米良美一 めらよしかず
経歴
先天性骨形成不全症という難病と闘いながらも、幼少時より歌の世界で才能を光らせる。洗足学園音楽大学を首席で卒業。オランダ政府給費留学生としてアムステルダム音楽院に留学し、バッハ・コレギウム・ジャパンの定期公演で教会カンタータを歌ってデビューした。その後、宮崎駿監督作品もののけ姫の主題歌を歌って一躍脚光を浴びる。
以後、カウンター・テナー歌手として世界的活躍を続け、現在ではコンサートや講演会、テレビ・ラジオにも多数出演し、親しみやすい人柄と個性豊かな語り口は、世代を越えて人気を集めている。受賞歴では第8回古楽コンクール最高位受賞、第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位入賞、第12回日本ゴールドディスク大賞、第21回日本アカデミー賞協会特別賞として主題歌賞をそれぞれ受賞と数々の受賞を拝受している。
CDにおいてはキングレコードやスウェーデンBIS、韓国のレーベルより世界各国で多数発売されている。出演も数多く、NHK放送90年記念大河ファンタジー・ドラマ「精霊の守り人」をはじめ、テレビに多数出演。最近では米良美一のビューティフルライフ (2022年4月~MRTラジオ)に出演している。
2015年にくも膜下出血を発症し、一時は復帰ができないことも懸念された。またステージに立ちたいという一途な気持ちでリハビリを行い、奇跡的に復帰を果たす。
この経験を通して、社会復帰の喜びや感謝をテーマに講演活動も行っている。宮崎県より読書アンバサダーとして任命され、宮崎県の読書普及に尽力している。
主な講演テーマ
波乱万丈物語~未来へ向けて~
生い立ちと音楽のキャリア、そして人生の中で経験した困難を乗り越えてきた過程が語られます。先天的な病気や骨折の多い子ども時代、さらにはくも膜下出血を乗り越えた経験を通じて、自己改革を求め、出会いや学びを大切にしてきました。特に、音楽との関わりが米良さんを支え、松田聖子の歌声に慰められながらも、厳しい現実と向き合ってきました。
その後、音楽を支える心と体の関係に気づき、東洋医学の力を借りて自分を変える努力を重ねました。
講演では、過去の辛い経験を乗り越えて、今の自分に至った経緯と、それがどのように成長につながったのかが語られます。また、米良さんが大切にしている「笑顔」の重要性と、それが自分自身と周囲の人々にどのように良い影響を与えるかを伝えています。笑顔を通じて前向きな心を持ち、周囲の人々を温かくすることで、良い世の中を作っていこうというメッセージが込められています。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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日本のうた300、やすらぎの世界
名曲や名詩が心に深く響き、魂を揺さぶる!
日本の代表的な歌詞を完全に収めた一冊。浅井慎平、安西水丸、泉麻人、海老名香葉子、小沢昭一、落合恵子、久世光彦、三枝成彰、林望、大和和紀、和田誠をはじめとする31人の著名な作家たちが綴る。
誰もが持っている、忘れられない母への思い出や切ない恋心、明日への希望など。名曲名詩はどんな時代でも人々の心に寄り添い続けてきた。自然や四季を歌った歌、わらべ歌、流行歌などに象徴される「やすらぎ」と愛に満ちた世界へ、カウンターテナーの第一人者である米良美一が優しく導いてくれる。

天使の声~生きながら生まれ変わる
「生まれ変わった私」をカミングアウト!
テレビ
- NHK放送90年記念大河ファンタジー・ドラマ「精霊の守り人」第3シーズン(NHK総合)
- MUSIC FAIR(フジテレビ)
- 題名のない音楽会(テレビ朝日)
- 他多数
ラジオ
- 2018年「メラメラらじお」
- 2022年「米良美一のビューティフルライフ」
- MRTラジオ
- 他多数
映画音楽
- 五木寛之原作「蓮如物語」
- 角川映画「死国」
- ハリウッド映画「終戦のエンペラー」(日本版の主題歌)
- 「マンゴーと赤い車椅子」
- 他多数
CM
- 森永乳業「牛乳プリン」
- ロッテ「かりんのど飴」
- 「せんねん灸の奇跡」
- 伊藤ハム「湖上の舞」
- 他多数
映画
- 蓮如物語
- クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝
- 他多数
書籍
- 日本のうた300、やすらぎの世界(講談社)
- 天使の声~生きながら生まれ変わる(大和書房)
- 詩人であり作家の故石牟礼道子と「母」を出版
CD
- 無言歌(2017)
- ロマンス(2013)
- ノスタルジア~ヨイトマケの歌~(2005)
- すべての人の心に花を(2002)
- Bridge ベスト・オブ・米良美一(2000)
- PRECIOUS(1998)
- この道(1998)
- かれん(1998)
- 母の唄~米良美一日本歌曲集(1996)
その他メディア
- 中京新聞
- 週刊新潮オンライン
- YouTube
- 他多数
受賞歴
- 第8回古楽コンクール最高位受賞
- 1995年第6回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位入賞
- 第12回日本ゴールドディスク大賞、第21回日本アカデミー賞協会特別賞として主題歌賞をそれぞれ受賞
講演実績
- 人権週間(全国)での講演、障害を持った方の集いやイベント(全国)、バンダイナムコのダイバーシティ&インクルージョン推進講演会など多数
この講師のおすすめポイント
米良美一さんは、世界的に活躍するカウンターテナー歌手であり、1997年に映画『もののけ姫』の主題歌で一躍脚光を浴びました。幼少期から先天性骨形成不全症という難病と闘いながらも、洗足学園音楽大学を首席で卒業後、アムステルダム音楽院に留学し、国際的な舞台で活躍。2015年にくも膜下出血を発症するも、奇跡的な復帰を遂げ、現在は歌手としてだけでなく、講演活動にも積極的に取り組んでいます。リハビリを通じて感じた「再び立つ喜び」と「感謝」をテーマにした講演は、聴衆の心を深く揺さぶります。
◆ 「もののけ姫」の主題歌が持つ普遍的な魅力と感動
米良さんは映画『もののけ姫』の主題歌を歌い、その独特で美しい声が世代を超えて人々の心を打ち続けています。この作品にまつわるエピソードや、歌に込めた思いを語る講演は、リスナーに感動を与えるだけでなく、作品の持つメッセージを改めて伝える機会となります。
◆ 難病と闘いながらも夢を叶えた生き様
幼少期から先天性骨形成不全症という難病を抱えながらも、米良さんは音楽の道を諦めず、世界的な歌手としての地位を築きました。その生き様は、困難を抱える方々や挑戦し続ける人々にとって、大きな励みとなります。自身の体験に基づく講演内容は、説得力と感動を伴い、多くの共感を得られます。
◆ リハビリを経た「復活」のストーリー
2015年にくも膜下出血を発症し、ステージ復帰が危ぶまれた米良さん。しかし、不屈の精神でリハビリに取り組み、奇跡的に復帰を果たしました。この復活のストーリーを講演で共有することで、聴衆に「再び立ち上がる勇気」と「困難を乗り越える力」を伝えています。
◆ 感謝をテーマにした心に響くメッセージ
リハビリを通じて得た「再び舞台に立つ喜び」と「支えてくれた人々への感謝」をテーマに、人生の意味や人とのつながりを考えるきっかけを与えます。米良さんの講演は、個人だけでなく、企業や団体にとってもモチベーション向上や人間関係の重要性を再確認できる内容となっています。
◆ 親しみやすい語り口と幅広い世代への訴求力
世界的な舞台で活躍する一方で、米良さんの講演はその親しみやすい人柄とユーモアあふれる語り口が特徴です。幅広い世代に向けてわかりやすく話し、心に響くメッセージを伝えることができるため、多様な受講者に好評を得ています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。