森数美保 もりかずみほ
経歴
組織とキャリアの両側面から、“選べる自分”と“選ばれる組織”を支援する専門家
大阪大学を卒業後、新卒一期生として人材紹介会社の株式会社ジェイ エー シー リクルートメントに入社。最年少マネージャーとして活躍する。
結婚を機に名古屋支店へ異動し、第一子出産後もマネージャー職として復職。仕事と家庭の両立に奮闘する中、夫の育児ノイローゼをきっかけに退職し、「何者でもない自分」に絶望する。
その後、自分の在り方を模索しながら奮起し、NTTドコモの子会社にて人事を経験。さらに、創業期のITスタートアップ(株式会社Misoca/現・弥生株式会社)では、ゼロからエンジニア採用を推進し、1年間で組織を2倍に拡大させた。
2018年、株式会社キャスターに入社。翌年からは採用代行サービスの事業責任者として、300名超のフルリモート組織のマネジメントと事業開発を両立。3年間で導入企業数350社を突破する。
2021年4月には執行役員に就任し、複数事業を管掌。その後、株式会社ミライフに執行役員として入社し、キャリアコンサルタント・人事・事業経営の経験を活かして、本質的なキャリア構築と組織づくりを推進。
2024年、株式会社Your Patronum(ユアパトローナム)を創業。組織・キャリア開発の専門家として、法人向けの組織開発コンサルティングサービス「ユアパト」、個人向けのキャリア支援サービス「キャリパト」を提供している。
■ 強み・特長
・キャリア開発・キャリア戦略・キャリア支援
「今の会社にこのままいても良いのか」「転職を考えているが、提示されるポジションと自分の興味が一致せず迷っている」といったキャリアの悩みに対し、丁寧に寄り添いながら、ロジカルに解決策を提示します。
・ファミリーキャリア
本人だけでなく、パートナーや家族のライフステージの変化にも対応しながら、家族全体としてのキャリア戦略を立てるためのアドバイスが可能です。
・組織課題の解決支援
「採用がうまくいかない」「マネジメントが難しい」「チームがまとまらない」など、組織が抱える多様な課題に対し、「組織で困ったら森数!」という口コミが広がり、相談・依頼が多数寄せられています。
■ 話せること・書けること
・分析や理論に基づいたキャリア戦略
・「働く意味がわからない」と感じたときに考えるべきこと
・ライフステージに合わせて家族でキャリアを築く“ファミリーキャリア”
・女性管理職を増やすために、組織ができること・個人ができること
・やりたいことが見つからない“Willなし人間™”のキャリアの描き方
・「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためのキャリア設計
・選ばれる職務経歴書の書き方
・機能不全に陥りがちな組織の特徴とその改善策
・退職代行を使う前に考えておきたいこと
主な講演テーマ
キャリアにブレーキをかける正体は?
〜「バイアス」と「残像問題」〜
(一般社員、人事・マネジメント層向け)
キャリア自律やキャリアオーナーシップが注目される中、「目の前の仕事で手一杯」「将来の働き方が想像できない」と悩む方は少なくありません。こうしたキャリアの停滞を招くのが、自身の「バイアス」や「残像問題」です。本講演では、それらの正体を紐解き、不要なブレーキを外して、自らの意志で“選び取る”キャリアを歩むための視点を提示します。部下のキャリア支援にも役立つ内容です。 ×
“選べる自分”になるキャリア戦略
〜「強み」を言語化する実践ワークショップ〜
(ビジネスパーソン、学生向け)
「やりたいことがわからない」「このままでいいのか不安」──そんな悩みを抱えながらも前に進みたい方へ。過去の経験を振り返り、「好き・得意・ストレス」などの観点から整理することで、自分の“使いたい力”や“ありたい姿”を明確にしていく、過去起点のキャリア設計法を紹介します。強みの見つけ方、価値観の言語化、選択の“ものさし”の持ち方を、ワーク形式で実践的に学びます。 ×
自律型人材を育てるマネジメント
〜キャリア戦略を組織の武器に〜
(マネージャー、経営者層向け)
「部下に任せられない」「若手が育たない」「エンゲージメントが低い」──そんな課題の背景には、“キャリア伴走”ができていないマネジメントの問題が潜んでいます。本講演では、管理職に求められる“支援する力”と、部下のキャリア自律を促す問いかけや関わり方を、理論と実例をもとにお伝えします。 ×
女性リーダーのためのキャリア構築術
(女性管理職・リーダー候補向け)
ロールモデルの不在、家庭との両立、組織からの期待との板挟み──こうした葛藤を抱える女性リーダーに向けて、「キャリアの考え方」や「選び方」を講師自身の経験も交えてお話しします。自分が納得できるキャリアを築くための視点や行動を具体的に解説します。 ×
ライフイベントとキャリアを両立する組織へ
〜「ファミリーキャリア」という新しい視点〜
(人事・ダイバーシティ推進担当者向け)
今や、産育休からの復職支援だけでは不十分な時代。パートナーの転勤、子育て、介護など、ライフの変化とともにキャリアをどう築くかが重要です。本講演では、キャリアを“家族単位”で考える「ファミリーキャリア」の視点から、組織ができる支援の再設計について提案します。 ×
多様化する働き方
〜出社・リモート・ハイブリッドの本質を理解する〜
(経営層、マネージャー向け)
出社、リモート、ハイブリッド──働き方の選択肢が広がる今、どのスタイルでもマネジメントやコミュニケーションの課題はつきものです。全ての働き方を経験した当事者として、それぞれのメリット・デメリット、うまく機能させるための工夫など、現場視点でお話しします。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法
近年では、「やりたいこと」や「Will」からキャリアを描く方法が主流となっています。しかし実際、「あなたのやりたいことは何ですか?」と問われて、はっきりと答えられる社会人は多くありません。日々の仕事に追われ、自分の得意や興味がわからないままキャリアを歩んでいる人も少なくないでしょう。さらに、将来の不確実性が高い現代(VUCA時代)では、明確なキャリア目標を立てること自体が難しくなっています。
加えて、結婚・出産・育児・介護といったライフイベントによって、計画通りにキャリアを進められないケースも珍しくありません。このように、「未来から逆算するキャリア設計」が必ずしも効果的とは限らないのです。
本書は、あえて“過去”に焦点を当て、自分のこれまでの経験や価値観をもとに「選べる自分」になるための新しいキャリア戦略を提案します。著者自身、やりたいことが見つからず、ライフステージの変化に悩んだ経験を持つひとり。転職エージェントや人事コンサルタントとして多数の相談者を支援してきた経験から、実践的で共感できるアプローチが満載です。
やりたいことがわからない、自分に自信がない、そんな方にこそ読んでほしい一冊です。キャリアの方向性に迷ったとき、自分らしく進むためのヒントがここにあります。
メディア掲載
- 東洋経済オンライン
- プレジデントオンライン
- JBpress
- FNNプライムオンライン
- flier
- Yahoo!ニュース 等
書籍
- 『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法』(日本能率協会マネジメントセンター)
講演実績
- オリックスグループ キャリアフォーラム登壇
- ビズリーチ主催「HR Success Summit」登壇(参加者約900名)
- JRタカシマヤ キャリアイベント登壇
- ファミリーキャリアセミナー主催
- ※NHK名古屋、名古屋テレビ、東海テレビ、中日新聞など多数取材実績あり
- HR NOTE寄稿:「“ファミリーキャリア”という視点から考える、社員のキャリア支援」
講師の講演料について
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