【保存版】安全大会の人気テーマ15選!失敗しない講師の選び方 - 「Hitonova」(ヒトノバ) - 講演依頼・研修依頼・講演会の講師派遣

Special 【保存版】安全大会の人気テーマ15選!失敗しない講師の選び方

毎年恒例の安全大会が、いつも同じような内容でマンネリ化していませんか?講演を聞くだけで終わってしまい、結局現場での具体的な行動には結びつかないと感じている企画担当者の方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、参加者の心に深く響き、明日からの行動変容を促す安全大会を実現するための具体的なヒントを豊富にご紹介します。

2026年度の開催に向けた最新のトレンドを踏まえたテーマ選定、貴社の課題に最適な講師の選び方、そしてイベントを一過性で終わらせずに継続的な安全意識向上に繋げるための工夫まで、企画担当者が本当に知りたい情報を網羅しています。ぜひこの記事を参考に、実りある安全大会を企画し、現場の安全文化をさらに強固なものにしてください。

安全大会のマンネリ化にお悩みではないですか?

安全大会

安全大会の企画を担当されている皆さま、毎年この時期になると「また同じような内容になってしまうのではないか」というお悩みを抱えていませんか。参加者の反応が薄く、どこか義務感から参加している雰囲気が漂っているのを感じると、「どうせ安全意識なんて変わらない」という諦めの気持ちが芽生えてしまうこともあるかもしれません。

上層部からは労働災害の削減という明確な成果を求められる一方で、現場からは「安全大会で時間を取られる」という不満の声が聞こえてくることもあり、企画担当者はまさに板挟みの状況に置かれがちです。このような形で形骸化してしまったイベントでは、本来の目的である安全意識の向上や労働災害の防止には繋がりません。

安全大会は、単なる年次行事ではなく、参加者全員が「参加してよかった」「明日から何か行動を変えてみよう」と思えるような、実りある機会へと変革していく必要があります。この記事を通じて、その解決策を見つけ、期待感を持って読み進めてください。

そもそも安全大会とは?目的と開催意義をおさらい

安全大会

安全大会とは、労働災害を防止し、働く人々の安全意識を高めるために定期的に開催されるイベントです。これは単なる形式的な行事ではなく、企業が従業員の安全を第一に考える姿勢を示し、安全文化を醸成するための大切な機会として位置づけられています。本記事では、安全大会の目的や開催時期について詳しく解説することで、皆様がこの重要なイベントを改めて見つめ直し、その意義を深く理解するきっかけを提供します。

安全大会を通じて、従業員一人ひとりが日々の業務における危険を察知し、安全に行動するための知識や意識を習得することは、労働災害ゼロを目指す上で不可欠です。企業にとっては、安全への投資が生産性の向上や企業の信頼性向上に繋がるという長期的な視点を持つことが重要となります。

安全大会の目的は「安全意識の向上」と「労働災害の防止」

安全大会の最も重要な目的は、従業員の「安全意識の向上」と「労働災害の防止」の二点に集約されます。安全意識の向上とは、単に指示された安全ルールを守るだけでなく、自らの問題として危険を認識し、能動的に安全行動を取る姿勢へと転換を促すことです。例えば、現場で「少しぐらい大丈夫だろう」という油断や、「自分だけは大丈夫」という過信がヒューマンエラーにつながり、大きな事故を引き起こすケースは少なくありません。安全大会では、具体的な事例を交えながら、従業員一人ひとりが安全を自分事として捉える意識を育むことが求められます。

「労働災害の防止」は、安全意識の向上によって達成される具体的な成果です。これには、ヒヤリハットの積極的な報告を促し、潜在的な危険要因を早期に発見して改善することで、重大な事故を未然に防ぐという狙いがあります。厚生労働省の統計によると、令和6年には全体で休業4日以上の死傷者数が135,718人、死亡者数は746人発生しており、特に建設業や製造業といった労働災害のリスクが高い業種では、転倒、墜落・転落、機械等による挟まれ・巻き込まれといった事故が多発しています。(出典:厚生労働省「令和6年における労働災害発生状況について(確定)」)これらの業種では、死亡災害の発生率も他の業種と比較して高くなる傾向にあり、安全大会を通じて具体的な対策を共有し、実践することの重要性は言うまでもありません。

このような目的意識を明確に持つことが、実りある安全大会を企画し、最終的に現場の安全行動に変革をもたらすための第一歩となります。単なる知識の伝達に終わらず、参加者が自らの行動を見直し、改善に繋がるようなプログラムを設計することが、安全大会成功の鍵を握ります。

開催は義務ではないが、重要な安全衛生活動の一環

安全大会の開催は、労働安全衛生法などの法令によって直接的に義務付けられているわけではありません。しかし、多くの企業、特に建設業や製造業、運輸業など労働災害リスクの高い業種においては、自主的な安全衛生活動の一環として長年にわたり実施されています。これは、安全大会が企業の安全衛生管理体制を強化し、従業員の安全意識を継続的に高める上で極めて有効な手段であると認識されているためです。

安全大会を開催することは、企業が従業員の安全と健康を最優先に考えているというメッセージを、社内外に対して明確に発信することにも繋がります。この積極的な姿勢は、従業員エンゲージメントの向上だけでなく、協力会社や取引先、さらには顧客からの信頼獲得にも貢献します。例えば、安全管理体制がしっかりしている企業は、パートナー企業からの評価も高まり、安定した取引関係の構築にも影響を与えるでしょう。このように、安全大会は単なる法令遵守を超え、企業のブランドイメージや競争力向上にも寄与する重要な活動として位置づけられています。

開催時期は全国安全週間(7月1日~7日)が一般的

安全大会の開催時期は、毎年7月の全国安全週間(7月1日〜7日)に合わせる企業が多い傾向にあります。全国安全週間は、労働災害防止の機運を高めるための全国的な取り組みで、一般に6月が準備期間として位置づけられています。(出典:厚生労働省「令和7年度「全国安全週間」を7月に実施」

ただし、安全大会の開催は法的な“開催日指定”があるわけではないため、自社の繁忙期やリスク(例:夏の熱中症、冬の転倒)に合わせて最も効果が出るタイミングに設計するのが現実的です。

全国安全週間の準備期間は6月とされており、この期間から大会の企画や講師の選定、プログラムの準備などを進めるのが一般的です。ただし、企業によっては業務の繁忙期や特定の安全課題、季節性のリスク(例えば夏場の熱中症対策、冬場の転倒対策など)に応じて、最適な時期に柔軟に開催することも有効です。自社の状況に合わせて開催時期を検討することで、より効果的な安全大会を実現できるでしょう。

【保存版】安全大会で人気のテーマ15選

安全大会

安全大会を成功させるためには、テーマ選定が非常に重要です。毎年同じような内容の繰り返しでは、参加者の心に響かず、せっかくの機会がマンネリ化してしまう可能性があります。自社の現状や抱える課題、そして目指すべき安全目標に合致したテーマを選ぶことで、参加者の興味を引きつけ、主体的な行動へと繋げることができます。

ここでは、2026年の安全大会に向けて、参加者が「これなら自分ごととして捉えられる」と感じるような、新しく魅力的なテーマを厳選して15種類ご紹介します。これらのテーマは「基本編」「健康管理編」「実践スキル編」「応用・トレンド編」という4つのカテゴリーに分類されています。この構成によって、自社の状況やニーズに合わせて、最適なテーマを見つけやすくなっています。ぜひ、これからの安全大会企画の参考にしてください。

【基本編】安全意識の土台を固める定番テーマ4選

このセクションでご紹介するテーマは、あらゆる業種や職場で安全の基礎を築く上で欠かせないものです。安全は、日々の業務を滞りなく進めるための基盤であり、これらの基本テーマを深く理解し実践することが、職場全体の安全レベルを引き上げます。基本だからこそ、伝え方や見せ方を工夫することで、参加者が改めてその重要性を認識し、日々の業務に活かせるようなヒントを得られるでしょう。マンネリ化を防ぎ、常に新鮮な気づきを与えることが重要です。

1. 労働災害の最新動向とヒヤリハット事例共有

労働災害は「他人事」ではなく「自分たちの職場で起こりうること」として捉えることが極めて重要です。このテーマでは、厚生労働省が発表している最新の労働災害統計データや、自社または同業界で実際に発生したヒヤリハット事例を取り上げて解説します。統計データを通じて、どのような災害が、どの業種で、どのような状況で多く発生しているのかを客観的に把握し、自社のリスクと照らし合わせる機会とします。

さらに、具体的なヒヤリハット事例を単に紹介するだけでなく、その原因、結果、そして「どうすれば防げたのか」について、参加者同士でディスカッションするワークショップ形式を取り入れることをおすすめします。例えば、自社の工場や現場で起きたヒヤリハットについて、写真や短い動画を使って状況を再現し、「この時、何に気づけたか」「どのような声かけができたか」「次に同じ状況になったらどうするか」といった問いを投げかけることで、参加者の当事者意識を格段に高められます。これにより、日々の業務における危険予知能力の向上に繋がり、重大な事故の未然防止に貢献できるでしょう。

2. ヒューマンエラーのメカニズムと具体的な対策

「なぜ、分かっているのにミスをしてしまうのか」というヒューマンエラーの根源を掘り下げるテーマです。「うっかりミス」や「思い込み」など、人間がエラーを犯す心理的、生理的なメカニズムを解説します。例えば、集中力の低下、疲労、多忙による焦り、慣れからくる確認不足などが、どのようにエラーを誘発するのかを具体例を交えて説明します。このテーマの目的は、個人の資質を責めるのではなく、エラーを誘発しにくい作業環境や仕組みを組織としてどのように構築していくかという視点を持つことです。

具体的な対策としては、ポカヨケ(ヒューマンエラーを物理的に防ぐ仕組み)やフールプルーフ(誤った操作をしても安全が保たれる設計)といった設備的な工夫の事例を紹介します。また、指差し呼称、ダブルチェック、情報共有の徹底といった、誰もが実践できる基本的な安全行動の有効性を再認識させ、その正しい実施方法を共有します。人間はエラーをする存在であることを前提に、それを最小化し、万が一エラーが起きても重大な事故に繋がらないような多重の安全策を講じることの重要性を深く理解する機会となります。

3. 危険予知訓練(KYT)の重要性と実践ワークショップ

危険予知訓練(KYT)は、職場に潜む危険を事前に察知し、それに対する対策を講じる能力を高めるための実践的なトレーニングです。このテーマでは、KYTの基本的な考え方や手順を座学で学ぶだけでなく、実際の職場環境を想定した実践ワークショップを組み込むことが成功の鍵となります。例えば、自社の作業風景を撮影した写真やイラスト、あるいは動画を教材として活用し、「この状況にはどんな危険が潜んでいるか」「危険を回避するためにどうすればよいか」をグループで話し合ってもらいます。

少人数のグループに分かれて意見を出し合うことで、一人では気づけなかった危険因子を発見したり、複数の視点から対策を検討したりする力が養われます。参加者自らが考え、発表することで、主体性が引き出され、座学では得られない深い学びと気づきが得られます。この実践的な学びは、日々の業務における危険予知能力を向上させ、事故を未然に防ぐための具体的な行動に直結するでしょう。

4. 整理・整頓・清掃・清潔・躾(5S)の徹底と安全な職場環境づくり

5S活動は、単なる「片付け」と誤解されがちですが、安全な職場環境を築くための基礎であり、作業効率の向上、品質の安定、コスト削減にも繋がる重要な活動です。このテーマでは、5Sが転倒災害の防止、物の落下による事故の予防、機械の異常の早期発見、さらには火災リスクの低減にどのように貢献するのかを具体的に解説します。例えば、「物が散乱した通路での転倒」「整理されていない工具による怪我」「清掃不足による機械の故障」といった具体的な事例を挙げ、5Sの徹底がいかに安全に直結するかを明確にします。

参加者のモチベーションを高めるためには、他社の優れた5S活動事例をBefore/Afterの写真や映像で紹介することが有効です。また、自社内で特に5S活動に力を入れている部署や個人を表彰する場を設けることで、他の従業員にも良い刺激となり、活動の活性化に繋がります。5Sは、誰もが日常的に取り組める安全活動であり、その徹底が職場全体の安全意識を高め、事故のない働きやすい環境を創造する第一歩となることを再認識する機会となるでしょう。

【健康管理編】心身のコンディションを整えるテーマ4選

安全な作業を継続するためには、従業員一人ひとりの心身の健康が不可欠です。このセクションでご紹介するテーマは、企業が従業員の健康を大切にしているというメッセージを伝え、安全な職場づくりを根底から支える健康管理の重要性を再認識していただくことを目的としています。健康な身体と心が、ミスのない安全な作業へと繋がり、結果として企業の生産性向上にも貢献するという視点から、健康管理の重要性を訴えかけます。

5. 従業員の心を守るメンタルヘルスケアとストレス対処法

近年、職場におけるメンタルヘルスケアの重要性はますます高まっています。過度なストレスは、集中力や判断力の低下を引き起こし、結果として労働災害の間接的な原因となる可能性があります。このテーマでは、ストレスの仕組みや、従業員自身ができるセルフケアの方法、さらには同僚や部下の不調に気づいた際にどのように声をかけるべきか(ラインケア)といった具体的なアプローチを解説します。また、社内外の相談窓口の案内を通じて、従業員が安心して働ける環境づくりに企業がどのように貢献しているかを示すことで、従業員の心の健康をサポートする意義を伝えます。

6. 夏場の熱中症対策と冬場の健康管理

季節の変わり目や特定の時期には、それぞれ特有の健康リスクが存在します。特に夏場の熱中症対策は、屋外作業や高温環境での作業が多い職場にとって、従業員の命に関わる極めて重要な課題です。このテーマでは、具体的な水分・塩分補給の方法、体調不良のサインの見分け方、緊急時の応急処置といった実践的な知識を共有します。同様に、冬場におけるインフルエンザの予防策やヒートショックを防ぐための知識提供も欠かせません。季節に応じた健康管理の知識を従業員に提供することは、一年を通して安全で健康な職場環境を維持するために非常に有効です。

7. 転倒・腰痛災害を防ぐための身体づくりとストレッチ

労働災害の中でも、転倒や腰痛は発生件数が多く、多くの職場で共通の課題となっています。これらの災害は、加齢だけでなく、日頃の運動不足による筋力低下や身体の柔軟性の欠如が原因で引き起こされることも少なくありません。安全大会では、理学療法士や運動指導の専門家を講師として招き、職場で手軽に実践できるストレッチ方法や、正しい姿勢での荷物の持ち上げ方などを実演・体験形式で指導するワークショップが効果的です。実践的な身体づくりを通じて、従業員自身の健康意識を高め、怪我の予防に繋げることができます。

8. 生活習慣病予防と質の高い睡眠のとり方

業務内容とは直接関係がないように思われがちですが、従業員の生活習慣は、日中のパフォーマンスに大きな影響を与えます。不規則な食生活や慢性的な睡眠不足は、日中の眠気や集中力欠如を招き、結果としてヒューマンエラーのリスクを高める可能性があります。このテーマでは、健康診断の結果をどのように読み解くべきか、また、質の高い睡眠を得るための具体的な方法など、従業員が自身の健康を自分事として捉え、生活習慣を見直すきっかけとなる情報を提供します。従業員一人ひとりが健康的な生活を送ることは、安全な職場を維持する上での基盤となります。

【実践スキル編】現場の連携を強化するテーマ4選

安全は個人の注意力だけで確保されるものではなく、チーム全体の密接な連携によってこそ、その強固な土台が築かれます。このセクションでご紹介するテーマは、現場におけるコミュニケーションをより円滑にし、組織全体で強固な安全文化を醸成するための「人間力」や「組織力」に焦点を当てたものです。管理職の方々から現場の若手従業員まで、それぞれの立場で求められる具体的なスキルを学ぶ貴重な機会となるでしょう。

9. 安全な職場をつくるコミュニケーション術

「報告・連絡・相談」の徹底はもちろんのこと、職場で危険な状況を見かけた際に、ためらうことなくお互いに指摘し合える「言える化」の文化を醸成することは、安全な職場づくりにおいて非常に重要です。なぜコミュニケーション不足が重大な事故につながるのかを、過去の事故事例を交えながら具体的に解説します。さらに、相手を尊重しつつも、自身の意図を明確に伝える「アサーティブコミュニケーション」のトレーニングなどを取り入れることで、風通しの良い職場風土の醸成にもつながります。

10. 管理職・リーダーのための安全リーダーシップ

職長やチームリーダーなど、現場の管理監督者層を対象としたこのテーマでは、部下に安全ルールをただ守らせるだけでなく、リーダー自身が率先して安全行動を示し、部下全体の安全意識を育てていく「安全リーダーシップ」の重要性を深く掘り下げます。部下への効果的な指導方法、例えば具体的な指示の出し方やフィードバックの仕方、そして安全ミーティングをより実り多いものにするための具体的な進め方など、リーダーとして求められる役割とスキルを学ぶ内容が中心となります。

11. 世代間ギャップを埋める指導・教育方法

ベテラン従業員と若手従業員の間で生じやすい、安全に対する価値観やコミュニケーションスタイルの違いに焦点を当てるテーマです。「最近の若者は安全意識が低い」といった嘆きで終わらせるのではなく、若手従業員の特性を理解した上で、彼らが最も効果的に安全教育を受け入れられる方法を解説します。また、長年の経験から培われたベテラン従業員の持つ「暗黙知」としての安全ノウハウを、いかにして若手へスムーズに伝承していくかという、技術継承の観点からも非常に重要なテーマです。

12. 交通安全意識の向上(通勤・業務中の事故防止)

職場の外で発生する交通事故のリスクに、改めて目を向けさせるためのテーマです。特に自動車での通勤者が多い企業や、営業・配送業務で車両を多く使用する企業にとっては、交通安全は非常に重要な課題となります。ドライブレコーダーの映像を用いた危険予測トレーニング、プロのドライバーによる講演、飲酒運転撲滅キャンペーンなど、交通安全への意識を新たに高めるための具体的なプログラム例を通じて、従業員一人ひとりが交通ルールを遵守し、安全運転を心がける意識を醸成します。

【応用・トレンド編】時代に合わせた新しいテーマ3選

安全大会のマンネリ化を防ぎ、参加者の関心を引きつけるためには、時代や社会の変化に対応した新しいテーマを取り入れることが効果的です。このセクションでは、企業の安全管理がこれからどこへ向かうのか、未来を見据えた視点や最新の技術動向に焦点を当てたテーマをご紹介します。これらのテーマは、単に知識を提供するだけでなく、従業員が自身の業務と安全管理の新たな接点を見つけ、能動的に安全対策を考えるきっかけとなるでしょう。新しい技術や社会課題への対応を通じて、企業が時代の変化に適応し、常に安全を追求する姿勢を示すこともできます。

13. 安全DXの推進と最新テクノロジーの活用事例

近年、あらゆる産業でデジタル変革(DX)が推進されていますが、安全管理の分野でも「安全DX」が注目を集めています。AI(人工知能)を活用した危険予知システムや、作業員の生体データをリアルタイムでモニタリングするウェアラブルデバイス、さらにはVR(仮想現実)技術を用いた危険体感教育など、最新テクノロジーは安全性の向上に大きく貢献しています。このテーマでは、国内外の先進的な取り組み事例を紹介し、自社で導入可能な技術やその効果について議論を深めることができます。テクノロジーが人間の監視や判断を補完し、より高度な安全管理を実現する未来の職場像を提示することで、参加者の興味を喚起し、安全管理に対する意識を革新的なものへと導くきっかけとなるでしょう。

14. 自然災害に備える防災・BCP(事業継続計画)対策

地震、台風、集中豪雨といった自然災害は、いつ発生してもおかしくありません。このような緊急事態において、従業員の安全確保を最優先としつつ、いかに事業を継続し、早期に復旧させるかという視点がBCP(事業継続計画)対策の核となります。このテーマでは、単に避難経路の確認や安否確認システムの訓練に留まらず、実際に災害が発生した際の具体的な行動指針や、備蓄品の点検、初動対応の手順などを学ぶことができます。いざという時に冷静かつ的確に行動できるよう、日頃からの備えと訓練の重要性を再認識することは、従業員自身の命を守るだけでなく、企業の社会的責任を果たす上でも不可欠です。

15. 外国人労働者との円滑なコミュニケーションと安全教育

労働人口が多様化する現代において、外国人労働者と共に安全な職場を築くことは、多くの企業にとって喫緊の課題です。言語や文化の違いは、安全指示の誤解や危険認識のズレに繋がり、予期せぬ労働災害を引き起こすリスクがあります。このテーマでは、「やさしい日本語」の活用法や、イラスト・ピクトグラムを多用した視覚的に分かりやすい表示の工夫、異文化理解を深めるための研修など、具体的なコミュニケーション改善策を紹介します。全ての従業員が言語や文化の壁を越えて安全に関する情報を共有し、安心して働ける環境を整備することは、国際化が進む職場における安全管理に不可欠な要素であり、インクルーシブな職場文化を醸成する上でも重要な意味を持ちます。

失敗しない!安全大会の講師選び3つのステップ

安全大会

安全大会の成功は、適切なテーマ選定もさることながら、それを誰がどのように伝えるかに大きく左右されます。どんなに素晴らしい内容を用意しても、講師の力量や伝え方によって、参加者の心に響く度合いは大きく変わってきます。ここでは、自社の目的や予算に最適な講師を見つけ、依頼するまでの一連の流れを、具体的な3つのステップに分けて解説します。企画担当者の皆様が、自信を持って講師を選び、参加者全員が「参加してよかった」と感じる安全大会を実現できるよう、具体的な行動指針を示していきます。

ステップ1:講師のタイプを理解する

安全大会を実り多いものにするためには、テーマ選定と並んで「講師選び」が非常に重要です。講師選びの最初のステップとして、どのようなタイプの講師が存在するのか、それぞれの特徴を理解することが求められます。講演の目的や伝えたいメッセージによって、最適な講師のタイプは異なりますので、これからご紹介するそれぞれのタイプが持つ強みや得意分野を把握し、自社の安全大会に合致する講師を見極める参考にしてください。

安全衛生コンサルタント・専門家

安全衛生コンサルタントや、特定の分野に特化した専門家は、労働安全衛生法などの法令知識が豊富で、専門的な知見に基づいた論理的な解説を得意としています。彼らは、企業の安全管理体制やリスクアセスメントの課題を深く理解し、具体的な改善策や実用的なノウハウを提供できます。また、自社の状況に合わせて講演内容を柔軟にカスタマイズできる点も大きな強みです。特定の労働災害の予防策、最新の安全技術の導入事例、安全文化醸成のための組織論など、多岐にわたる専門分野から、自社が抱える具体的な安全課題に即した講演を期待できるでしょう。ただし、専門性が高い分、講演料が比較的高額になる傾向があるため、予算とのバランスを考慮する必要があります。

スポーツ選手・文化人などの著名人

元アスリートや文化人といった著名人を講師として招くことは、安全大会の集客力を高め、参加者の関心を強く引きつける効果があります。彼らの持つ知名度やカリスマ性は、マンネリ化しがちな安全大会に新鮮な風を吹き込み、「つかみ」の面で大きなインパクトを与えます。講演内容としては、チームワークの重要性、目標達成への挑戦、逆境を乗り越える精神力といった自身の経験談を、安全衛生活動におけるモチベーション向上や意識改革に結びつけて語ってもらうことが多いです。参加者からは「刺激になった」「話に引き込まれた」といった肯定的な意見も期待できるでしょう。一方で、著名人の講演は精神論や心構えに重きが置かれがちで、現場における具体的な安全対策や技術的な指導に直結しにくい場合がある点には注意が必要です。具体的な行動変容までを求める場合は、講演後に専門家による解説やワークショップを組み合わせるなどの工夫が有効です。

現場経験が豊富な社内外のOB・ベテラン

長年の現場経験を持つ、自社や同業他社のOB、あるいは現役のベテラン従業員を講師とするケースも非常に有効です。彼らの最大の強みは、現場の具体的な事情や、作業に潜む特有の危険性を熟知している点にあります。そのため、参加者である従業員は「自分たちのことを深く理解してくれている」と感じやすく、講演内容に強い親近感と共感を抱くことができます。実体験に基づいた具体的で説得力のある話は、机上の空論ではない「生きた安全知識」として、参加者の心に深く響くでしょう。ただし、現場経験が豊富であることと、人前で話すスキルや講演を構成するスキルは必ずしも一致しません。講演の構成が単調になったり、専門用語が多すぎたりするなど、話し方や見せ方の工夫が課題となる場合があるため、事前に打ち合わせを重ね、効果的なプレゼンテーションとなるようサポートすることが重要です。

ステップ2:講師を探す具体的な方法

安全大会の目的やテーマに合う講師のタイプを理解した後は、実際に候補者を探す段階に進みます。企画担当者の皆様が、明日からすぐに具体的なアクションを起こせるよう、ここでは複数の探し方とその特徴、メリットを詳しく解説します。

どのような方法で講師を探すかによって、出会える講師の顔ぶれや、依頼から決定までのプロセスも大きく変わってきます。それぞれの方法を比較検討し、自社の状況や準備期間、予算に最適な方法を選びましょう。

講師派遣会社に相談する

最も手軽で効率的な方法の一つが、講師派遣会社や講演エージェントを利用することです。これらの会社には、安全衛生の専門家から著名人まで、幅広いジャンルの講師が多数登録されています。

講師派遣会社の最大のメリットは、予算やテーマ、開催形式(オンラインか対面か)といった要望を伝えるだけで、複数の候補者を提案してもらえる点です。講師との交渉、スケジュール調整、契約手続きといった煩雑な業務も代行してくれるため、企画担当者の負担を大幅に軽減できます。特に、講師探しに時間をかけられない場合や、初めて外部講師を招く場合におすすめの方法です。

業界団体や労働基準協会連合会に問い合わせる

自社が所属している業界団体や、各都道府県にある労働基準協会連合会に問い合わせてみるのも有効な手段です。これらの団体は、安全衛生に関する活動を積極的に行っており、業界特有の安全課題に精通した専門家や、地域の安全活動に貢献している講師を把握しているケースが多くあります。

業界団体を通じて講師を探すメリットは、自社の業界事情に詳しい、実践的な知見を持った講師と出会える可能性が高いことです。また、講師派遣会社を通すよりも費用を抑えられる場合もあります。セミナーや研修会で講師を務めている人物を紹介してもらえることもあるため、まずは問い合わせてみる価値は十分にあります。

過去の参加セミナーや他社の事例から探す

企画担当者自身が過去に参加して「この先生の話は面白かった」「現場の役に立った」と感じたセミナーの講師をリストアップする方法も非常に効果的です。実際に講演を聞いた経験に基づいているため、講師の話し方や内容、雰囲気など、ミスマッチが少ないのが大きな利点です。

また、同業他社や取引先が開催した安全大会で「あの講師はとても評判が良かった」といった情報を耳にしたら、積極的にその講師について調べてみるのも良いでしょう。日頃から安全大会に関する情報収集を心がけ、アンテナを張っておくことで、自社に最適な講師を見つけるきっかけとなります。過去の経験や他社の成功事例を参考にすることで、より質の高い安全大会の実現に繋がります。

ステップ3:依頼前に確認すべきチェックリスト

講師の候補者が見つかった後、最終的に依頼を決定する前に、いくつか確認しておくべき事項があります。この確認を怠ってしまうと、「期待していた内容と違った」「予算を大幅にオーバーしてしまった」といった事態に繋がりかねません。安全大会の成功には、慎重な講師選定が不可欠ですので、以下のチェックリストを活用し、確実に確認を進めていきましょう。

テーマと自社の状況に合った実績があるか

講師を選定する際には、単に「安全」という広いテーマでの経験があるだけでなく、依頼したい具体的なテーマや自社の業種に特化した講演実績が豊富であるかを確認することが非常に重要です。例えば、「ヒューマンエラー対策」や「メンタルヘルスケア」といった特定のテーマ、あるいは「製造業におけるリスク管理」「建設現場での安全対策」といった自社の事業内容に深い理解がある講師であれば、より専門的で具体的な内容を期待できます。これにより、参加者も自分たちの仕事に直結する話として受け止めやすくなり、講演の質が高まります。

講演内容をカスタマイズできるか

画一的な内容の講演では、参加者の心に響きにくいことがあります。そのため、講師が自社の状況に合わせて講演内容を柔軟に調整(カスタマイズ)してくれるかは重要な確認ポイントです。事前に自社の安全課題、特に近年発生したヒヤリハット事例や事故の傾向などを講師に共有し、それらを講演に盛り込んでもらえるかを打診してみましょう。具体的な自社の事例が盛り込まれることで、参加者は自分ごととして捉えやすくなり、当事者意識の向上に繋がります。講演前に講師と綿密な打ち合わせを行い、オーダーメイドの安全大会を企画することを目指しましょう。

参加者を飽きさせない話し方や工夫があるか

どんなに内容が優れていても、講師が一方的に話し続けるだけでは、参加者はすぐに飽きてしまい、せっかくの学びの機会が台無しになってしまいます。講師の話し方やスタイルは、安全大会の成功を左右する重要な要素です。可能であれば、講師の過去の講演映像やダイジェスト動画を確認させてもらったり、インターネット上の評判を調べたりして、その話し方や参加者とのコミュニケーションの取り方を確認しましょう。質疑応答の時間を設ける、グループワークを取り入れる、映像資料や具体的なデータを活用するなど、参加者を巻き込み、飽きさせない工夫があるかどうかも判断材料になります。

費用は予算内に収まるか(講演料、交通費など)

講師への依頼にあたっては、費用面での確認も非常に重要です。講演料はもちろんのこと、交通費、宿泊費、消費税など、最終的に発生する総額がいくらになるのかを事前に明確に見積もってもらいましょう。想定外の追加費用が発生しないよう、細部まで確認することが大切です。もし予算が限られている場合は、正直にその旨を伝えて交渉することも選択肢の一つです。複数の講師を比較検討する際も、費用対効果を考慮し、予算内で最大の効果が得られる講師を選ぶための注意点として、必ず事前に確認するようにしてください。

テーマと講師だけじゃない!安全大会を成功させる3つのポイント

安全大会

安全大会の成功は、テーマ選びや講師選定で決まるわけではありません。これらはもちろん重要ですが、大会全体の設計、運営、そしてその後のフォローアップが伴わなければ、その効果は半減してしまいます。せっかく時間とコストをかけて開催する安全大会ですから、一過性のイベントで終わらせるのではなく、参加者一人ひとりの行動変容を促し、組織全体の安全文化を強化するための「きっかけ」として最大限に活用しましょう。ここでは、安全大会を真に成功させるためのプラスアルファの要素として、特に重要な3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:参加者を「当事者」にする企画・演出

多くの安全大会でありがちなのが、参加者がただ座って講演を聞くだけの受け身のスタイルです。これでは「お客様」意識が芽生え、自分ごととして捉えることが難しくなります。安全大会を成功させるためには、参加者一人ひとりが安全活動の「主役」であるという意識を持たせ、自ら考え、発言し、行動する機会を意図的に作ることが非常に重要です。

例えば、安全スローガンの社内公募を行い、安全大会の場で優秀作品を表彰する企画は、参加者の主体性を引き出し、自分たちの言葉で安全を考えるきっかけになります。また、部署対抗の危険予知訓練(KYT)コンテストを実施すれば、ゲーム感覚で楽しみながら危険察知能力を高められます。さらに、若手従業員によるヒヤリハット体験発表の場を設けることで、世代を超えた共感を呼び、当事者意識を醸成することも可能です。講演中にスマートフォンを使ったリアルタイムアンケートや意見募集を取り入れれば、その場で参加者の反応を把握し、双方向性を高めることにも繋がります。

このような参加型コンテンツを導入することで、大会は単なる情報伝達の場から、参加者全員で安全について深く考え、議論し、具体的な行動へと繋げるための活気ある場へと変貌します。講演の合間に少人数のグループディスカッションを挟むなど、小さな工夫からでも始められますので、ぜひ「参加者を当事者にする」という視点を取り入れてみてください。

ポイント2:オンライン・ハイブリッド開催を賢く活用する

新型コロナウイルス感染症のパンデミックをきっかけに、オンラインやハイブリッド形式でのイベント開催が急速に普及しました。安全大会においても、これらの形式を賢く活用することで、従来の対面開催では難しかった様々なメリットを享受できます。

オンライン開催の最大のメリットは、場所や時間の制約が少なくなることです。シフト勤務で全員が一堂に会することが難しい職場や、遠隔地に複数の事業所を持つ企業でも、多くの従業員が参加しやすくなります。これにより、参加率の向上と、会場設営費や移動費といったコストの削減も期待できます。また、講演内容を録画しておけば、当日参加できなかった従業員が後日視聴したり、内容を再確認したりすることも可能です。

一方で、オンライン開催には一体感が醸成しにくい、通信環境によって参加体験が左右されるといったデメリットもあります。これらの課題を克服するためには、オンラインならではの工夫が求められます。例えば、Zoomなどのブレイクアウトルーム機能を使って少人数でのグループディスカッションを促したり、チャット機能でリアルタイムに質問や意見を募集したりすることで、オンラインでも参加意識を高められます。ハイブリッド形式であれば、主要な会場には一部の参加者が集まり、その他の参加者はオンラインで繋がることで、一体感を保ちつつ、より多くの従業員が参加できるバランスの良い選択肢となるでしょう。

ポイント3:大会後のフォローアップで行動変容を促す

安全大会を「やりっぱなし」にしてしまうと、その効果は一時的なものに終わってしまいます。大会で学んだことや、そこで決意した行動をいかに日常業務に落とし込み、継続させられるか。これが、安全大会の成果を左右する最も重要なポイントです。

具体的なフォローアップ策としては、まず大会で発表された要点や決定事項を社内報や掲示板、社内SNSなどで速やかに共有し、全従業員がいつでも確認できるようにしましょう。これにより、大会に参加できなかった従業員にも情報が行き渡り、意識の共有が図れます。次に、各部署や各チームで、大会で得た学びを基に具体的なアクションプランを作成し、提出してもらうことを義務化します。例えば、「今月の危険予知活動の目標」「来月までに改善するヒヤリハット箇所のリスト」など、具体的な行動目標を設定させ、進捗状況を定期的に報告する場を設けるのです。

さらに、大会で選定された安全スローガンをポスターにして職場に掲示したり、大会の様子を写真や動画で共有したりすることも、安全意識の継続に繋がります。数ヶ月後には、アクションプランの進捗状況を報告し合う「ミニ安全ミーティング」を開催するなど、定期的に振り返りの場を設けることで、従業員は安全行動の習慣化を促され、大会の効果を長期的に維持できるようになるでしょう。こうした一連のフォローアップを通じて、安全大会が単発のイベントではなく、持続的な安全文化を醸成する強力なエンジンとなるのです。

まとめ:安全大会を「行動変容のきっかけ」にしよう

安全大会

この記事では、マンネリ化した安全大会から脱却し、参加者の心に響く実りある安全大会を実現するための具体的なヒントをご紹介しました。

安全大会は、単なる形式的な年中行事ではありません。企画次第で、組織全体の安全文化を醸成し、従業員一人ひとりの行動変容を促す強力なエンジンとなり得るのです。成功への鍵は、大きく分けて三つあります。

まず一つ目は、「自社の課題に合ったテーマ選び」です。労働災害の最新動向からメンタルヘルス、DX活用まで、多岐にわたるテーマの中から、自社の状況や従業員のニーズに合致するものを厳選することが重要です。

二つ目は、「参加者の心に響く講師選び」です。専門知識だけでなく、魅力的な語り口やワークショップ形式を取り入れ、参加者を惹きつけることができる講師を見つけることが、大会の成功を大きく左右します。

そして三つ目は、「参加者を当事者にする企画と、大会後のフォローアップ」です。スローガンの公募やディスカッション、具体的なアクションプランの共有と進捗確認を通じて、大会で得た学びを日常業務に定着させる仕組みづくりが不可欠です。

これらのポイントを踏まえることで、安全大会は「聞くだけのイベント」から「行動を変えるきっかけ」へと進化します。この記事が、次回の安全大会を企画する皆さまの心強い一助となり、現場の安全行動をさらに改善する一歩を踏み出す自信となることを願っています。

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