水上克朗 みずかみかつろう
経歴
慶應義塾大学卒業後、大手金融機関に入社。
会社員としてのキャリアでは、14回の部署異動、11回の転勤、11年間にわたる単身赴任、2度の会社合併を経験。
56歳のとき、理事(執行役員待遇)から社外出向となり、収入が大幅に減少。ちょうどそのタイミングで家族の病気が悪化し、実家の父親は認知症を発症して2年半の介護生活に。母親も老老介護で心身ともに疲れ果て、胃がんと診断され、余命3ヵ月の宣告を受ける。両親は相次いで他界し、ダブル相続という課題にも直面した。
この間には、早期退職勧奨、定年退職、再雇用、転職内定の辞退、副業(FP業務)など、さまざまな働き方を経験。その中でファイナンシャルプランナーとしての知識を活かし、1億円規模の資産を捻出する方法を確立した。
現在は、相談・執筆・監修・講演活動を通じて「お金の不安を解消する」ことをテーマに、ライフプラン設計、家計の見直し、マイホーム購入(住宅ローンや住まい選び)、保険(生命保険・損害保険)の加入や見直し、資産運用など、総合的な視点からアドバイスを行っている。特に個別相談の実績は、延べ500件を超える。
2023年には日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員を務めるほか、日本FP協会東京支部スキルアップ委員会(講師・相談・執筆研修)運営委員(2022年〜)としても活動中。また、J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとしての認定も受けている。
【保有資格】
CFP®(日本FP協会認定)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
DC(確定拠出年金)プランナー
主な講演テーマ
資産を正しく築く方法
人生100年時代を安心して過ごすためには、お金の貯め方に関するゴールデンルールや、収入と支出の把握、生活費の見直し、資産運用といった基本を、まず正しく理解することが重要です。
お金がなかなか貯まらない原因は、必ずしも「収入が少ない」ことにあるわけではありません。
将来必要となる資産を確保するために、今すぐ取り組める具体的な方法について、講師自身の資金捻出の実例を交えながら、わかりやすく解説いたします。 ×
50代以降に迎える収入ダウンの「4つの崖」と「見えざる2つの崖」と対応策
一般的に、会社員の収入は50代前半をピークに、その後は徐々に減少していきます。
しかし、ほとんどの方が「いつ」「どのくらい」収入が下がるのかを具体的に把握していません。
この講演では、収入が大きく減少する「4つの崖」(①役職定年 ②定年後の再雇用 ③年金生活の開始 ④配偶者との死別による公的年金の減少)と、あまり意識されていない「見えざる2つの崖」(①病気 ②介護)についてご紹介し、それぞれのリスクへの具体的な対応策を分かりやすく解説いたします。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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50代から老後の2000万円を貯める方法
「老後2,000万円問題」に過度に惑わされる必要はありません。
老後に必要な資金は、ライフスタイルや家族構成、健康状態などによって人それぞれ異なります。重要なのは、定年後の医療費や介護、そして相続に備えて、冷静に現実的な準備を進めることです。誰もが安心して老後を迎えるために、今からできる具体的な対策があります。
本書では、大手金融機関に40年間勤務し、「一社でのキャリア」を貫いた著者が、56歳で執行役員待遇から社外出向となり、収入が大幅に減少するという転機を経験。
同時期、家族の病気や介護問題、両親の相次ぐ他界によるダブル相続といった現実に直面します。
そんな逆境の中で、著者はファイナンシャルプランナーとしての知識を活かし、自らのライフプランを徹底的に見直すことで、老後資金を確保する道を切り開いてきました。
リアルな体験と実践に基づいた「老後資金の捻出術」を、多くのサラリーマンにも実行可能な形で紹介しています。老後のお金に関する不安を安心に変えるための実用的なヒントが詰まった一冊です。

見るだけでお金が貯まる賢者のノート
お金に困らない人が実践している基本と習慣を、ゼロからわかりやすく解説します。経済的に安定している人は、収入の多さに関係なく「お金との正しい向き合い方」を身につけています。この書籍では、そうした賢いお金の使い方・守り方・増やし方を、実践的な視点から丁寧に紹介しています。
日々の生活でお金の不安を減らし、将来に向けて安心を得たい方にとって、確かなヒントとなる一冊です。お金との良好な関係を築くための考え方や行動を、今日からすぐに取り入れられます。

50歳から必ずやっておくべき10のこと
50歳を迎えると、「会社員としての働き方もあと10年」と感じる方が多いでしょう。多くの企業では55歳で役職定年を迎え、その影響で仕事へのモチベーションが下がってしまうこともあります。しかし、視点を変えれば、50代は会社に縛られず自由な働き方や新たなチャレンジができる可能性が広がる時期でもあります。
一方で、「まだ10年もあるから」と定年後の生活設計を後回しにしている方もいるかもしれません。しかし、準備を怠ると定年後に大きな後悔を招くリスクがあります。
人生100年時代を迎え、長生きがリスクと捉えられることもありますが、長い第2の人生は新たな可能性と充実を追求するチャンスです。しっかりとした準備を進めたうえで、自分らしくやりたいことを思いきり楽しんでほしいと考えます。
テレビ
- NHK「おはよう日本 おはBiz」
新聞
- 日本経済新聞
- 読売新聞
- 北海道新聞
- 夕刊フジ
雑誌
- 『THE21』(PHP研究所)
- 『FPジャーナル』(日本FP協会)
- 『週刊女性』
Webメディア
- 幻冬舎ゴールドオンライン
- お金のミカタプロ
- ZUUオンライン
- YANUSY
- 東洋経済オンライン
- ダイワファンドラップ
- THE21オンライン
- マイナビニュース
- 小学館@DIME
- ファイナンシャルフィールド
- セゾンのくらし大研究
- NTTファイナンス
- freee会計
- みずほ銀行
- auじぶん銀行
- 千葉興業銀行など
- 大手金融機関の情報サイト
YouTube
- フェルミ漫画大学
- YouTube図書館 など
書籍
- 『50代から老後の2000万円を貯める方法』(アチーブメント出版)
- 『見るだけでお金が貯まる賢者のノート』(自由国民社)
- 『50歳から必ずやっておくべき10のこと』(PHP研究所『THE21』編集部)
講演実績
- 「資産を正しく築く方法」(銀座百年大学)
- 「FP業務と資格の活かし方(副業・独立・起業)」(日本FP協会)
- 「いま生活費を抑えるならばクルマはどう利用すべきか」(株式会社IDOM(旧社名:ガリバーインターナショナル))
- 株式会社エフピーリンク
- PHP研究所
この講師のおすすめポイント
ファイナンシャルプランナー(CFP®/1級FP技能士)として活躍する水上克朗さんは、資産形成・ライフプラン・保険・資産運用など幅広い分野での専門知識を活かし、相談・執筆・監修・講演活動を通じて「お金の不安を解消する」ことを使命とされています。
慶應義塾大学卒業後、大手金融機関に勤務。会社員時代には14回の異動や単身赴任、親の介護・相続、収入減少など、多くのリアルなライフイベントを経験。その中で、1億円規模の資産を捻出するノウハウを自らの体験から築き上げました。
現在は、一般生活者から企業まで幅広い対象に向けて、生活に密着したお金の知識をわかりやすく伝える講演を全国で行っています。個別相談実績は500件以上にのぼり、金融教育やライフデザインに関心の高い層から高い支持を得ています。
◆ 自らの実体験を交えた、共感を呼ぶリアルなお金の話
水上さんの講演は、単なる理論や数字だけでなく、自身が直面した「親の介護」「ダブル相続」「収入激減」など、誰にでも起こり得る現実をベースにしています。こうした体験を交えた話は聴衆の共感を呼び、腹落ち感のある学びへとつながります。
◆ 働き方・生き方とお金をつなぐ“人生設計”の提案
早期退職、再雇用、副業など多様な働き方を経験してきた水上さんだからこそ語れる「仕事とお金の関係」は、特にミドル・シニア世代にとって示唆に富んでいます。人生100年時代において、自分らしく働きながら老後に備える方法を、収入・支出・制度の面から丁寧に解説します。
◆ 制度の“使いこなし術”をわかりやすく解説
iDeCo・NISA・年金・失業保険・退職金制度など、「知っているだけ」で得をする公的制度を、実例とともに具体的に紹介。聞いたその日から行動に移せる実践的な内容で、多くの受講者から「すぐに役立つ」と好評を得ています。
◆ “お金が貯まらない原因”を根本から解消する視点
「収入が少ないから貯まらない」と思い込んでいる人に対して、水上さんは「支出と仕組みの見直し」で十分に資産形成できることを示します。マイホームや保険など人生の大きな出費についても、冷静で現実的な視点から、リスクを抑える判断力を育ててくれます。
◆ 50代以降の「収入ダウンの崖」への備えを徹底サポート
「役職定年」「再雇用」「年金」「介護・病気」など、誰もが避けられない“収入減少の崖”にどう備えるか。水上さんの講演では、これらの崖にどう向き合い、何を準備すべきかをステップごとに解説。将来への不安を希望に変えるヒントが満載です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。
お客様の声
資産を正しく築く方法
講師自身も数々の経験とFPの知識を活かし、「1億円資産の捻出方法」を確立しているため、一つひとつの資産形成の方法について説得力のある解説があった。できることから実践していきたいと感じた。
特に住宅購入を検討している方には、個別相談で「100歳までの家計シミュレーション」を作成し、購入適正価格やローンの組み方についてアドバイスを行っているとのこと。ぜひ相談してみたいと思う。
50代以降に迎える収入ダウンの「4つの崖」と「見えざる2つの崖」と対応策
講師は、金融機関での40年以上にわたる会社生活の中で、14回の部署異動、11回の転勤、11年間の単身赴任、2度の会社合併、早期退職勧奨、定年退職、再雇用、転職内定辞退、副業など、数多くの経験を積んでいます。また、私生活では両親の認知症や介護、ダブル相続を経験しました。これらの経験を踏まえた対応策は、FPの知識だけでなく、非常に実践的で参考になりました。
50代から考える仕事と老後のお金のつくり方
講師がこれまで経験したお金の悩みや具体的な対応策、そしてお得に活用できる国の制度について学ぶことができた。なお、お金の不安を解消するためには、自身の家計シミュレーション表を作成して「お金の見える化」を行うことが重要であると痛感した。