Special 深堀りインタビュー!講師紹介リレー【008 山本ノブヒロさん】

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講師紹介

山本ノブヒロ

山本ノブヒロ(やまもとのぶひろ)さん

エヌアライアンス株式会社 代表取締役/大喜利ファシリテーター

山本ノブヒロさんは、日本唯一の「大喜利ファシリテーター」として、ユニークなアプローチで企業研修を行うスペシャリストです。自身の不登校・引きこもり経験を原体験とした「笑い」の力の実感、それを基に教育学と学習環境デザインを学んだキャリアがその専門性の証です。
日本で初めての「大喜利教室」を開校した際にはテレビにも複数取り上げられ、法人向け事業を開始してまもなく、大企業からの受注や経済産業省での案件監修を行うなど、さまざまな評価を受けています。また、現役の教育者としてふたつの大学に登壇、学会員としての大喜利活用の研究発表等に登壇するなど、教育者としてスペシャリストであることも大きな魅力です。

講師としてのおすすめポイント

「大喜利メソッド®」で業務を効率化するコミュニケーション術
山本ノブヒロさんの「大喜利メソッド®」は、ユーモアを交えた参加型ワークショップを通じて、コミュニケーション力やアイデア創発のスキルを引き出します。このメソッドは、企業研修やチームビルディングで多大な効果を上げ、社員間の相互理解を深めるとともに、課題解決能力を高めます。
笑顔を創る!職場環境改善のためのユーモア活用法
「自然な笑顔の職場づくり」や「健康経営」のためのユーモアの活用法を提案する山本さん。職場でのつくり笑いや苦笑いを撲滅する方法を学べ、社員のモチベーションを上げ、健康的な職場環境を作り上げる具体的な方法が学べます。脳科学と心理学を駆使し、ユーモアを戦略的に職場に取り入れるノウハウを提供します。
「オモシロの科学」でリーダーシップを強化
山本さんの「オモシロの科学」講座では、リーダーシップに必要なスキルをユーモアを交えたアプローチで学びます。笑顔を生み出すコミュニケーション術や、職場での相互理解を深める方法を伝授。リーダーとして必要なメンタルヘルスのケアやチームビルディングにも効果的です。
雑談力を高めて社内の雰囲気を一変させる!
「雑談力」を高めるための「写真で一言大喜利ワークショップ」では、参加者が自然とアイデアを出し合い、楽しい会話を生み出します。社内の雑談を活性化させ、無駄のないコミュニケーションを促進することで、社員間の関係性や仕事の効率を向上させることができます。
ユーモアで企業の文化を変える革新的な研修
山本さんの研修は、単なるスキル向上にとどまらず、企業の文化そのものを変える力を持っています。ユーモアと学びの融合によって、社員が自主的に笑顔を作り、職場全体が活気づくようになります。オモシロの科学を活用した研修は、企業にとって革新的な体験をもたらし、長期的にポジティブな効果を生み出します。

主な講演テーマ

「大喜利体験」+「オモシロの科学」で学べるコミュニケーション術
参加型ワークショップでコミュニケーション力を高め、社員間の相互理解とアイデア創発を促進する研修です。
「自然な笑顔の職場づくり」講座
つくり笑いや苦笑いを撲滅し、職場で自然な笑顔を作り出すための具体的な方法を学びます。
「健康経営」のために「笑い」の多い職場をつくる【リーダー編】
リーダーがユーモアを活用して健康経営を推進し、職場環境を改善するための脳科学×心理学×オモシロの科学を学べます。
「健康経営」のために「笑い」の多い職場をつくる【メンバー編】
社員全体が参加し、笑顔あふれる職場を作るためのメソッドを学び、仕事の効率やモチベーションを向上させます。
コミュニケーション研修に「手応えを感じていない」企業様への特効薬
大喜利ワークショップを活用し、相互理解を深め、社員間のコミュニケーションを活性化させる方法を学びます。

インタビュー

質問1
山本ノブヒロさんは日本で唯一、大喜利メソッドを活用したビジネス研修を実施されておりますが、大喜利との出会いはどういうものだったのでしょうか?

中学1年生のときに不登校になってしまい、昼夜逆転のひきこもり生活を送っていた時の「深夜ラジオの投稿コーナー」が、今にして思えば原体験です。稀に登校させられる学校で、友達も信頼できる人もいない中、「ラジオのハガキ職人のような発信」にチャレンジしたら、隣の席の子が思わず笑ってしまった瞬間があったんです。してやったりの快感とともに「ユーモアの力ってすごい」と強く実感しました。社会人になってからは、アマチュアプレイヤーとして、ハガキ職人勢や大喜利フリーク仲間と一緒に、芸人さんに混ざって出演できる大喜利ライブなどを渡り歩いてストレス解消をしていました。2016年頃からは「落語家さん・芸人さんと戦うためでなく、一般の多彩な皆さまのために、大喜利を「手段として活用」したいな、と考えるようになり、現在の活動に至ります。

山本ノブヒロ

質問2
独自開発された【大喜利ワークショップ】ではどのようなビジネス上での課題が解消できるのか教えてください。

お笑い芸人のようなオモシロ人間になれる!わけではありません。皆さんは皆さんのままで、オモシロさがし・オモシロづくりができる、そのメソッドを享受することで【ユーモアづくりを通して学ぶ】のが大喜利ワークショップです。

スキルアップだけに留まらず、マインドアップが叶うことが大きな強みです。

お題にボケる、というクリエイティブな営みを通して「創造性」「発想力」や「柔軟性」「課題解決/課題発見能力」などのスキルを、お題やルールにより「雑談力」や「質問力/行動要請スキル」、「場作り/ファシリテーションスキル」も向上できます。

また、大喜利体験特有の、わたしの発信であなたが笑う⇔あなたの発信でわたしが笑う、という【お互いを笑顔にする営み】そのものが、「相互理解」だけでなく「世代間理解・他者へのリスペクトの醸成」や「自己効力感・能動性の向上」などのマインドを向上させ、チームビルディングやエンゲージメント向上に絶大な効果を発揮します。

山本ノブヒロ

質問3
正直、一般的なビジネスパーソンにとって大喜利はハードルが高いと思うのですが、
気軽に参加できる内容でしょうか?

はい、お任せください!どのような方でも「オモシロをさがして、みつけて、つくる体験」を実現するのが大喜利ファシリテーション®です。

当日のワークは、いきなり笑わせることにチャレンジするのでなく、発想すること→発信すること→オモシロくすること、などを段階的に体験できるよう設計しています。

喋りの得意/苦手、お笑い好きかどうかなどは、大喜利研修へのご参加にも、学びの成果にも、ほとんど関係ありません。必要なのは「世界を見つめる目」と「シェアする気持ち」だけです。そのための最適なお題、最適なルール、最適な進行での「大喜利体験」を通して、明るく楽しい「学び・気付き」をお届けいたします。

わたし自身がお笑い芸人でなく、学習環境デザインを専門とする教育学者であること、日本唯一の大喜利ファシリテーターであることの強みです。

山本ノブヒロ


質問4
研修や講演は、どのような業種や職種の方からのご依頼が多いですか?

まず業種では、幅広くお仕事をいただく中で印象的なのは、土木建築・建設業や自治体など「古くからの、お堅いイメージの」企業・団体さまからのご依頼が目立つことです。サービス業や新興産業に偏ることなく、むしろ「古風な会社を変えたい」「新たな風を吹かせたい」という意識の会社様のお力になれている事を嬉しく思います。

職種的には、販売・営業職、企画・営業職のみなさまには「発信力」「発想力」の研修が人気ですが、階層として「リーダー候補」「中間管理職」向けの「コミュニケーションマインド向上」の研修が人気です。特に1on1を導入しても上手く行かない、管理職やチームリーダーになりたがらない社員が多い、といった会社様のニーズには応えられています。

またリピート案件としては新入社員研修での横のつながり醸成+先輩とのコミュニケーションの後押しを同時に叶えるワークショップを毎年導入しています。

山本ノブヒロ

質問5
オンラインでの研修を実施される企業、団体様も多いのですが、大喜利ワークショップはオンラインでも開催可能でしょうか?

はい、オンラインにも完全対応しています。2024年度も全体の半分近くがオンラインでの実施でした。
画面越しに回答を書いて見せる「フリップ大喜利」でも20人同時、チャット機能やWebフォーム等を利用した「投稿大喜利」であれば200人同時までの参加型研修の実績があります。

2019年に研修サービスを本格始動したのち、すぐにコロナ禍となりましたが、失速することなく研修案件を拡大してまいりました。

フリップ大喜利をご希望の場合は、受講者さまのお手元にご用意いただきたい筆記具なども具体的にご案内させていただきます。

山本ノブヒロ

質問6
山本ノブヒロさんの今後の目標や夢を教えてください。

ふたつあります。まずは「大喜利メソッド®の活用法を100万人にお届けすること」です。あと99万人ちょっとですので頑張ります(笑)。

もうひとつは、「世界共通語としての【オーギリ(Ohgiri)】を外国語の辞書に載せること」です。ギャグやコメディとしてだけでなく、「日本の芸能に端を発する、共通の課題にアイデアや発想を出し合い、より良い成果や新たな刺激を求め合うコミュニケーション様式」のような意味で広まってほしいですね。わたしは外国語が話せませんが、私のメソッドや大喜利の素晴らしさを学んでくれたマルチリンガルな方が、それを世界に広げてくれる日が一日でも早く来るように?! 私は日本語で、多くの皆様に大喜利の効果と魅力をいっそう広げてまいります。…いや言い訳じゃなくて。はい。

山本ノブヒロ

質問8
最後に、これから講演会や研修、セミナーをご企画される皆さまにメッセージをお願いします。

【楽しかった、参加してよかった!】と思える研修であることは「絶対条件」であると考えています。そのうえで、【先に繋がるか】【人を、チームを如何に変えるか】こそが研修の本質です。お互いを笑わせ合い、笑顔にし合いながら学ぶ 大喜利ワークショップ は、「自己肯定感」「自己効力性」の刺激や「返報性」の誘発など、心理学・認知科学的にも「学びの効果が先に続きやすい」ための仕掛けが満載です。

楽しさ、オモシロさは勿論の事、その学習効果の再現性・継続性の高さを、ぜひともご実感いただきたいです。新人、管理職に限らず、御社のメンバーの才能と可能性を、ばっちりストレッチさせていただきます。セミナー当日にお会いできること、楽しみにしています。

山本さん、ありがとうございました!

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