後藤瑞穂 ごとうみずほ

樹木医
プロフィール
東京都生まれで熊本県育ち。医師の祖母から命の尊さを、造園業を営む父から樹木の大切さを学んで育つ。九州造形短期大学デザイン科を卒業後、造園建設会社に入社しハウステンボスの建設事業に携わる。熊本県初の女性樹木医の資格を取得し、最新の樹木診断機器「ピカス」を日本で初めて導入する。現在は国土交通省など官公庁の樹木診断を中心に、企業の森林保全や景観アドバイス、緑地管理、公園づくりのアドバイザー、セミナー講師、エッセイ執筆など幅広く活動している。東久邇宮国際文化褒賞を受賞。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1968年、東京都生まれ、熊本県育ち。無医村で診療にあたった医師の祖母からは命の尊さを、造園業を営む父からは樹木の大切さを学び育つ。
1988年、九州造形短期大学デザイン科を卒業後、造園建設会社に入社。ハウステンボスの建設事業に携わる。
2001年、熊本県初の女性樹木医として資格を取得。最新の樹木診断機器「ピカス」を日本で初めて導入。
現在は国土交通省をはじめとする官公庁の樹木診断業務を中心に、企業の森林保全や景観アドバイス、樹木医による緑地管理、公園づくりのアドバイザー、セミナーや講演会の講師、エッセイ連載など幅広く活動。
2020年2月、東久邇宮国際文化褒賞を受賞。
樹木医学会編集委員。株式会社木風KOFU代表。
【主な業務経歴】
1989年 ハウステンボス造園設計
2011年 国際基督教大学街路樹ピカス診断
2011年 鎌倉樹ガーデン景観アッププロジェクト 植生調査業務
2014年 帝京大学付属溝の口病院 ソメイヨシノ樹木ピカス診断・治療
2014年 神田川ソメイヨシノ移植適正度診断
2015年 株式会社HONDA栃木製作所 シラカシ立ち枯れ調査
2016年 学芸大学内サクラピカス診断
2016年 立教大学サクラピカス診断
2017年 東京大学ユリノキ樹木ピカス診断・樹木治療
2018年 奄美群島・加計呂麻島デイゴ並木ピカス診断業務
2018年 与論島小学校ガジュマル樹木外観診断
2018年 東京工業大学内樹木類ピカス診断
2019年 秩父宮記念公園樹木診断
2019年 鹿児島県奄美群島瀬戸内町諸鈍デイゴ回復事業
2020年 静岡県沼津市 国登録記念物「帯笑園」樹木診断および治療業務
2020年 石坂産業株式会社 三富今昔村内しあわせ神社ご神木サクラ樹木治療
2020年 洞爺湖・月浦神社アカマツ樹木診断
2021年 戸越神社八幡宮ケンポナシ樹木診断・治療
2021年 福島県塙町向ヶ丘公園エドヒガン樹勢回復作業
2021年 株式会社無限 ピカス樹木腐朽診断・樹木治療
主な講演テーマ
『樹木のチカラで世界を豊かに美しく平和に』
〜女性樹木医の20年〜
男性が9割を占める樹木医の世界で、女性樹木医として新たな道を切り開いてきた後藤瑞穂の樹木医歴20年について紹介します。樹木治療に関するビジネス展開や、SDGsの観点からの樹木医業、女性ならではの業務体制、そもそも樹木医とは何か、など時代の最先端である環境保全をいかに経営として成立させるかを描く、女性樹木医の奮闘記です。 ×
『樹木のチカラで世界を豊かに美しく平和に』
〜樹木医の仕事と素晴らしい樹木の世界〜
まだ世間にあまり知られていない「樹木医」という樹木のお医者さんの診断・治療の様子を紹介しながら、樹木が持つ素晴らしい力をお伝えします。樹木がどのように私たち人間を守り、地球環境を良くしているのかをわかりやすく楽しく解説します。
大人向け・子ども向けの両方に対応します。 ×
書籍・メディア出演
テレビ
- KKT「テレビタミン報道コーナー」
- KAB「ふるさと情報発信局」「ハンサムウーマン」
- EX「大胆マップ 日本全国徹底調査! 気になる職業の月給がわかるMAP新宿編」「報道ステーション」「スーパーJチャンネル」「モーニングバード」「グッド!モーニング」「若大将のゆうゆう散歩」「しあわせのたね」
- TX「ワールドビジネスサテライト」「The Girls Live」
- NHK Eテレ「グラン・ジュテ」「NHK俳句」
- NHK BSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」
- NTV「元気のアプリ」「所さんの目がテン」
- KTV「こころの旅」
- BS-TBS「森の微笑」
- TBS「情熱大陸」
ラジオ
- J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO Morning Lounge」「Force Club DREAM TRAIN」「SEASONS」
- TOKYO FM「ワンダフルワールド」
- ニッポン放送「大谷ノブ彦キキマス」「三菱電機プレゼンツ 戸田恵子オトナクオリティ」
- FMくまもと「キャリアプリティー」
この講師のおすすめポイント
後藤瑞穂さんは、熊本県初の女性樹木医として活躍する、環境保全と景観再生のスペシャリストです。東京都生まれ、熊本県育ち。医師の祖母から「命の尊さ」を、造園業の父から「緑の大切さ」を学び、自然とともに歩んできました。
短大卒業後、造園建設会社でハウステンボスの緑地設計に携わり、2001年に女性としては稀な樹木医の資格を取得。さらに、日本初となる最新樹木診断機器「ピカス」を導入し、国土交通省など官公庁・大学・企業の樹木診断や治療を担当してきました。
現在は、株式会社木風KOFUの代表として、森林保全、景観アドバイス、公園整備、企業のSDGs活動支援、講演、エッセイ執筆など、多方面で精力的に活動。2020年には東久邇宮国際文化褒賞を受賞するなど、その社会的貢献は高く評価されています。
◆ 自然と科学を融合した“樹木医”という生き方を体感できる
「樹木のお医者さん」とも呼ばれる樹木医の仕事は、まだまだ一般には知られていません。後藤さんの講演では、最先端の診断技術と豊富な現場経験をもとに、樹木がいかに私たちの暮らしや環境を支えているかを、科学的かつ感動的に伝えてくれます。
◆ 女性樹木医としてのパイオニア精神が共感と勇気を生む
男性が9割を占める樹木医の世界で、第一線を切り拓いてきた後藤さん。そのキャリアは、挑戦するすべての女性にとって大きな励みになります。自身の歩みを赤裸々に語るスタイルは、女性活躍推進やダイバーシティ研修の場でも高い評価を得ています。
◆ SDGs・環境経営を“自分ごと”に落とし込める内容が魅力
企業の社会的責任(CSR)やSDGsをどう実務に落とし込むか――。後藤さんの講演は、抽象的な理念にとどまらず、実際のプロジェクトや緑地管理の事例を通じて、環境と経営のつながりをリアルに感じさせてくれます。経営者層にも刺さる内容です。
◆ 子どもから大人まで「樹木の魅力」に引き込まれる講演力
教育機関向けの自然学習からビジネスセミナーまで、あらゆる年齢層・業種に対応可能な柔軟さも後藤さんの強みです。樹木の成長や生命力に焦点を当てた語り口は、子どもたちの心にも響き、大人たちには「自然との共生」の大切さを再認識させてくれます。
◆ “治す”から“守る”へ──持続可能な未来を考えるきっかけに
木を切る前に診る。治せるものは治す。そんな後藤さんの信念は、環境問題がますます深刻化する現代において、私たちに「守る視点」の重要性を教えてくれます。防災・都市計画・地域再生など幅広い分野に通じるヒントが満載の講演です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。