岸本葉子 きしもとようこ

岸本葉子

エッセイスト

プロフィール

東京大学卒業後、企業勤務と中国留学を経てエッセイの執筆を始める。日々の暮らしを丁寧に見つめた生活エッセイをはじめ、がんの経験や介護、ひとり時間の過ごし方など、ライフステージに寄り添うテーマで幅広く発信。40代から俳句にも取り組み、表現の場を広げている。主な著書に『60代、かろやかに暮らす』(中央公論新社)、『60歳、ひとりを楽しむ準備』(講談社)など。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

エッセイスト。1961年生まれ、神奈川県出身。東京大学教養学部教養学科相関社会科学専攻卒業。会社勤務後、中国・北京外国語学院への留学を経て、執筆活動を始める。エッセイを多数発表し、ひとりの老後に向けた女性から特に多くの共感を集めている。

40代でのがん体験、50代での親の介護を経て、近年は「ひとりの老後」をテーマに、心豊かに暮らすためのライフスタイルや生き方を発信。40代後半から俳句にも取り組み、創作の幅を広げている。

日本文芸家協会会員、俳人協会会員、日本対がん協会評議員。

主な講演テーマ

「ひとりの時間、書いて心をととのえる」

がん体験や親の介護、日々の暮らしの中で向き合ってきた“ひとりの時間”。その時間をどう過ごすかが、心の健やかさにつながります。言葉にして書くことが、心を整理し、自分を見つめ直すきっかけになります。書くことが苦手でも大丈夫。エッセイストとしての体験をもとに、心をととのえるための「書く」ヒントをお伝えします。 ×

「俳句と私とAIと」

40代で俳句を始めてから続けてきた日々の詠み。そこに、いまやAIが加わりつつあります。伝統と創造、アナログとデジタルが交差する中で、俳句が教えてくれる「見る」「感じる」「言葉にする」ことの大切さを考えます。エッセイと俳句のあいだで表現を続けてきた岸本さんならではの視点で、俳句の楽しみ方とAI時代の向き合い方を語ります。 ×

「今から始める老い支度」

“老い”は突然やってくるものではなく、ある日ふと足音が聞こえてくるもの。40代、50代を過ぎてから岸本さんが実感したのは、少しずつ備えることの大切さでした。暮らしの整え方、心の持ち方、人との距離感。無理せず自分らしく歳を重ねるために、今できることとは? 実体験に基づいた“老い支度”のヒントを、ユーモアとあたたかさを交えてお届けします。 ×

その他の講演テーマ例
「ひとり力を身につける」
「今から始める老い支度」
「俳句 季節の言葉と暮らす楽しみ」
「がんを知る、がんと向き合う」
「心の痛みを和らげる ~がん患者の体験から」
「介護で学んだこと」

書籍・メディア出演

書籍紹介

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ひとり老後、賢く楽しむ
60代、かろやかに生きる
週末介護
私の俳句入門
× ひとり老後、賢く楽しむ

ひとり老後、賢く楽しむ

少し早めに始める“老い支度”で、これからの人生に安心を
お金や住まい、健康、孤独といった老後の不安に、エッセイスト・岸本葉子が寄り添いながら向き合います。
50代から90代のリアルな声をもとに、自分らしいこれからの暮らし方を考えるヒントが満載。
読み終えた頃には、将来への漠然とした不安が和らぎ、前向きな一歩を踏み出したくなる内容です。

× 60代、かろやかに生きる

60代、かろやかに生きる

迷わず手放し、変化を楽しむ。心地よく暮らすための再スタートエッセイ
しがらみや執着に縛られず、変わりゆく自分を受け入れながら、風通しのよい毎日を生きる。
人生の節目を迎えた大人に寄り添い、新たな一歩を応援するエッセイ集です。

× 週末介護

週末介護

90歳、認知症の父と過ごした介護の5年間と、その後の私
穏やかながら認知症を抱える高齢の父のために、自宅近くにマンションを購入。きょうだいや甥たちと力を合わせながら、5年にわたる介護生活が始まった。仕事との両立、心の準備、きょうだい間の温度差や実家の片づけ、便利だった介護グッズなど、毎日のささやかな出来事に“介護のリアル”が詰まっている。
父を見送り1年。喪失感とともに訪れた、不思議な解放感。
同世代が直面する「親の介護」と「自分のこれから」に静かに寄り添う、ユーモアと温かさに満ちたエッセイ。

× 私の俳句入門

私の俳句入門

俳句は一生の趣味になる。元「NHK俳句」司会者が綴る、等身大の学びと楽しみ方
季語にじっくり向き合い、初めての句会に足を踏み入れ、歳時記とともに過ごした十余年。著者が自ら体験してきた「日常を五七五に詠むための工夫」や「俳句が少しずつうまくなるコツ」は、言葉のプロであるエッセイストならではの視点が満載。気軽に始められ、奥深く続けられる俳句の世界を、臆せず楽しむためのヒントが詰まっている。句会の面白さや投句・選句のポイントも丁寧に紹介。
「年を重ねるのが、ちょっと楽しみになりました」――そんな実感が湧いてくる、心を豊かにする俳句入門書。

メディア

  • NHK Eテレ「NHK俳句」司会(2015年度より7年間)
  • NHKラジオ深夜便「岸本葉子の暮らしと俳句」(2021年度より4年間)
  • NHK出版「NHK俳句」に連載中
  • 日本経済新聞に「人生後半、はじめまして」を連載中
  • 共同通信の「くらしの知恵」(地方紙の購読者向け媒体)に「ありそうなこと」を連載中

書籍

  • 『ひとり老後、賢く楽しむ』(だいわ文庫)
  • 『60代、かろやかに生きる』(中央公論新社)
  • 『がんから始まる』(文春文庫)
  • 『週末介護』(晶文社)
  • 『エッセイの書き方』(中公文庫)
  • 『自分のことを書いてみる』(アスコム)
  • 『私の俳句入門』(角川ソフィア文庫)
  • 『毎日の暮らしが深くなる季語と俳句』(笠間書院)
  • など多数

講演実績

  • 司馬遼太郎記念館
  • 朝日カルチャーセンター事業部
  • SBS学苑
  • 徳島新聞社滴翠クラブ
  • 姫路文学館
  • 滋賀県立図書館
  • 富士市立図書館
  • 鎌倉全国俳句大会
  • 鶴の町いずみ全国俳句大会
  • 日本対がん協会
  • 日本サイコオンコロジー学会
  • 福岡県医師会
  • 都立駒込病院
  • 日本赤十字病院緩和医療研究会
  • アストラゼネカ
  • 日動生命
  • 京都造形芸術大学
  • 淑徳大学

この講師のおすすめポイント

岸本葉子さんは東京大学卒業後、企業勤務や中国留学を経てエッセイストとして活動を始めました。日常生活の細やかな観察をもとに、がん体験や介護、ひとり時間の過ごし方など、人生のさまざまな局面に寄り添うテーマで多くの読者の共感を集めています。40代から俳句にも挑戦し、表現の幅を広げるなど、常に新たな挑戦を続けているライフスタイルの提案者です。主な著書には『60代、かろやかに暮らす』『60歳、ひとりを楽しむ準備』などがあります。

◆ 豊富なライフ経験に裏打ちされたリアルなメッセージ
がん体験や親の介護、そしてひとりで過ごす時間の大切さなど、実体験に基づく内容が説得力を持ち、同じような悩みや不安を抱える方々に寄り添った講演が可能です。

◆ 書くことを通じて心を整える実践的なアドバイス
「ひとりの時間、書いて心をととのえる」講座では、書くことが苦手な人でも取り組めるヒントを提供。心の整理や自己理解に役立つ方法をわかりやすく伝えます。

◆ 伝統文化と現代テクノロジーを融合した独自の視点
俳句とAIをテーマに、伝統的な日本文化と最新テクノロジーが交差する世界を語り、現代社会における新しい表現や思考の可能性を示します。

◆ 老いを前向きにとらえた暮らし方の提案
「今から始める老い支度」では、無理なく自分らしく歳を重ねるための具体的な備えや心構えを、ユーモアと温かさをもって伝え、シニア世代やその家族にも安心感を与えます。

◆ 言葉の力を生かした心豊かなライフスタイルの提案
エッセイと俳句、二つの表現を通して培った繊細な感性と豊かな言葉選びで、参加者の感性を刺激し、心を豊かにする時間を提供します。

講師の講演料について

講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。

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