鈴木信行 すずきのぶゆき

患医ねっと 代表/厚生労働省がん対策推進企業アクション認定講師
プロフィール
生まれつきの病気である「二分脊椎」による身体障害や、「精巣がん」「甲状腺がん」といったがんの経験を持つ当事者として、医療従事者や企業と、患者や市民のより深い連携の必要性を強く感じている。
そこで、2011年に患者・医療者・医薬品企業の垣根を越え、よりよい医療環境の実現を目指して「患医ねっと」を設立し、代表に就任。
全国各地で講演・セミナー・研修を実施するほか、コラムの執筆や配信事業「くすりと生活」など、多岐にわたる活動を行っている。
近年では、読売新聞の医療情報サイト「ヨミドクター」で3年間にわたってコラムを連載。また、上智大学など多くの教育機関や企業において、セミナーや講義も行っている。
著書に『医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方 ―病気でも「健康」に生きるために』(さくら舎)などがある。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1969年生まれ。東京都在住。
生まれつき「二分脊椎」による身体障害がある。
20歳で「精巣がん」を発症し、24歳で再発・転移。さらに46歳で「甲状腺がん」を患う。
大学卒業後、第一製薬株式会社(現・第一三共株式会社)の研究所に入社。製薬および製剤に関する研究に13年間従事し、2007年に退職。
2011年、「患者と医療者の垣根を越えたよりよい医療環境の実現」を目指し、患医ねっとを設立。代表に就任する。
現在は、ペイシェントサロン協会会長を務めるほか、上智大学助産学専攻科非常勤講師、日本医科大学倫理委員会外部委員、公益財団法人正力厚生会専門委員、厚生労働省委託事業「がん対策推進企業アクション」認定講師など、多方面で活動している。
主な講演テーマ
医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方
―病気でも「健康」に生きるために
1.病院の選び方
2.医師ら医療者との付き合い方
3.薬局の種類と選び方
4.薬剤師との付き合い方
5.健康に生きるために今日からできること ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方 ―病気でも「健康」に生きるために
【医療現場からも高評価!】
東京大学大学院医学系研究科の講師で家庭医でもある孫大輔医師が推薦する一冊。
「自身が障がいや病を抱える立場だからこそ、彼の語るメッセージには深みがあり、前向きな力がある。患者や医療従事者すべてに手に取ってほしい」と絶賛している。
慢性的な持病を抱えて通院している人の中には、医師との意思疎通に悩んでいたり、受け身の治療に不安を感じていたりする人も少なくないだろう。そんな“もやもや”を抱える方にこそ読んでほしい、実践的な一冊が登場。
本書の著者・鈴木信行氏は、先天性の障がいをもち、20歳で精巣がんを経験。現在は甲状腺がんの治療を受けながらも、精力的に活動を続けている。
彼は、自らの患者体験を活かし、患者と医療者が対等な関係で意見を交わせる環境づくりに取り組んできた。患者主体の医療を実現するため、講演やイベントなどを通じて、数多くの医療関係者や当事者と関わってきた実績を持つ。
この書籍では、「任せきりの医療」から脱却し、自らの意思で納得できる医療を選択し、活用する方法をわかりやすく紹介している。受け身にならず、自分らしく医療と向き合いたいすべての人に役立つ内容だ。

客に選ばれる薬局づくり -地域で活躍する“次世代薬剤師"へのエール-
現在もがん治療を受けながら、「患者と医療の架け橋になり、より良い医療環境を創ること」を信念に活動している鈴木信行氏。患者視点の医療を広げる団体『患医ねっと』の代表として、多方面で活躍する鈴木氏が、自らの体験をもとに、これからの薬局や薬剤師に求められる役割と可能性について熱いメッセージを届ける。
カフェ経営者としての顔も持つ彼は、患者であり、経営者でもある立場から、薬剤師が本来持つ専門性や技術を最大限に活かすためのヒントや、薬局経営の新たな視点を具体的に紹介。本書では、すぐに取り入れられるアイデアや、小さな工夫から始める実践例を多数掲載しているほか、業界の中でも先進的な取り組みを行っている薬局の事例も紹介。
薬局を運営する方はもちろん、薬剤師としての在り方を見直したい方や、これからの医療に貢献したいと考えるすべての医療従事者にとって、気づきとヒントが詰まった一冊となっている。
メディア
- じほう社Phamacy news break「患者と薬剤師の二人語りチャンネル」
- テレビ東京 ガイアの夜明け 「新型コロナで変わった人々の生活観」
- 日本医療企画 最新医療経営Phase3「特別座談会「生活を支える医療」を語る」
書籍
- 医者・病院・薬局 失敗しない選び方・考え方 ―病気でも「健康」に生きるために(さくら舎)
- 客に選ばれる薬局づくり -地域で活躍する“次世代薬剤師"へのエール-(薬事日報)
講演実績
- 栃木県保健福祉部医療政策課「栃木県医療安全講習会」
- 豊島区「知って安心! やさしい医療健康講座」
- 厚生労働省がん対策企業アクション「秋田セミナー」
- 第62回 日本小児歯科学会大会「専門医・認定医合同セミナー」
- 関西医薬品協会「医薬品の安全性に関する講習会」
- 第38回日本二分脊椎研究会「二分脊椎当事者が語る多職種連携における医療者への期待」
- 他
この講師のおすすめポイント
鈴木信行さんは、生まれつきの「二分脊椎」による身体障害、さらに20歳での精巣がん発症・再発、46歳での甲状腺がんなど、自らが重い病を複数経験した“医療の当事者”です。その立場から、患者と医療者、企業との垣根を越えた連携の重要性を強く実感し、2011年に「患医ねっと」を設立。現在はその代表として全国で講演・研修を行い、患者の視点を活かした情報発信や教育活動を展開しています。
また、第一製薬(現・第一三共)で13年にわたり研究に従事した経験もあり、医療の現場と患者双方の立場を深く理解しているのが大きな特徴です。読売新聞「ヨミドクター」への長期連載や著書の出版、大学・企業での講義など、活動は多岐にわたります。
◆「医療の当事者」としてのリアルな声が聞ける
鈴木さんの講演は、がん患者として、そして身体障害をもつ当事者としての体験に基づいています。医療の現場で語られることの少ない「患者の本音」や、「生きることの意味」に触れる内容は、受講者の心に深く届きます。医療従事者だけでなく、企業や一般市民にとっても多くの学びがあります。
◆医療と社会をつなぐ“架け橋”としての視点
医療従事者、患者、企業の三者をつなぐ活動を続けてきた鈴木さんは、それぞれの立場の言語や考え方の違いを理解したうえで、“よりよい連携”の方法を提案してくれます。医療コミュニケーションやチーム医療の研修に最適です。
◆科学的知見×当事者経験の両輪で伝える
製薬会社の研究員として13年間働いた経験がある鈴木さんは、医学的・科学的な知識も豊富です。そのため、感情だけでなく、事実や根拠に基づいた説得力のある内容が特長です。専門性と人間性を兼ね備えた稀有な講師といえます。
◆「失敗しない医療の選び方」をやさしく伝授
講演テーマのひとつ「医者・病院・薬局の選び方」では、医療の受け手として失敗しないための知識と視点をわかりやすく伝えてくれます。人生100年時代を健康に生きるために、誰もが聞いておくべき内容です。
◆教育・企業研修でも実績多数
上智大学や日本医科大学などの教育機関での講義、さらに企業の研修講師としても多くの実績を持つ鈴木さん。がん対策推進企業アクションの認定講師としても活躍しており、医療・福祉分野はもちろん、健康経営やダイバーシティ推進にも役立つ講演が可能です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。