荒田恭兵 あらたきょうへい

荒田恭兵

日本人初のハイダイビング選手/崖っぷち探検家

プロフィール

日本体育大学在学中に、飛込競技で日本選手権優勝を経験。競技引退後、海外でハイダイビングに出会い、競技開始わずか4ヶ月でワールドカップに出場。日本人・アジア人初のハイダイビング選手として注目を集め、世界水泳福岡大会やRedbull Cliff Diving 高千穂大会に日本代表として出場した。
現在は富山を拠点に、国内でのハイダイビング普及や練習環境の整備に取り組むほか、指導者資格やスタントマンの経験も活かし、地方創生や教育分野でも活動している。
講演では、希少な競技活動で得た知見や学びを全年齢・様々なテーマで語る。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

■経歴
1996年、富山県高岡市生まれ。
周囲の誰も挑戦していなかった「飛込競技」に興味を持ち、競技を習い始める。わずか2年で全国大会に出場するまでに成長し、以後、飛込競技に没頭する日々を送る。
大学4年時には、日本選手権のシンクロ高飛込で見事優勝し、日本一の座に輝く。しかし、日本代表には選出されず、世界の舞台で戦うという目標を果たせないまま卒業を迎える。
卒業後は単身で海外に渡り、ハイダイビングの合宿に参加。
わずか4ヶ月後の2018年にはワールドカップへの出場を果たし、日本人およびアジア人初のハイダイビング選手となる。
2023年には世界水泳福岡大会に出場。さらに、世界的な注目を集める「Red Bull Cliff Diving World Series」にも参戦。いずれも日本初開催となる大会であり、国内外から大きな注目を浴びた。
2020年からは活動の拠点を地元・富山に移し、国内におけるハイダイビングの練習環境の整備・発掘をスタート。
日本ではまだ誰も経験していないこの競技を通して得た学びやカルチャーを、地方創生へと還元すべく、さまざまな形で精力的に活動している。

<日本人・アジア人初のハイダイビング選手>
2023年世界水泳(福岡)ハイダイビング 日本代表
2023年 Redbull cliff diving 高千穂 日本代表
2017年日本選手権 飛込競技 シンクロナイズドダイブ 優勝

■ハイダイビング(クリフダイビング)とは?
水泳の飛込競技から派生したこの競技は、2013年にFINA(現・World Aquatics)によって正式種目として認定された。
現在、国内での競技者は1人のみである。
男子は27メートル、女子は20メートルの高さから宙返りやひねりを加えた演技を行い、技術や美しさを競う採点競技である。競技は、建造物や崖、橋などを利用して実施されることが多い。圧倒的な高さから繰り出されるダイナミックな演技と、街並みや大自然との融合が、他の競技にはない迫力と魅力を生み出している。
滞空時間はおよそ3秒、最高落下速度は時速85kmに達し、着水時には最大で10Gの重力加速度がかかる、極めてインパクトのある競技だ。
起源は1770年代、古代ハワイ王国の大王によるものとされており、「世界最古のエクストリームスポーツ」とも呼ばれている。

主な講演テーマ

君たちはどう「たのしく」生きるか
(全世代)

日本人初への挑戦
極限の緊張感が張りつめる中で起こる数々のハプニングを、どのように乗り越えてきたのか。ハイダイビングという前例のない道を切り拓く中で見つけた、「楽しむこと」の本当の意味をお伝えします。
挑戦や失敗を繰り返すなかにこそ、人生を豊かにするヒントがあります。
年齢や肩書にとらわれることなく、自分らしく前向きに生きるためのヒントを、実体験を交えながらお話しいたします。 ×

新しき道の歩き方
~前代未聞でも突き進み続けるエネルギーとは?~
(社員研修など)

誰も挑んだことのない競技で日本人初となり、世界に挑戦し続ける。その裏には、数えきれないほどの失敗や、トラブル、語学の壁、そして孤独との戦いがありました。
本講演では、ハイダイビングという命の危険と隣り合わせの競技における経験を通して、想定外のアクシデントへの備え、心が折れそうな時の立て直し方、そして「超マイナー」という逆境を生き抜くためのストーリーの描き方などをお話しします。

不確実性の高い時代においても、自らの価値を見つけ、前代未聞の道を切り拓く。そのために必要なマインドセットとエネルギーの源を、リアルな体験を交えてお伝えします。

挑戦に踏み出せない、現状に迷っている、そんな方々にとって、新たな一歩を踏み出すきっかけとなる時間をお届けします。 ×

自分で自分の背中を押す
~英語も喋れず周りの目を気にする元落ちこぼれ選手が
 日本初唯一のハイダイビングの日本代表になった話~
(人権、教育)

「どうせ自分なんか」と思っていた一人の若者が、世界の舞台で戦う日本唯一のハイダイビング選手になるまでの物語。
英語も話せず、小心者で、人の目を気にしすぎて動けなかった過去。そこから一歩を踏み出し、自らの意思で道を切り拓いた経験をもとに、「自分らしく生きるとは何か」「失敗しても挑み続ける意味」について語ります。

どんな環境にいても、自分を信じてチャレンジすることはできる。
誰かの言葉や評価に左右されず、自分の背中をそっと押す力を育むヒントを、等身大の言葉でお届けします。

人権・教育の観点から、子どもから大人まで、すべての人にエールを送る講演です。 ×

日常に生かすクリフダイバーの危機管理
(安全大会)

わずか3秒で時速85kmに達する、命がけのハイダイビング。その裏側には、徹底したリスクマネジメントと冷静な判断力が求められます。
この講演では、世界でも数少ないハイダイビング競技の現場で培った「危険予知」「緊急時対応」「ミスを防ぐ準備力」といった考え方を、日常や職場の安全管理に置き換えてお伝えします。

些細な判断の違いが、大きな事故につながることがある――。
「最悪の事態を想定する力」「心が動揺したときの整え方」など、極限の現場での実体験を通して、誰もが今日から実践できる安全への意識を高めるきっかけを提供します。

安全大会や研修にぴったりの、実践的かつ印象に残る危機管理講話です。 ×

書籍・メディア出演

テレビ

  • TBS『クレージージャーニー』

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