露の団四郎 つゆのだんしろう

露の団四郎

落語家

プロフィール

怪談噺をはじめ、漫才のルーツともいわれる「大阪にわか」や百面相を巧みに演じる。落語会や地域寄席、講演会など幅広い場で精力的に活動し、エネルギッシュな熱演が子どもから高齢者まで多くの人々を魅了している。講演ジャンルは安全大会、子育て、PTA、交通安全、健康、生涯学習、経済など。また、観客と一緒に声を出し体を動かす「リハビリ落語」も人気を集めている。

テーマ

出身・ゆかりの地

経歴

福岡県出身。1977年、二代目 露の五郎兵衛(当時・露の五郎)に入門。
1978年、京都会館で行われた「露の五郎30周年リサイタル」にて初舞台を踏む。
1985年、五郎師匠が得意とする怪談噺にも取り組み、自身も「大阪にわか」の世界に飛び込む。
1986年、大阪にわかの名跡・四代目 一輪亭花咲を襲名。
1991年 「第1回 露の團四郎バースデー独演会」を国立文楽劇場小ホールにて公演。以来、毎年開催。
2002年、上野鈴本演芸場で昼席の主任を務める。古典落語のほか、怪談噺の名手として、全国各地で公演。
2011年、団四会 上海公演。
2017年、アンデルセン童話落語会 デンマーク公演。
2025年秋、三代目・露の五郎を襲名予定。

踊りと大阪にわかに真剣に取り組み、にわかで培った芸を活かして芝居噺にも積極的に挑戦している。怪談噺や大阪にわかに加え、表情を自在に操る百面相など、大道芸を得意とする。特に百面相は、東京では小さん師匠、上方では團四郎だけが演じる貴重な芸である。1998年から続くゑびす寄席(西宮市文化振興財団主催)にも長年出演している。

主な講演テーマ

見て、聴いて、参加して!
笑いと動きが楽しい『リハビリ落語』!
笑いは心の新鮮野菜だ!

落語は難しい? いえ、そんなことはありません!

落語と聞くと「一人で何役も演じる難しい芸」と思われがちですが、実はシンプルな小噺もたくさんあります。たとえば、こんな団四郎バージョンの小噺はいかがでしょう?

「えらいこっちゃ〜!隣の空き地に囲いができたがなぁ〜!」
→「へ〜(塀)」

「えらいこっちゃ〜!鳩がなんぞ落として行きよったがな〜!」
→「ふ〜ん(糞)」

こんな風に、言葉遊び一つでクスッと笑えてしまうのが落語の魅力。笑いは健康にとって最高の薬です!

お年寄りの笑いに満ちた世界へ!
例えば、こんな日常の会話にも笑いが詰まっています。

病院での会話
「今日、田中さん、見えませんな?」
「ひょっとしたら、病気とちゃいますか?」

お風呂屋さんでの会話
「わしも若い頃は若かってん。でもこの頃は年いって、体がゆうこときかんわ!」

こうした何気ない会話を交えながら、リズムに乗せてセリフを読んだり、手を動かしたり、一緒に「リハビリ落語」を楽しみます。

大トリは“百面相”! 笑いが止まらない!
関西と落語界で、私だけが演じる“百面相”も必見!
「ゑべっさん」「宇宙人(なんでやねん!)」「うさぎとカメ(カメって何やー!)」など、次々と繰り出す表情芸に爆笑間違いなしです!

家に帰ったら、この楽しさを伝えてください!
「久しぶりに大笑いしたわ!」
「こんなに楽しい時間を過ごせるなんて!」

そんな言葉を聞くのが、私の何よりの喜びです。落語を見て、聴いて、一緒に参加して、大満足の『リハビリ落語』を体験してください。

さあ、一緒に大笑いしましょう! ×

“捨て目・捨て耳”は安全の第一歩!
~落語家に学ぶ確認の仕方~

落語家の世界では安全とは無縁と思われがちですが、実際にはそうではありません。落語の舞台でも「安全」と「確認」が重要な役割を果たしています。確認を怠ると、高座で失敗することがあるのです。寄席の仕組みや日常のエピソードを交えながら、楽しくその重要性をお話しします。

この講座では、落語家の修行時代の体験談を通して、「安全第一」のための目配りや気配りの方法を笑いを交えて伝えます。特に、落語家が身につける「捨て目・捨て耳」と呼ばれる集中力や注意力は、どなたでも習得可能な技術です。これを学ぶことで、職場や日常生活にも活かせるコミュニケーション能力が向上します。

この講演を通じて、次のような効果が期待できます。

参加者が「確認の大切さ」を深く理解できます。
「捨て目・捨て耳」の重要性を知ることで、注意力を高められます。
職場のコミュニケーションがスムーズになります。
チーム全体が活気づき、職場が明るくなります。
そして、たくさん笑って楽しい時間を過ごせます。
ぜひこの機会に私の話を聞いていただき、職場や日常に役立ててください! ×

スマイルコミュニケーションで職場を元気にする
~落語家に学ぶ、場を盛り上げる気の使い方~

落語家の世界は、上下関係が厳しいイメージを持たれがちですが、実際にはそれだけではありません。若手にも重要な役割が与えられ、時には師匠や先輩に意見を述べたり、組織全体の意向を伝えたりする場面もあります。しかし、どんな立場でもコミュニケーションがスムーズに行われるのが、この世界の特徴です。

なぜなら、落語家は下積みの頃から、相手への気づかいや、角が立たない話し方を徹底的に学んできたからです。自然と身についたそのスキルによって、上下関係に関係なく場の雰囲気を壊すことなく会話ができるのです。

この講座では、落語家ならではの円滑なコミュニケーション術を、具体的なエピソードを交えて面白おかしくお伝えします。さらに、ただ話を聞くだけでなく、その場で実際に練習していただくことで、気づかいや、思わず笑いを引き出す話し方を実践的に学べます。

落語家が日々培ってきた「スマイルコミュニケーション」は、特別な才能がなくても、誰にでもすぐに習得できます。この講座で得られるスキルを職場で活かせば、自然と明るい雰囲気をつくり、より良い人間関係を築くことが可能です。

<この講座の効果>
・自然な気づかいの方法を学び、相手に好印象を与えられるようになる
・会話の中で「笑い」を引き出し、場を和ませることができる
・職場のコミュニケーションがスムーズになり、チームワークが向上する
・職場全体が明るく活気づく
・どんな状況でも、場を盛り上げる力を身につけられる
・そして、たっぷり笑えて楽しい時間を過ごせる

ぜひ、私の講座を体験して、職場でのコミュニケーションの質を向上させましょう! ×

「笑いは心の新鮮野菜」~リハビリ落語~

落語家の誕生秘話
京都の露の五郎兵衛、大阪の米沢彦八、江戸の鹿野武左衛門。この三人が落語家の元祖とされています。それぞれが生まれた地域で特徴ある落語文化が花開き、寄席のシステムや笑いの形が発展していきました。上方落語の持つ独特の魅力や寄席の仕組みについても、楽しくわかりやすくご紹介します。

落語は、ユーモアを通して脳を刺激し、思考を柔軟にするのに最適です。実は笑いの種は私たちの日常の中に溢れています。例えば、「駅の売店」や「会社での残業」といった身近な場面にも、面白さを見つけるヒントが隠れています。

脳の活性化には「なぞかけ」も効果的です。例えば、
「いろはのいの字」とかけて、「船頭さんの手」ととく。その心は……「どちらもろ(櫓)の上にある」。
こんなふうに、頭を使いながら笑える時間を過ごすことで、心も体もリフレッシュできます。

落語家が日頃鍛えている発想力を活かした頭の体操を、一緒に楽しみませんか?例えば「一から十」を国の名前で考えるゲーム。
一 → イギリス
二 → 日本
三 → サウジアラビア
……さて、十は何の国でしょう?会場で答えを考えてみましょう!

「遠慮はするな、気兼ねはしろ」――これは師匠から教わった大切な教訓です。例えば、お客様にひとつのお饅頭をどう勧めるか?落語家の視点で考えることで、コミュニケーションの極意を学ぶことができます。

最後は、私の得意芸である「百面相」と落語で大笑いしていただきます。上方落語界で百面相を披露するのは私ただ一人。うさぎとカメ、ゑべっさん、宇宙人など、色んな顔が登場します。見て、笑って、元気になれること間違いなしです!

講演が終わった頃には、皆さんの心に笑いという名の新鮮な野菜がたっぷり収穫されているはずです。笑いとともに、日常生活に彩りを加えてみませんか? ×

「思い込みと思いやり」~ちょっとの違いで大きな違い~
(講演と落語)

あなたの思い込みが他人を傷つけていませんか?

最近、子どものしつけを名目に虐待をする親が増えているようです。
しつけとは体罰を与えることだと思い込んでいる親、
優しさは叱らないことだと勘違いしている親、
「誰かが注意してくれるから、自分は言わなくても大丈夫」と考えている大人。
こうした思い込みこそが、大きな誤解を生んでいます。

他人を思いやる心の大切さを忘れていませんか?
私自身、師匠から思いやりの心を学びました。
「相手が何を考え、何を感じているのか、それを考えなさい」と教わりました。
私はいつもお客様のことを心に留め、高座に立っています。
笑いを通じて、相手を思いやる心を伝えていきたいと考えています。

● 思い込みとは・・・
 思いやりとは・・・その違いをわかりやすく解説します。

● 思いやりの心は・・・
「天国と地獄の箸の使い方」
 天国・・・和やかに
 地獄・・・????
 「家族の心遣い」
 ズボンの裾上げが・・・半ズボンに?

● 役に立つ~「噺家の心得」
 ユーモアが大切です。「たまには飯でも・・・」
 師匠五郎兵衛から教わった教訓:
 「遠慮はするな、気兼ねはしろ」
 気兼ねとは・・・
 遠慮とは・・・その違いは?

● 落語の世界
 扇子と手ぬぐいの使い方
 見て楽しく・・・小噺を試してみよう!
 みんなで考える落語のお遊び・・・「一から十」まで

● 笑いで心を豊かに
 楽しい落語と珍芸「百面相」で大笑い! ×

笑いでコミュニケーションの強化
(講演と落語)

笑いの力は、健康を促進し、学校などの雰囲気も和やかにします。
落語家は面白い人だと思われがちですが、実際にはそうではないこともあります。
高座では笑いを取ることができても、普段はあまり面白くない人も少なくありません。
なぜ落語家は面白くなれるのかというと、修行の過程で常に気配りやユーモアを考える力を養っているからです。
コミュニケーションが苦手な人は、相手のことをあまり考えていない場合が多いかもしれません。
落語家は、修行時代から人への気配りやユーモアのセンスを学び、それが自然に良いコミュニケーションへと繋がるのです。
この講演では、楽しくコミュニケーションを取るための気配りの方法やユーモアの磨き方を、落語家の経験を交えて面白くお伝えします。
もちろん、ただ聞くだけでなく、実際に高座で落語をしていただき、笑いが生まれる体験をしていただきます。 ×

「落語の発祥は京都から!」
400年の笑いの歴史を学びやがれ!
(講演・太神楽・落語)

落語の伝統は、約400年にわたる歴史を持っています。なぜこの長い間、続いてきたのでしょうか。それは、師弟制度がしっかりと根付いているからです。
現代では、職場の上下関係を避けたいと感じる若者も多くいますが、落語の世界ではそれが異なります。なぜなら、師弟制度が存在し、師匠から弟子へ、そして弟子から次の弟子へと、伝統的な技と知識が受け継がれていくからです。
落語家たちは、芸に対する誇りを持ちながら、高座に立っています。その誇りは、単に技術を学ぶだけでなく、人としての生き方、思いやり、優しさなど、師匠から教えられた大切な価値観を含んでいます。

この講演では、将来の仕事において誇りや生きがいを感じるための考え方を、落語家の事例を交えながら、楽しくお伝えします。
もちろん、ただ話を聞くだけではなく、実際に落語を演じていただき、自然に笑顔が生まれるような会話術も学んでいただきます。 ×

笑いと健康

「えぇー顔」(笑顔)は、周囲の人々を幸せに導きます。笑いは人間だけが享受できる、最も効果的なストレス解消法と言えるでしょう。最近、皆さんは笑っていますか?

一緒に落語を楽しみながら体を動かし、声を出すことで、体も心も温まり、周りの人々との関係もより良くなるのを感じることができます。これこそが『リハビリ落語』の魅力です。「笑いは健康の源」を、実際に体験していただけることでしょう! ×

百面相男団四郎の笑い

関西落語界で唯一の芸!珍芸「百面相」を披露し、大爆笑をお届けします。ゑべっさんや宇宙人(なんでやねん!)、うさぎとカメ(カメって何やー!)など、さまざまなキャラクターが登場します。笑いが止まらないこと間違いなし!

「百面相」のパフォーマンスに加え、落語や講演とも組み合わせて、さらに楽しさ満載でお届けします。 ×

書籍・メディア出演

メディア

  • NHK朝ドラ『わろてんか』
  • 映画『あの世の噺』
  • など多数出演

受賞歴

  • 2016年 東久邇宮記念賞
  • 2017年 西宮市まちづくり賞

指導

  • 2017年 NHK 朝の連続テレビ小説「わろてんか」で俄(にわか)指導

この講師のおすすめポイント

露の団四郎さんは、落語をはじめ、怪談噺や「大阪にわか」、百面相といった伝統芸能を巧みに演じる落語家です。1977年に二代目 露の五郎兵衛に入門し、以来、40年以上にわたり全国各地で公演を行っています。特に観客と一緒に声を出し体を動かす「リハビリ落語」は、子どもから高齢者まで幅広い層に人気です。講演では、安全管理、子育て、健康、経済など多彩なテーマを「笑い」を交えて分かりやすく伝え、楽しみながら学べる場を提供しています。2025年秋には、三代目・露の五郎を襲名予定。

◆ 笑いを通じた健康促進!「リハビリ落語」で心と体を元気に
露の団四郎さんの「リハビリ落語」は、落語を楽しみながら声を出し、体を動かすことで、健康増進に役立つユニークなプログラムです。笑いの効用を活かし、ストレスを和らげるだけでなく、脳を活性化させる効果も期待できます。特に高齢者向けの講演では、楽しく無理なく健康を維持できる内容が好評です。

◆ 「大阪にわか」と百面相で魅せる唯一無二の表現力
伝統芸能である「大阪にわか」を受け継ぎ、さらに表情を自在に操る「百面相」を得意とする団四郎さん。その場の雰囲気を一変させる表現力で、観客を引き込みます。東京では小さん師匠、上方では團四郎さんのみが演じる貴重な芸は、他の講師にはない大きな魅力です。

◆ 「笑いは心の新鮮野菜」!コミュニケーション活性化に貢献
笑いには、場の空気を和らげ、円滑なコミュニケーションを生み出す力があります。団四郎さんの講演では、落語の話術を応用した「スマイルコミュニケーション」の極意を学ぶことができます。職場のチームワーク向上や接客スキルの向上にも役立つ実践的な内容です。

◆ 安全管理にも応用!落語で学ぶ「確認の仕方」
「捨て目・捨て耳は安全の第一歩!」というテーマでは、落語の技法を活かしながら、仕事や日常生活におけるリスク回避の重要性を解説します。安全大会などの講演では、参加者が楽しみながら学べる内容で、安全意識の向上につながると好評です。

◆ 400年の笑いの歴史を楽しく学べる
落語の歴史や文化を学ぶ講演では、400年の歴史を軽妙な語り口で紹介。伝統芸能の奥深さを知ることで、ビジネスシーンや日常生活での話し方のヒントを得られるだけでなく、日本の文化への理解も深まります。

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