだシナリオの全容に迫る。
知識ゼロからの畜産入門
畜産に関して、おさえておきたい基礎知識を完全に網羅した入門書。肉・牛乳・卵など、畜産物の生産から流通、消費動向まですべてわかる。TPP交渉や日豪EPAの最新情報も掲載。
書籍
- 山田優、1993年1月、「はじめての農業パソコン」富民協会
- James R Simpson、山田優、2004年8月、「これでいいのか日本の食料」家の光協会
- 山田優、2005年2月、「緊迫アジアの米」筑波書房
- 「農政ジャーナリストの会50周年記念誌編集委員会」(岸康彦、滑田隆、山田優など)、2007年7月、農林統計協会
- 東京商工会議所編(アースワークスのほか、山田優など多数)、「食・農」A子リーダー公式テキスト、2011年3月、中央経済社
- 南石晃明ほか山田優など、2014年3月、「農業革新と人材育成システム」農林統計出版
- 末原達郎ほか山田優など、2014年12月、「農業問題の基層とはなにか(シリーズ・いま日本の農を問う1)」ミネルヴァ書房
- 八木宏典ほか山田優など、2015年8月、「知識ゼロからの畜産入門」家の光協会
- 山田優、石井勇人、2016年7月、「亡国の密約」新潮社
- 南石晃明ほか山田優など、2023年3月、「農業イノベーションの挑戦者」養賢堂
- 新聞、雑誌などにコラム、記事、インタビュー等多数
講演実績
- オランダ大使館、農業団体、経済団体など多数
この講師のおすすめポイント
山田優さんは、農業ジャーナリストとして世界の農業や農業政策、農産物の通商交渉問題などを取材し、その知見を広く伝えている専門家です。東京農工大学で農学博士号を取得し、長年にわたり日本農業新聞の記者として活動してきました。また、フロリダ大学やテキサスA&M大学で研究員としても活動し、農業に関する深い知識を培っています。著書には『亡国の密約』(共著)や『農業問題の基層とは何か』などがあり、農業に関する問題提起を行っています。
その幅広い経験と豊かな知識を基に、山田さんは現在、農業情報学会フェローや静岡県立農林環境専門職大学の客員教授としても活躍しています。彼の講演は、農業の現状や未来、政策に関する重要な視点を提供しており、農業に関わる多くの人々にとって貴重な学びの場となっています。
◆ 農業の未来を切り開く視点
山田さんの講演では、現在の農業が直面している課題と、それにどう立ち向かうべきかについての具体的な提案が行われます。特に、生産資材の高騰や気候変動、農業経営の持続可能性といった現代的な問題をどのように乗り越えていくか、これからの農業の未来に必要な視点を学べます。
◆ 世界の農業と農政を深掘り
山田さんは、世界各国の農業政策や農産物の通商交渉問題に精通しており、その視点から日本の農業政策の課題についても解説します。講演を通じて、国際的な農業問題と日本の農業がどのようにリンクしているのかを理解し、国内外の動向が農業に与える影響について深い洞察を得ることができます。
◆ 農業の多様性が未来を救う
農業の未来を考える上で、山田さんは「多様な農業」の重要性を強調しています。大規模農業から小規模農業、また都市農業や新たな農業技術まで、さまざまな農業の形態が互いに補完し合い、持続可能な未来を作り出す方法について詳しく説明します。
◆ 農業政策の課題と解決策
農業政策の課題に直面している現在、山田さんはその解決に向けた政策提案を行っています。国内農業の保護や支援策、国際貿易における農産物の取り扱いなど、実際の政策に対する提言を交えた内容を学ぶことができ、今後の政策形成に活かすことができます。
◆ 農業の課題をビジネス視点で考える
山田さんは、農業を単なる産業としてだけでなく、ビジネスの視点からも捉えています。農業の経済的側面や企業戦略、マーケティングにおける新しいアプローチについても議論されるため、農業経営者や関連企業の経営者にとっても有益な視点を提供します。
山田優さんの講演は、農業の現場で必要な知識を提供するだけでなく、農業の未来に向けて実践的な解決策を学ぶ貴重な機会です。農業関係者や政策担当者、農業経営者にとって、今後の方向性を見定めるための重要なヒントとなるでしょう。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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