杉本梢 すぎもとこずえ

一般社団法人日本心のバリアフリー協会 代表理事/視覚障害者(特注のコンタクトをして視力0.09の弱視)/元特別支援学校の国語教員/発達障害コミュニケーション指導者認定済み/札幌市社会福祉協議会登録当事者講師/北海道福祉教育アドバイザー/障がい者雇用サポーター
プロフィール
視覚障害をもって生まれた経験と、元支援学校の教員としてのキャリアを活かし、社会に心のバリアフリーを広めるための活動をしている。「一人でも多くの人に心のバリアフリーを伝えること」が人生の目標だ。そのために、講師業や障害者・高齢者雇用のサポート、イベントの企画、SNSでの情報発信など、さまざまな手段を通じて普及に取り組んでいる。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
1985年夏に視覚障害をもって生まれる。1993年春、特別支援学校(盲学校)に転校。2000年春には地域の高校へ進学し、2003年春に大手企業へ障害者雇用として就職。その後、2005年春に進学し、教員免許を取得。2007年春から教員として11年間勤務した。
2018年秋に「Lululima branch」を設立し、障害理解の啓発活動を開始。2023年12月には、一般社団法人日本心のバリアフリー協会を設立し、さらなる障害理解の普及に取り組む。
主な講演テーマ
心のバリアフリーがすすむ話
社会の「心のバリアフリー」を進めるための考え方と具体的なアプローチを紹介します。障害者と健常者の間にある「見えない壁」を取り払い、誰もが安心して生活できる社会を実現するためのヒントを提供します。実体験を交えながら、偏見や誤解を解消することの重要性についてお話しします。 ×
障害理解の3つのコツ
障害理解を深めるために押さえておきたい「3つのコツ」を伝える講演です。障害に対する理解が進むことで、職場や社会における円滑なコミュニケーションが実現します。障害者と接する際に心掛けるべきポイントや、互いの違いを尊重しながら共生するための考え方をわかりやすく解説します。 ×
企業向け障害者雇用に必要なこと
企業が障害者雇用を促進し、職場の多様性を高めるために必要な知識と対応策を解説します。法的義務だけではなく、障害者が安心して働ける職場環境づくりや、職場全体の意識改革のポイントを紹介。雇用を単なる取り組みに終わらせず、企業全体の成長に繋げる視点を提供します。 ×
就労支援向け障害者雇用に向けた支援
就労支援者向けの講演で、障害者雇用を円滑に進めるための支援方法や、障害者の就労をサポートする際の注意点を伝授します。現場の実体験をもとに、どのように障害者の個性や能力を引き出し、働きやすい環境を整備するかを具体的にアドバイスします。支援者が効果的にサポートするためのノウハウを学べる内容です。 ×
各障害種の理解
身体、知的、精神、発達障害など、各障害種の特性や特徴を学び、適切な対応方法を紹介する講演です。障害の種類ごとの配慮すべきポイントを解説し、障害者に対する理解を深めます。職場や日常生活で障害者と接する際に、どのような支援や配慮が必要かを知ることで、誰もが働きやすい環境を作るための基礎を学ぶことができます。 ×
当事者の障害受容について
障害を受け入れる過程での葛藤や心の変化、そしてその先にある前向きな心の持ち方について、当事者視点で語る講演です。自身が障害を受け入れて乗り越えた体験をもとに、障害者本人やその家族、支援者に対して役立つメッセージを届けます。障害受容のプロセスを知ることで、当事者との向き合い方や適切なサポート方法を学ぶことができます。 ×
疑似体験を通して心で障害を知ろう
視覚や聴覚、移動の制限など、さまざまな障害を疑似体験することで、障害者が日常生活で直面する困難を実感できる講演です。体験を通じて得た感覚をもとに、解説を交えながら、障害に対する理解を深める機会を提供します。この体験型講演を通じて、障害を「頭で理解する」だけでなく、「心で理解する」ことの重要性を学びます。 ×
人生で一度は聞いておきたい話
~私がどうやって障害と向き合ってきたのか~
自身の生い立ちから現在に至るまで、障害とどのように向き合い、前向きに生きてきたかを語る講演です。困難な状況を乗り越えてきた体験を通じて、聴衆に勇気と希望を届けます。障害者のみならず、誰もが日常で抱える悩みや挫折を乗り越えるヒントが満載で、心に響くメッセージが詰まっています。 ×
専門分野:心のバリアフリー、障害理解、障害福祉、障害者雇用に関することであれば、ワークショップや疑似体験なども含め、ご希望の内容に沿って講話内容を構成します
書籍・メディア出演
書籍紹介
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いつも気にかけてくれてありがとう
この書籍は、読み進めるうちに【障害理解において大切な気付きや考え方を自然と学べる内容】になっている。また、視覚障害者や高齢者でも読みやすいレイアウトを採用している。さらに、漢字が読めない子どもや発達障害、知的障害のある方でも理解しやすいように、すべての漢字にふりがなをつけている。
書籍
- 『いつも気にかけてくれてありがとう』
監修
- ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」の視覚障害あるある情報提供(日本テレビ)
- 講談社児童図書出版「鈴の音が聞こえる」(全3巻)
メディア
- ラジオ出演 12回
- 新聞掲載 38回
- テレビ出演 8回
- 「どさんこワイド」コロナによる視覚障害者への影響に関するテレビ出演(札幌テレビ放送)
- 今日ドキッ!「もんすけ調査隊」複数回出演(北海道放送)
- ドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」番組宣伝公式YouYube出演(日本テレビ)
講演実績
2024年
- ・心のバリアフリーに係る札幌市職員向け研修①(札幌市主催)
- 札幌市立北都中学校の1年生を対象に障害理解に関する講話
- ・心のバリアフリーに係る札幌市職員向け研修②(札幌市主催)
- ・札幌市立信濃小学校の6年生にキャリア教育に関する授業
- ・札幌市立厚別西小学校の4年生を対象とした視覚障害理解に関する講話
- ・ふくしをたのしく学ぼう!夏休み体験講座(厚別区社会福祉協議会主催)
- ・共生社会バリアフリーシンポジウムin札幌(札幌市と国土交通省等共済)
- ・日本福祉のまちづくり学会研究討論会(一般社団法人日本福祉のまちづくり学会主催)
- ・札幌市立ひばりヶ丘小学校の4年生を対象とした視覚障害と心のバリアフリーに関する講座
- ・クリエイション株式会社で就労支援に関する支援者向け研修会
- ・こころのバリアフリー賞受賞記念講演で心のバリアフリーに関する講演会
- ・札幌市立川北小学校の4年生を対象とした視覚障害と心のバリアフリーに関する講座
- ・札幌市立信濃小学校の5年生を対象とした視覚障害と心のバリアフリーに関する講座
- ・札幌市立ノホロの丘小学校の5年生を対象とした視覚障害と心のバリアフリーに関する講座
- ・当別町の多様性を学ぶ連続講座で心のバリアフリー(障害理解)の講話
- ・札幌市立本町小学校の4年生を対象とした視覚障害と心のバリアフリーに関する講座
- ・札幌市立信濃小学校の6年生にキャリア教育に関する授業
- ・クリエイション株式会社で障害者雇用に関する研修会
- ・札幌市立米里小学校の3年生を対象とした障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・障害者雇用サポート説明会
- ・札幌市立菊水小学校の4年生を対象とした視覚障害と障害理解に関する講座
- ・障害理解オンラインセミナー
2023年
- ・北海道北見市で町民向けに障がい者理解啓発講演会
- ・クリエイション株式会社で障害者雇用に関する研修会
- ・社会福祉法人八戸市社会福祉協議会主催で障がい者の就労に関する研修会
- ・吉田学園の視能訓練士を対象にした視覚障害理解に関する講義
- ・札幌市立もみじの森小学校の4年生を対象とした視覚障害と障害理解に関する講座
- ・札幌市立信濃小学校の全校集会で心のバリアフリーに関する講話
- ・北海道大学の障害理解に関する講義
- ・社会福祉法人兵庫盲導犬協会の職員に心のバリアフリーに関する研修会
- ・第21回厚岸町障害者(児)ふれあいフェスティバル「こう福祉21」で心のバリアフリーに関する講演会
- ・北海道八雲町役場で町民向けに障がい者理解促進講演会・療育講演会
- ・札幌市立北都中学校の1年生を対象に障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・札幌市立ひばりヶ丘小学校の4年生を対象に障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・クリエイション株式会社で障害者雇用に関する研修会
- ・個別塾アドバンス桑園校の講師に発達障害の研修会
- ・札幌市立信濃小学校の5年生を対象に障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・札幌市立川北小学校の4年生を対象に障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・札幌市立米里小学校の5年生を対象とした障害理解に関する講話(福祉教育アドバイザー)
- ・クリエイション株式会社で障害者雇用に関する研修会
- ・札幌市東区の児童会館職員向けに障害理解に関する研修会
- ・日本歩行訓練士会で障害理解啓発活動に関する講話
- ・北海道清水町役場で町民向けに障害理解に関する講話
- ・北海学園大学で障害理解に関する講義
- ・北海道大学大学院で障害理解に関する講義
- ・株式会社ワイズワイド障害福祉支援員向け研修会
この講師のおすすめポイント
杉本梢さんは、視覚障害をもちながらも特別支援学校の教員として11年間勤務し、その後、社会全体に「心のバリアフリー」を広める活動に取り組んでいます。現在は、一般社団法人日本心のバリアフリー協会の代表理事として、講演・障害者雇用のサポート・イベント企画・SNS発信など、多岐にわたる活動を展開。自身の経験を活かしたリアルな視点と具体的なアドバイスにより、多くの企業や団体から支持を得ています。
◆ 当事者だからこそ伝えられる「リアルな経験談」
杉本さんは、視覚障害をもって生まれ、学校・企業・教育現場とさまざまな環境で過ごしてきました。その経験をもとに、「どうすれば障害と向き合えるのか」「周囲のサポートはどうあるべきか」など、具体的なエピソードを交えながら伝えます。机上の理論ではなく、生の体験談だからこそ、深く共感し実践につなげることができます。
◆ 障害者雇用に関する実践的なアドバイス
企業向けに障害者雇用のポイントを解説し、法的な知識だけでなく、現場で起こる課題や対応策について実践的なアドバイスを提供します。「採用後、どう定着させるか?」 「職場での適切な配慮とは?」といった現場目線の疑問に応え、障害者雇用をスムーズに進めるための具体的な方法を提示します。
◆ 疑似体験ワークショップで「心のバリアフリー」を学べる
杉本さんの講演では、単なる知識の共有にとどまらず、視覚障害者の立場を体験できるワークショップや疑似体験を取り入れています。参加者自身が「見えない世界」を体感することで、障害をより深く理解し、実際のサポートに活かせる貴重な学びを得られます。
◆ わかりやすく、楽しく学べる講演スタイル
福祉や障害に関する話題は、時に難しく、堅苦しくなりがちですが、杉本さんの講演は「誰もが楽しみながら学べる」工夫がされています。豊富な実例やユーモアを交えたトークで、参加者の興味を引きつけ、「もっと知りたい」「自分も何かできるかもしれない」 と思わせる魅力があります。
◆ 企業・教育・福祉など幅広い分野に対応
杉本さんの講演は、企業の人事・採用担当者、教育関係者、福祉従事者など、さまざまな分野の人に役立ちます。「障害理解の3つのコツ」「企業向け障害者雇用」「当事者の障害受容について」など、多様なテーマに対応可能。対象者や目的に合わせた内容を柔軟にカスタマイズできる点も、講師として大きな魅力です。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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