余語真夫 よごまさお
経歴
1966年生まれ。1989年に同志社大学文学部文化学科心理学専攻を卒業。1991年に同志社大学大学院文学研究科心理学専攻の博士前期課程を修了し、文学修士を取得。1992年に同大学院の博士後期課程を退学。
同年、同志社大学文学部にて助手に就任し、その後専任講師、助教授を経て教授に昇任。米国サザン・メソジスト大学社会心理学研究室にて客員研究員として在外研究も経験。2009年より同志社大学心理学部および大学院心理学研究科の教授を務めている。
また、同志社大学ハリス理化学研究所の心理的安全性研究部門の部門長を兼任。さらに、防衛大学校共同研究員を務めるほか、海上自衛隊ならびに陸上自衛隊のさまざまな部隊、組織で心理学の教育、研究、訓練に取り組んでいる。自衛官募集相談員(京都市)や京都安全保障フォーラム代表を務めている。
主な講演テーマ
・軍事心理学
・ストレスとストレス・マネジメント、ストレス・コントロール
・戦闘ストレスと戦闘ストレス・コントロール
・リーダーシップ
・組織の心理的安全性
・職業生活におけるハラスメント防止
・感情心理学
・感覚・知覚・認知の心理学
・認知バイアス
・認知戦(Cognitive Warfare)
・心理学入門(4年制大学における入門レベル)
・その他、心理学の多くの主題に対応
軍事心理学をはじめとする幅広い心理学分野を専門とし、ストレス管理や戦闘ストレスのコントロール、リーダーシップ論、組織における心理的安全性の確保など、実践的なテーマで講演を行っています。
加えて、感情心理学や認知バイアス、認知戦(Cognitive Warfare)など先端的な心理学の話題もカバーし、職場のハラスメント防止や心理学の基礎を学びたい方にも対応可能です。
多様な視点から心理学の知見をわかりやすく伝えることで、個人のメンタルヘルス向上や組織運営の質的向上に寄与しています。 ×
書籍・メディア出演
テレビ
- NHK『ほっと関西「『お化け』が怖いの なんでなん?」』
- NHK『ガッテン!「免疫力アップ&口臭予防!唾液パワー全開SP」』
- ABEMA News(テレビ朝日)『ウクライナ侵攻のメンタルヘルス』
- 読売テレビ・日本テレビ『ミヤネ屋「プーチン氏の思惑を軍事心理学で読み解く」』
- テレビ朝日『スーパーJチャンネル「ロシア国内に不穏な動き 何が・・・」』
- フジテレビ『特番「3.11 知られざる心の闘い」』
新聞・雑誌
- 京都リビング新聞社『リビング京都「“怖い”の謎」』
- 講談社『週刊現代「皇帝の心理分析」』
- 講談社『週刊現代「極秘情報 プーチン『8月退陣』説を追え!」』
- 講談社『週刊現代「戦争心理学 なぜ人は人を虐殺できるのか」』
- 朝日新聞『新型コロナのストレス度は? ネットでセルフチェック』
- 朝日新聞『ステイホームで投稿いかが 言語化でモヤモヤもスッキリ』
- 共同通信社『新型コロナ,うつ』(掲載:愛媛新聞・岩手日報・秋田魁新報・河北新報・神奈川新聞・中国新聞の各朝刊、西日本新聞夕刊、長崎新聞・宮崎日日新聞の各朝刊)
- 産経新聞『【あと1年で裁判員(3)】『守秘義務』押し付けるだけでは無理 足りない『ケア』』
- 『顔と心:顔の心理学入門』(サイエンス社/共著)
- 『化粧心理学』(フレグランスジャーナル社/共著)
- 『まとう』(朝倉書店/共著)
- 『被服と化粧の社会心理学』(北大路書房/共著)
- 『PMSの研究―月経・こころ・からだ』(文光堂/共著)
- 『オープニングアップ:秘密の告白と心身の健康』(北大路書房/監訳)
- 『筆記療法』(北大路書房/監訳)
- 『臨床社会心理学』(東京大学出版会/共著)
- 『感情心理学』(朝倉書店/共著)
- 『家族の感情心理学』(北大路書房/共同訳)
- 『化粧の社会心理学』(北大路書房/共著)
- 『交響するコスモス〈下巻〉脳科学・社会科学篇『ミクロコスモスから環境へ』』(松籟社/共著)
- 『感情心理学・入門』(有斐閣/共著)
- 『心理学概論』第1版・第2版(ナカニシヤ出版/共著)
- 『素朴な心のサイエンス』(北大路書房/共著)
- 『実感をともなう心理学』(保育出版社/共著)
- 『健康心理学辞典』(日本健康心理学会編、実務教育出版/共著)
- 『心理学辞典』(有斐閣/共著)
- 『応用心理学事典』(日本応用心理学会編、丸善/共著)
- 『健康心理アセスメント概論』(日本健康心理学会編、実務教育出版/共著)
- 『感情心理学ハンドブック』(日本感情心理学会編、北大路書房/共著)
- 『応用心理学ハンドブック』(日本応用心理学会編、丸善/共著)
- 『感情心理学・入門・改訂版』(有斐閣/共著)
講演実績
- 民間企業
- 防衛省自衛隊
- 各種学会
この講師のおすすめポイント
余語真夫さんは、同志社大学心理学部教授として30年以上にわたり心理学の研究・教育に携わってきた、日本の心理学界を代表する教育者・研究者の一人です。専門分野はストレスマネジメント、軍事心理学、認知バイアス、リーダーシップなど多岐にわたり、学術的な知見と実務的な応用力を兼ね備えています。
2001年の米国同時多発テロ後には、欧米や東アジアの研究者と連携し、PTSDや依存症の共同研究を推進。現在は、同志社大学のハリス理化学研究所で心理的安全性の研究部門長を務めるとともに、防衛大学校の共同研究員として、自衛隊などにおける心理教育・訓練にも積極的に携わっています。講演では、学問的知識をベースに、現場で活かせる心理学の実践的な知恵をわかりやすく伝える内容が高い評価を得ています。
◆ 心理的安全性やストレス対策に精通した専門家
余語さんは「心理的安全性」や「ストレスマネジメント」を専門とする実務派の心理学者です。企業・組織におけるメンタルヘルス対策や、職場環境の改善に取り組む人事・管理職層にとって、理論と実践の両面から学べる貴重な講演が魅力です。
◆ 防衛・安全保障領域にも対応する稀有な心理学者
防衛大学校や自衛隊との共同研究を通じて、戦闘ストレスや認知戦(Cognitive Warfare)といった高度かつ特殊な心理テーマにも対応。リスク管理や危機対応を担う組織においても、専門性の高い知見を提供できます。
◆ 認知バイアスや感情の扱い方を実生活に応用
感情心理学や認知バイアスの理解は、ビジネスパーソンの判断力や対人スキル向上に直結します。余語さんの講演では、心理学を「日常に役立つ技術」として紹介し、聴講者に気づきと変化を促します。
◆ 長年の大学教育経験による分かりやすさと深み
30年以上にわたる大学教育の経験を通じて、初心者にもわかりやすく、なおかつ専門家にも納得感のある解説が可能です。心理学の入門から応用まで、幅広い層にフィットする講演内容を構成できます。
◆ 著書多数・講演多数の実績あるスピーカー
著書や学会発表も多く、心理学に関する講演実績も豊富。教育機関、企業研修、行政主催のセミナーなど、あらゆる場面に対応できる柔軟性と説得力を兼ね備えています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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