野口健 のぐちけん

アルピニスト
プロフィール
1973年、アメリカ・ボストン生まれ。高校時代に植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。
1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰の世界最年少登頂記録を25歳で樹立。
2000年からは、エベレストや富士山に散乱するごみ問題に着目し、清掃登山を開始。
2007年には、エベレストをチベット側からの登頂にも成功。
2015年4月、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇し、直後に「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、ネパールの村々への支援活動を行う。
2016年4月に発生した熊本地震では、避難所としてのテント支援を行い、テント村の設置・運営などにも携わった。
現在は、NPO法人ピーク・エイドの理事長として、清掃活動に加え、地球温暖化による氷河の融解防止に向けた対策や、第二次世界大戦の戦没者の遺骨収集など、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいる。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1973年(0歳)
アメリカ・ボストンで生まれる。
1989年(15歳)
植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。
1990年(16歳)
モンブラン(スイス)登頂。
1991年(17歳)
キリマンジャロ登頂。世界七大陸最高峰の登頂を志す。
1992年(18歳)
亜細亜大学国際関係学部に一芸一能入試で合格。
1993年(19歳)
マッキンリー(北アメリカ)登頂。これにより、5大陸最高峰の世界最年少登頂記録を達成。
1994年(21歳)
ビンソン・マッシーフ(南極)登頂。6大陸最高峰の世界最年少登頂記録を更新。
1999年(25歳)
3度目の挑戦でエベレスト登頂に成功。世界七大陸最高峰登頂の世界最年少記録(当時)を樹立。
2000年(26歳)
「エベレスト清掃登山」および「富士山清掃活動」を開始。
2001年(27歳)
「シェルパ基金」設立。ヒマラヤ登山で遺児となった子どもたちの教育資金提供を開始。
2002年(28歳)
「NPO法人セブンサミッツ持続社会機構」(現・NPO法人ピーク・エイド)を設立。
2003年(29歳)
「野口健環境学校」を開校。次世代の環境問題を担う人材の育成を目指す。
2006年(32歳)
「マナスル清掃登山」を開始。
2007年(33歳)
チベット側からエベレスト登頂に成功。
2008年(34歳)
「アジア・太平洋水サミット」に参加し、氷河湖問題について訴える。
「マナスル基金」設立。ネパール・サマ村に学校および宿舎を建設。
「戦没者遺骨収集」活動を開始。フィリピン・セブ島を中心に調査団に参加。
「センカクモグラを守る会」設立。
2010年(36歳)
東日本大震災の災害支援活動。福島県南相馬市、岩手県陸前高田市などに寝袋や支援物資を届ける。
2011年(37歳)
支援活動を継続。
2015年(41歳)
ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、ネパールの村々への支援活動を実施。
2016年(42歳)
「熊本地震テントプロジェクト」を立ち上げ、熊本県益城町にテント村を開設・運営。
主な講演テーマ
目標を持って生きることのすばらしさ
〜モチベーションを持ち続けるために〜
(一般・企業様向け)
人生・モチベーション・冒険・環境・リーダーシップ
国内外の登山活動や環境活動などにおいて必要なことは、チームをまとめる調整能力、リーダーシップ。また、何度も失敗したり、行き詰まりながらも、モチベーションを保つために必要なことを山での経験などからお話しします。 ×
あきらめないこと、それが冒険だ
(小学校向け)
冒険・人生・環境など
小学校で受けたいじめの経験や、勉強が苦手で落ちこぼれだった中高生時代。本で出会った山の世界。何度も失敗したエベレストの話や、ネパールの学校の状況などお話します。 ×
私の分岐点
(中学校・高校・大学向け)
冒険・人生・環境など
小学校で受けたいじめの経験や、勉強が苦手で落ちこぼれだった中高生時代。本で出会った山の世界。エベレストの経験から考えた「生」と「死」や、山から学んだ環境問題、教育支援活動など、自分の体験を通してお話しします。 ×
富士山から日本を変える
〜山から学んだ環境問題〜
(学校・一般・企業様向け)
環境・SDGs・冒険・人生
エベレストや富士山を通して学んだ環境問題。活動を多くの人に伝え、続けていくために必要なことを、実体験を通してお話しします。また、森林再生活動や教育支援活動など、SDGsとつながるネパールでの活動についてもお話しします。 ×
ネパールでの活動から学んだこと
〜私にとってのSDGs〜
(一般・企業向け)
環境・社会貢献活動・SDGs
教育環境も整っていません。そんな村での教育支援活動から始まった活動。その後の森林再生や農業支援など、彼らの雇用に繋がる活動は、SDGsにつながっていきます。活動を続けるために必要な事や苦労したことなど、実際の体験からお話しします。 ×
災害を生き抜くために
〜テント村という選択肢〜
(一般・自治体・企業様向け)
災害支援・防災・危機管理
東日本大震災、ネパール大地震、熊本地震での支援活動を通して、災害に対して日頃からどう備えれば良いのかを考えました。災害対策を通して感じた、災害に強い人間作りなどお話しします。 ×
その他、上記以外でご希望がありましたらご相談ください。清掃活動・環境学校等々も行っております。
書籍・メディア出演
テレビ
- NHK「逆転人生」
- NHK Eテレ「知恵泉」「園芸おじさん〜街ブラで植物愛〜」
- NHK BSプレミアム「ザ・プロファイラー」
- 日本テレビ(NTV)「踊る!さんま御殿!!」「ダウンタウンDX」「沸騰ワード10」
- TBS「グッとラック!」
- フジテレビ(CX)「ジャンクSPORTS」
- テレビ東京(TX)「スポーツウォッチャー」「開運!なんでも鑑定団」
- BSテレ東「為末大の今だから聞きたいこと」
- TOKYO MX「バラいろダンディ」
- 関西テレビ「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」
ラジオ
- NHKラジオ第1「石丸謙二郎の山カフェ」
- TOKYO FM「コスモ アースコンシャス アクト 野口健トークセッション」
- TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」
- TOKYO FM「Blue Ocean」
- TOKYO FM 50周年特別番組「LIFE TIME MUSIC 80」
- TOKYO FM「村上RADIO ステイホームスペシャル」
- TOKYO FM「Dear Friends」
- J-WAVE 他「JFL SPECIAL MEISUI MOUNTAIN TRAIL」
- FM COCOLO「COME ON! ROCKIN’ ROAD」
新聞
- 産経新聞
- 朝日新聞
- 読売新聞
- 毎日新聞
- 山梨日日新聞
- 福島民報
- 夕刊フジ
雑誌
- JAグループ「家の光」
- 教育情報誌「サクセス12」「きょうこう」
- 日本青年会議所機関紙「WE BELIEVE」
- ワック「月刊WILL」
- 清流出版「月刊倫風」
- しんきんカード情報誌「はれ予報」
- CCCメディアハウス「pen」
- コスモ教育出版「理念と経営」
- 宝島社「MonoMax特別編集『極上の定番品』」
- 文化出版局「ミセス」
- 産経新聞社「正論」
- 研修出版「月刊経理ウーマン」
- 扶桑社「週刊SPA」
この講師のおすすめポイント
野口健さんは、7大陸最高峰の登頂を25歳で達成し、当時の世界最年少記録を打ち立てたアルピニストです。登山家としての偉業のみならず、2000年以降はエベレストや富士山での清掃登山をはじめ、環境保全や災害支援、遺骨収集といった幅広い社会貢献活動に精力的に取り組んでいます。
ヒマラヤ遠征中に遭遇したネパール大震災や、熊本地震での「テント村プロジェクト」など、数々の困難な現場で率先して行動。現在は、NPO法人ピーク・エイドの理事長として、次世代のための環境教育や、持続可能な社会づくりにも尽力しています。
講演では、自身の挑戦や失敗、自然との向き合い方を通して、モチベーションの維持、リーダーシップの本質、SDGsの実践など、多様なテーマで聴講者の心を動かします。
◆ 挑戦する勇気をくれる“リアルな体験談”
エベレスト3度目の挑戦での成功や、いじめ・落ちこぼれ体験から這い上がった青年時代など、野口さんの話は「失敗してもあきらめないこと」の大切さを教えてくれます。子どもから大人まで共感を呼ぶリアルな体験談が、前向きな気持ちを引き出します。
◆ “リーダーシップ”と“チーム力”を山で学ぶ
過酷な登山では、仲間との信頼や判断力、リスク管理が命を左右します。野口さんは、自らの登山経験をもとに、企業研修やリーダー教育にも通じる「人を動かす力」や「チームを導く知恵」について語ります。
◆ 環境と向き合い、行動する“実践型SDGs講師”
清掃登山や森林再生、ネパールの教育支援など、野口さんの活動はまさにSDGsの体現です。「行動で示す」環境リーダーとしての講演は、学校教育・自治体・企業のCSR活動に強くおすすめできます。
◆ 防災の現場から生まれた“実用的な危機対応力”
東日本大震災や熊本地震での支援経験から語られる「災害時に人が生き抜く力」。テント村プロジェクトなど、自ら現場で動いたからこそ伝えられる防災・危機管理の実例は、自治体や企業のBCP(事業継続計画)教育にも最適です。
◆ 「普通の人」でも夢を追えることを伝える
勉強が苦手だった少年時代、山と出会って夢を見つけたという野口さんの物語は、「自分には無理」と感じている人たちに大きな希望を与えます。キャリア教育、青少年育成、学校講演にも非常に適した内容です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。