Special 深堀りインタビュー!講師紹介リレー【005 杉原裕明さん】

講師紹介リレー1920x1200px

講師紹介

杉原裕明

杉原裕明(すぎはら ひろあき)さん

有限会社シーブ 代表取締役
第13回 パリ・トリポリ・ダカールラリー 市販車改造クラス 優勝

兵庫県洲本市出身のインテリアデザイナーであり、企業経営者としても広く知られています。小さな頃から家業を継ぐ予定だったものの、高校3年生の時に突然インテリアデザイナーを目指す決断を下しました。この決断に対し、美術の先生からは「お前は絶対無理」と言われ、初めての挫折を経験。しかし、その挫折を原動力に変え、独学で絵を描き続け、大阪芸術大学に見事合格。その後、東京の大手設計事務所に就職するも、自分のデザインスタイルと相違があり、1年9ヶ月で退職。24歳で東京・渋谷区神泉町に「bauhausデザインファーム」を設立し、商業施設やスポーツクラブ、カフェなどの設計を手がけました。さらなる挑戦として、アフリカの過酷なレース「パリダカールラリー」に出場し、市販車改造クラスで優勝。現在は、インテリアデザインの仕事を活かし、ドイツのWanzl社、イタリアのBencore社の日本総代理店として活躍しています。

経歴のハイライト

1961年: 兵庫県洲本市(淡路島)生まれ。
1979年: 兵庫県立洲本実業高等学校卒業、剣道部主将。
1983年: 大阪芸術大学デザイン学科卒業後、アメリカ(ミネアポリス)でMCAD修士課程を修了。
1983年: 株式会社船場 東京設計事務所に入社。
1985年: 渋谷区に「bauhausデザインファーム」を設立。商業施設やスポーツクラブなどの設計を行う。
1995年: 阪神・淡路大震災後、関西に移転し、有限会社シーブCEEVを設立。
1996年: ドイツWanzl社と日本総代理店契約を結び、事業展開。
2007年: イタリアBencore社と日本総代理店契約を結ぶ。

講師としてのおすすめポイント

成功と挫折を乗り越えた経験に基づく講義: 杉原さんは自身の人生における数々の挑戦と成功、挫折を乗り越えた経験を元に、リアルなメッセージを伝えています。特に「成功と挫折の関係」については、参加者が自分の経験に照らし合わせて学べる内容です。
実践的な知識と視野の広さ: インテリアデザインに留まらず、企業経営や国際ビジネスの経験を活かし、幅広い視点での講義を行います。特に「海外企業と日本企業の相違」については、グローバルな視野を持つ企業経営者やビジネスマンにとって有益な内容です。
挑戦を促す熱いメッセージ: パリダカールラリーに挑戦し、優勝を果たした杉原さんだからこそ語れる「夢を叶える法則」や「挑戦の精神」は、参加者に大きな勇気を与えます。挫折や困難を乗り越えながら成し遂げた実績に基づく、心に響く講演は多くの人にインスピレーションを与えます。
多彩な業界での実績: 商業施設やスポーツクラブ、カフェの設計にとどまらず、ドイツのWanzl社、イタリアのBencore社との提携を通じて、国際的なビジネス展開も行っています。そのため、ビジネスやデザインの視点でのアドバイスが得られます。

インタビュー

質問1
杉原さんは世界を舞台に活躍されているインテリアデザイナーでいらっしゃいますが、
第13回 パリ・トリポリ・ダカールラリー 市販車改造クラス 優勝という経験の持ち主です。パリ-ダカに出場されることになったきっかけや経緯を教えてください。

私が大学3年生の時、喫茶店の週刊誌で見たパリダカールの記事でした。サハラ砂漠を走るラリーカーの写真。それは、見たこともない衝撃的な写真でした・・・その時は、ただの憧れでした。
大学を卒業後、大手設計事務所に就職が決まり東京へ上京・・しかし、1年9か月で退職。自分がやりたかったデザインの方向性と考え方が違ったのですね。結局、24歳の時に独立する事を決断しました。
東京渋谷区の神泉という場所です。最初は、自ら企画書や提案書を作り走り回っていました。しかし、半年が経っても仕事が取れず。お金も底を付きダメかと思った時、偶然、雑誌で見た国際コンペの記事。これが最後という気持ちでコンペに応募しました。
その作品が採用され、少しずつ仕事も増えてきました。27歳の時、会社のすぐ近くのバイク屋に入ったのです。そのお店の奥に1枚の額が飾ってあったのです。よく見ると茶色く染まったTシャツ・・・これ何ですか?と聞くと僕がパリダカを走った時のTシャツだよ・・・最初は真っ白だったけど、ゴールをするとこんな色に・・・私が憧れたパリダカに参戦した方と出会い。それから1年後、自らチーム結成し、1991年に参戦しました。

杉原裕明

質問2
まさに、【夢の実現】や【チャレンジ】という言葉がぴったりの杉原さんですが、
夢への挑戦中に苦労や挫折をされたことはありますか?また、どうやって乗り越えてこられたのでしょうか。

パリダカにプライベーターで参戦するという事は、パリのスタートライン立つまでに90%の力は使い切っている残りの10%でアフリカのサハラ砂漠を走り切らないといけないと聞いていました。
もちろん命を落とすこともある。覚悟は出来ていますか?・・・と聞かされていました。
苦労や挫折という事は、あまり考えた事が無かったと思います。今、起きている現実を素直に受け止め、どうすれば良いかという事を瞬時に判断できる事を考えていました。

杉原裕明

質問3
苦労や挫折を乗り越えてきた熱意やモチベーションの源は
どういったことだったのでしょうか?

挫折を乗り越えるという事は、大変難しい事でもあるのですが、一番のモチベーションは、一緒に戦ったチームのメンバーや最後まで応援をしてくれた友人や仲間だと思います。

杉原裕明

質問4
イベントや講演会などで登壇をされる時は、
参加者にどんなことを伝えていらっしゃるのでしょうか。

現在はITの進化で多くの情報や仕組みが簡単に手に入るようになりました。それはとても大切な事ですが私の講演は、人間力の大切さを築き、そして、行動力の大切さを伝えさせていきます。

質問5
杉原さんの今後の目標や夢を教えてください。

私の目標や夢は、現在の会社が今年で39年目に入ります。また、ドイツのWanzl社とイタリアのbencore社の日本エージェントとして26年目になります。この3社を合わせで新しいデザイン性と技術を用いて日本独自の商品展開を創っていきます。

質問6
最後に、これから講演会やイベントをご企画される皆さまにメッセージをお願いします。

この記事を読んで頂きましてありがとうございます。私は24歳でデザイン事務所を設立し、32歳でドイツwanzl社の日本エージェントを契約。43歳でイタリアbencore社の日本エージェント契約。両社も現在継続中です。若い方々が夢を持って行動できる事を伝えて行きたいと思います。

杉原さん、ありがとうございました!

Contact お問い合わせ

ご相談は無料です。
ホームページに掲載のない講師も対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。

電話アイコン 03-5501-1122 (営業時間 月曜~金曜 9:00~18:00)
無料ご相談 メールのアイコン

候補に入れた講師

  • 候補がありません。

×