Special 深堀りインタビュー!講師紹介リレー【001 殿村政明さん】
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講師紹介
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殿村政明(とのむら まさあき)さん
株式会社ヒューマンコメディックス 代表取締役/笑伝塾 塾長/元お笑い芸人
元吉本興業の芸人というユニークなキャリアを持ち、現在は「笑い」を活かしたコミュニケーションスキル向上のスペシャリストとして活躍中です。大手企業や自治体、教育機関での講演・研修を中心に、個人向けのマンツーマンレッスンまで幅広く対応し、笑いの要素を取り入れた実践的なプログラムが高い評価を得ています。そのリピーター率の高さからも、多くの受講者に支持される人気講師であることが伺えます。
経歴のハイライト
吉本興業時代: ダウンタウンやケンドーコバヤシらと同じ「心斎橋筋2丁目劇場」で活躍。芸人としての経験を通じて培ったユーモアと観察力が、現在の活動に活かされています。
営業トップの経験: 芸人引退後、営業マンとしても成功を収め、「笑い」を活用したトークで営業成績トップに輝きました。
研修プログラムの開発: 「笑い」と「コミュニケーション」のメカニズムを研究し、独自の教育プログラムを体系化。コミュニケーション研修の第一人者として全国で活動しています。
講師としてのおすすめポイント
1.ユニークな視点と実践的な内容
元芸人という経歴を活かした、楽しくわかりやすい講演スタイルが特徴です。特に、「笑い」を取り入れたコミュニケーション技術は、人間関係の改善や営業力向上に直結する実践的な内容です。
2.幅広い対象者に対応可能
企業向けの営業力アップや接客モチベーション向上の研修から、管理職向けの部下育成術、さらには個人の雑談力アップレッスンまで、さまざまなニーズに応えるプログラムを提供しています。
3.高い実績と信頼
NHK『めざせ!会社の星』での講師出演や、全国1万人以上の参加者を誇る『笑伝塾』など、その実績が信頼の証です。大手企業や自治体での講演・研修依頼が多いのも納得できます。
インタビュー
質問1
元吉本興業所属のお笑い芸人でいらっしゃいましたが、
芸人を目指すきっかけはどんなものだったのでしょうか?
そもそも好きな事しか出来ない人間で、中学の時、30分机に座るという事が大苦痛で、このままアホの高校にいっても、また制服着て3年机に座るのは絶対嫌だと思って、美容室に就職しました。しかし美容室に就職しても仕事をするより、お客さんや先輩や同期の人を笑わせる事ばかりしてました。人を笑わせたり、アホな事を言ってる事が仕事になったら、最高やな~、趣味が仕事になったらこれ以上の事はないと思って、お笑いの道に行くことを決断しました。ちょうどテレビではひょうきん族とか、さんまさんが一世を風靡しているころで、大人相手に笑かす自信もあったんで、お笑い芸人として、自分の力を試したかったんです。で、居ても立っても居られなくなって 、最初、さんまさんに弟子入りしたくてお願いしたんですけど…
実は劇場の関係者入口から勝手に忍び込み、楽屋へ会いに行ったんで、ものすごく怒られまして。でも諦められなくて、それを5回繰り返しました。今なら警備上100%入れないと思いますけど(笑) そこで「そんなに漫才やりたいんやったら」ということで、関係者の方の繋がりで、オール阪神巨人師匠に弟子入りさせていただくことが叶ったんです。 それがスタートです。
質問2
その後、営業職で活躍され、経営者へと転身をされていますが、
講演や研修を始められた背景を教えてください。
コンビ解散後、住宅関連などの営業に転じました。その後、私は独立したのですが、自社の社員でも相手と距離を縮めるのが苦手な人が何人かいました。そこで笑いを活かしたコミュニケーションについて、理論的に話をしたところ、かなり改善しました。
外部の方から「御社の雰囲気は素敵ですね」と褒めていただくようになりました。そこから少し経つと、業績も上がっていきました。「おもしろい人間に生まれ変わる」というのは難しいかもしれませんが、愛されるビジネスマンになるコツは笑いのスキルの中にたっぷり入っています。ちょっとおもしろいことを言ってみたり、言葉のチョイスを工夫したり、はたまたジェスチャーや言い方を変えてみたりということは可能でしょう。そうした内容を10年研究して体系化し、誰でも身に付くコミュニケーションスキルとして、日本全国に広げようと思いました。
![殿村政明](https://www.hitonova.scg-inc.jp/wp-content/uploads/2024/10/研修写真-1024x576.jpg)
質問3
講演や研修ではどういったテーマのご依頼が多いでしょうか。
・社内の風通しが悪いので、笑いのあるコミュニケーションを取り、社内を活性化したい。
・部下を引っ張っていくリーダーとしてユーモアのあるコミュニケーションスキルを付けたい。深い意義を伝える時こそユーモアを交えたい。
・芸人が初対面の観客や共演者とどのように信頼関係を築くか、その具体的な技術を教えてほしい
・冗談を上手く言える営業マンは、お客さまの心を掴む事が上手だと思うので、笑いのあるコミュニケーションのメンタリティと技術を教えてほしい。
・仕事(顧客対応、上司、部下、同僚)で即戦力となるコミュニケーション能力を身につけ、人間関係を豊かにするスキルを習得してほしい
こういったテーマでのご依頼が多いですね。
質問4
殿村さんの【コミュニケーション×笑いのスキル】の講演・研修は、
どのような特徴がありますか?
講演と言えども、一方的な話し方ではなく、受講生に問いかけながら話していきます。
元芸人の強みを生かし、受講生をイジったりして、その場でリアルなコミュニケーションテクニックを見せて教えます。会場を笑いで包みながら教えていくので、講演会場では、その日知り合った方同士でも、壁が崩れ、楽しい良い空気が作られます。即戦力のコミュニケーション力を、その場で腹落ちさせます。
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質問5
元々お笑いやユーモアセンスに自信が無い方でも成長することはできるのでしょうか?
ユーモアはセンスがあるかないかで決まるモノではなく、トレーニングと実績によって強化されるスキルです。職場でユーモアや陽気さを発揮するなら、とにかく面白くなくちゃいけない。と思うかもしれないですが、面白い事よりもはるかに重要なのは、自分にユーモアのセンスがある事を伝える事。
例えば、
1、自分のプライベートで恥ずかしかった出来事、失敗したエピソードなどをオモシロがって喋る
2、自分の好きな事は「死ぬほど好きです」的な誇張して話す
3、雑談など会話は人に合わせるばかりではなく、ツッコミなどを入れ、言葉のトスで会話を盛り上げる
4、挨拶や声かけの時に、表情を柔らかくし、冗談の言える雰囲気を日常から作る
5、リアクション(反応)は自分の思っている3倍を出す事で、相手も安心し、会話が膨らむ
これが、ユーモアセンスと笑いのセンスを磨く土台になります。
![殿村政明](https://www.hitonova.scg-inc.jp/wp-content/uploads/2024/10/図2.jpg)
質問6
最後に、これから講演会や研修を企画される皆さまにメッセージをお願いします。
笑いは人間関係の最高級の潤滑油です。ただクスっと笑うだけで安心や信頼を持つのが人間です。このメカニズムを理解し、意識するだけでビジネスに限らず、人生が豊かになる一生モノのスキルです。
殿村さん、ありがとうございました!
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