福山桜子 ふくやまさくらこ
経歴
デヴィット・ルヴォー、三谷幸喜などの作品に演出スタッフとして参加。渡米後、ニューヨーク・オフ・ブロードウェイなどで脚本・演出、映画・ドラマ・PV・CM・情報番組などの構成作家・ディレクター、また、米アカデミー/グラミー受賞・石岡瑛子など、世界的に著名なクリエーターのスタッフとしても活動。2010年日本での活動も再開。舞台、ミュージカルの演出、映画、CM、PVの監督、脚本として活動。アクティング・コーチとしてはハリウッドスターのコーチ同様、日本で希有な「主演クラスの俳優」をコーチングする高い技術を持つ。コミュニケーション分野では非言語を専門として立教大学で講義を持つ。
主な講演テーマ
異文化・非言語コミュニケーション
「赤いフカフカのソファーを思い浮かべてください」。このように質問すると、10人いれば10種類のイメージが出てきます。全く同じ物を思い浮かべる人はいません。1人がけなのか3人がけなのか、真紅なのか朱色なのか、どこがフカフカなのか。しっかりコミュニケーションを取らない限り、何かの物事に対して、自分と他人が正確に同じイメージを持つことはないのです。しかし、日常生活では多くの場合、人は、自分の持つイメージと他人のイメージは同じものと仮定して話を進めます。コミュニケーションとは、その「ズレ」を修正していくこと。また、「自分では気づかない信号」を発信し、それが間違って受け取られ、「ズレ」が拡大することもあります。頭痛でイライラしていることを相手が知らなければ、相手は「自分が怒らせた」と、間違った信号を受け取ったりするのです。逆に相手からの非言語の信号を読み間違えることもあります。ビジネスにおいても、プライベートにおいても、「ズレ」を修正する方法、また、非言語による「無意識の発信」に気づく方法を知ることで、コミュニケーションの質は大きく変わります。ほんの小さな気づきで、人間関係は大きく変わります。 ×
嘘の科学
「この人は嘘をついている」。あなたはそう思ったことはありませんか?なぜ、そう思ったのでしょう?なんとなく?いいえ。そこには必ず、具体的な理由があります。非言語コミュニケーションとは、表情、仕草、動作、だけではなく、姿勢、声、距離、服装、すべての範囲に広がっており、また、そこから発信される「嘘」というのは、細かく分析していくと、「無意識に感じ取っていたことに具体的な理由がある」というのがわかります。「質問に答えず視線を逸らした」「貧乏ゆすりを始めた」「声に焦りが混じった」「顔に触り始めた」。しかし、視線を逸らしたのは、何か気になるものが見えたからかもしれません。貧乏ゆすりは癖かもしれません。では、どうすれば、より正確に相手の状態を知ることができるのでしょう。嘘を科学し、より正確に相手の状態を知る。目的は、嘘を暴くことではなく、「本当のことを言えない理由」を探り、健全なコミュニケーションを築くこと。身近な人が、困っていることに気づくこと。非言語の発信に気づくことで、新しいコミュニケーションが見えてきます。 ×
アクティングコーチ
欧米露型の演技理論(ヴァイオラ・スポーリン、ウタ・ハーゲン、ステラ・アドラー、サンフォード・マイズナー、マイケル・チェーホフなど)をベースに、日本社会に合わせた理論と演習(ワークショップ)を行い、演技をコーチング。「役を生きる」リアルな演技が可能になります。オリンピック・アスリートや一流の選手にコーチが必要なように、俳優にもコーチは必要なのです。映画、連続ドラマ、舞台などの作品に合わせたコーチング、および日常でのトレーニングを、理論と演習、両方の角度から行います。また俳優以外の一般の方にも、演技理論・演習はコミュニケーションの向上に役立ちます。自分とは違う人間の立場になってリアルに考える。観察力、想像力、瞬発力、行動力などが身につきます。プレゼンテーションなどだけではなく、日常のコミュニケーション能力が確実に上がり、客観視や洞察力も向上します。 ×
講演実績
団体他
- 立教大学/観光庁/日本映画演劇協会・ミュージカルアカデミー/ライフ・ビューティーサロン・LAVITA
この講師のおすすめポイント
福山桜子さんは、演出家、映画監督、脚本家、アクティング・コーチ、そして立教大学異文化コミュニケーション学部の講師として幅広い分野で活躍しているクリエイティブな専門家です。デヴィット・ルヴォーや三谷幸喜など、名だたる作品に演出スタッフとして参加し、その後渡米。ニューヨーク・オフ・ブロードウェイをはじめ、映画、ドラマ、PV、CM、情報番組の構成作家・ディレクターとしても名を馳せました。
また、アカデミー賞やグラミー賞を受賞したクリエイターである石岡瑛子さんとともにスタッフとして活動するなど、国際的な舞台でも活躍してきました。2010年からは日本での活動を再開し、舞台やミュージカルの演出、映画やCM、PVの監督、脚本といった幅広いメディアで活動しています。さらに、アクティング・コーチとしては、ハリウッドスターと同じ高い技術を誇り、日本の主演クラスの俳優にも指導を行っています。
非言語コミュニケーションの分野においても専門性を持ち、立教大学で講義を担当しています。
◆多様な業界で培った実績
福山桜子さんは、演出家、映画監督、脚本家として数々のプロジェクトに参加し、数多くの業界で成功を収めてきました。映画、舞台、テレビなど、さまざまなメディアでの経験を活かした講演は、参加者に実践的な知識とインスピレーションを提供します。その多角的なキャリアに基づいた視点は、クリエイティブな仕事をしている人々にとって非常に有益です。
◆異文化・非言語コミュニケーションのエキスパート
福山さんの講演では、異文化コミュニケーションと非言語の重要性に焦点を当てた内容が特徴です。異なる文化的背景を持つ人々との効果的なコミュニケーション方法や、言葉では伝えきれないメッセージの伝達方法を学ぶことができます。非言語的なサインや動作がコミュニケーションに与える影響を理解することで、日常生活やビジネスの場面でのコミュニケーション能力を向上させることができます。
◆嘘の科学に基づく実践的なコミュニケーション術
「嘘の科学」をテーマにした講演では、人間の心理や行動における真実と嘘をどのように見抜き、相手と信頼関係を築いていくかを学べます。福山さんは、非言語的なサインや身体的な動きから相手の心情を読み取る技術を駆使し、ビジネスや日常で使えるコミュニケーション術を提供します。これにより、相手との関係性をより深めることができます。
◆アクティング・コーチングでの高い指導技術
福山桜子さんは、アクティング・コーチとしても高い評価を受けています。日本の主演俳優たちを指導する技術は、ハリウッドスターを指導するコーチと同等であり、表現力や演技力を向上させるための具体的な方法を教えることができます。演技を仕事にしている人だけでなく、プレゼンテーションやパフォーマンスを求められるビジネスパーソンにも有益な内容です。
◆創造的思考を育む講演
福山桜子さんの講演は、クリエイティブな思考を刺激し、参加者に新たな視点を提供します。演出家としての経験を活かし、思考を柔軟に保ち、問題解決に役立つ方法を提示します。創造的なアプローチを身につけることで、ビジネスや芸術、日常生活での新たな可能性を広げることができます。
福山桜子さんの講演は、異文化理解から非言語的なコミュニケーション、さらに演技指導に至るまで、幅広い分野での知識を深め、参加者に実践的で価値のあるスキルを提供します。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
料金の目安については、お気軽にお問い合わせください。