講演会の終わりの挨拶【例文10選】そのまま使える謝辞と締めの言葉 - 「Hitonova」(ヒトノバ) - 講演依頼・研修依頼・講演会の講師派遣

Special 講演会の終わりの挨拶【例文10選】そのまま使える謝辞と締めの言葉

講演会やセミナーの締めくくりに述べる終わりの挨拶や謝辞は、単なる形式的なものではありません。それは、参加者の心に深く刻まれ、講演会全体の印象を決定づける重要な役割を担います。この記事では、講演会の終わりの挨拶を格上げし、参加者の満足度を最大化するための秘訣を余すことなくお伝えします。

本記事では、謝辞の基本構成から、社内研修や大規模イベント、オンライン講演会など、さまざまなシーンで即座に活用できる実践的な例文を10種類ご紹介します。さらに、話し方や準備のコツなど、挨拶の質を向上させるための具体的なポイントも詳細に解説。この記事を読み終える頃には、どんな状況でも自信を持って、心に響く終わりの挨拶ができるようになるでしょう。

講演会の成功を左右する「終わりの挨拶」の重要性

講演会の成功は、その内容の質だけでなく、いかに効果的に締めくくるかによって大きく左右されます。終わりの挨拶や謝辞は、講演会全体の印象を決定づける「最後の締め」として、参加者の満足度に直結する極めて重要な要素です。どんなに素晴らしい講演内容であったとしても、最後の挨拶が不明瞭であったり、感謝の気持ちが伝わらなかったりすれば、参加者の心には不完全燃焼感が残ってしまいかねません。講演会の余韻を良い形で残し、参加者に「来てよかった」と感じてもらうためにも、終わりの挨拶は決して軽視できないプロセスと言えます。

また、この挨拶は、講師の方々、運営に携わった関係者、そしてご来場いただいた参加者の皆様へ、主催者として公式に感謝を伝える場でもあります。適切な言葉で心からの謝意を表明することは、礼節を示すだけでなく、今後も良好な関係を維持・構築していく上で不可欠な役割を担います。講師の方々にとっては、時間を割いて準備し、熱意を持って話されたことへの最大のねぎらいとなり、参加者にとっては、主催者側の誠実な姿勢を感じ取れる機会となるのです。

さらに、終わりの挨拶は単なる感謝の表明に留まらず、講演会で得られた学びを参加者一人ひとりの記憶に確かなものとし、次への行動や期待感を醸成する「未来への架け橋」としての機能も持ち合わせています。講演内容のポイントを再確認させたり、今後の活動や関連イベントへの関心を高めたりすることで、講演会の価値を最大化し、長期的な関係性構築へと繋げることができます。戦略的な視点から見ても、終わりの挨拶は講演会の成果を左右する、極めて重要な要素なのです。


・講師名・肩書の正式表記はOK?
・学びの要点はキーワード1つで言える?
・参加者へのねぎらい(時間・遠方・天候など)は入ってる?
・案内は1つに絞れてる?(アンケ or 次回 or 懇親会)
・最後は閉会宣言で締まってる?(「以上をもちまして〜」)

これで完璧!終わりの挨拶・謝辞の基本構成と必須要素

講演会の成功を印象付け、参加者の満足度を高めるためには、終わりの挨拶や謝辞が重要な役割を担います。このセクションでは、どのような状況でも対応できる、終わりの挨拶の基本構成と、必ず含めるべき4つの要素を解説します。これらの要素を順序立てて盛り込むことで、論理的かつ心のこもったスピーチが完成し、参加者にとっても、講演会全体の学びを確かなものにする時間となるでしょう。

挨拶の骨格となる4つの柱は以下の通りです。この構成を頭に入れて準備を進めることで、抜け漏れなく、かつ効果的な挨拶を作成できます。

① 講師への感謝
② 講演内容への言及
③ 参加者へのお礼
④ 今後の案内

① 講師への感謝の言葉

講演会の終わりの挨拶で最も大切なことの一つは、講師の先生への感謝を伝えることです。まずは、講師の先生の正確な名前と肩書を明確に述べ、「貴重なお時間を割いてご登壇いただいたこと」への感謝を丁寧に表明することが基本マナーとなります。例えば、「本日は、〇〇大学の〇〇先生に、大変貴重なご講演を賜り、誠にありがとうございました」といった形で始めるのが良いでしょう。

形式的な感謝に留まらず、より心のこもった感謝を伝えるためには、講演内容に触れた具体的な言葉を添えることが効果的です。「〇〇先生の『イノベーションと組織変革』というテーマにおける深い洞察は、私たちに新たな視点と大きな気づきを与えてくださいました」のように、講師の専門性や講演テーマへの敬意を示すことで、単なる儀礼的な言葉ではない、真摯な感謝の気持ちが伝わります。

具体的な表現の例としては、「先生の熱のこもったお話に、会場全体が引き込まれるのを感じました」、「私たちが抱えていた課題に対し、具体的な解決策のヒントをたくさんいただきました」などがあります。これらの表現を状況に合わせて使い分けることで、よりパーソナルで温かい感謝のメッセージを伝えることができるでしょう。

② 講演内容の要約と感想

終わりの挨拶では、単に「大変勉強になりました」と一言で済ませるのではなく、講演内容に具体的に触れることが重要です。講演の中から特に印象に残ったキーワードや、参加者が「明日から実践できる」と感じたであろうポイントを具体的に引用しましょう。例えば、「先生がお話しくださった『VUCA時代におけるリーダーシップの変革』という言葉は、まさに私たちの日々の業務に直結する課題であり、その解決に向けた具体的なアプローチを学ぶことができました」といった表現です。

このように具体的に言及することで、主催者が講演を真剣に聴いていた姿勢が講師に伝わり、それが講師への最大の敬意となります。また、参加者にとっても、講演会で得た学びを再確認する良い機会となり、講演の価値を改めて共有することができます。講演会のテーマが、自社や業界の課題とどのように結びつくのか、どのような示唆を得られたのかを簡潔に述べることで、参加者全体の学びを深める効果も期待できるでしょう。

具体的な引用を通じて、講演会が単なる情報提供の場ではなく、参加者一人ひとりの意識や行動に変革をもたらす契機となったことを示すことができます。この振り返りによって、講演会の意義をより鮮明に参加者の心に刻み、今後の行動へのモチベーションを高めることにもつながります。

③ 参加者へのお礼とねぎらい

講演会は講師の先生がいなければ成り立ちませんが、参加者の皆様がいなければその成功はありえません。そこで、終わりの挨拶では、ご来場いただいた参加者の皆様への感謝とねぎらいの言葉を丁寧に伝えることが不可欠です。まずは、「本日はお忙しい中、あるいは遠方より足をお運びいただき、誠にありがとうございました」と、ご参加への感謝を伝えます。

特に、開催時期が悪天候であったり、平日の夜間や休日に開催されたりなど、参加へのハードルが高かった場合は、その点に触れることで、より丁寧で心遣いのある印象を与えることができます。例えば、「足元の悪い中、これほど多くの方にお集まりいただけたこと、心より感謝申し上げます」といった一言を加えることで、参加者の皆様への深い配慮が伝わるでしょう。

さらに、「最後まで熱心にご清聴いただき、誠にありがとうございました」と、集中して聴講してくださったことへの敬意とねぎらいの言葉を加えることで、会場の一体感を高め、温かい雰囲気で講演会を締めくくることができます。参加者の皆様が貴重な時間を割いて学びの場に参加してくださったことへの感謝を忘れずに表現しましょう。

④ 今後の活動への言及や案内(次回予告・アンケートなど)

終わりの挨拶は、単に感謝を述べるだけでなく、講演会の成果を最大化するための重要な機会でもあります。挨拶の締めくくりとして、参加者の皆様の次の行動を促すための事務連絡や今後の案内を効果的に伝えるようにしましょう。具体的には、アンケートへの協力依頼、次回セミナーの告知、関連資料のダウンロード方法、懇親会への誘導などが挙げられます。

これらの案内事項は、簡潔かつ明確に伝えることが肝要です。「本日の講演会に関するアンケートにご協力いただけますようお願い申し上げます。皆様からいただく貴重なご意見は、今後の企画の品質向上に繋がるものと確信しております」のように、アンケートへの協力が参加者自身の未来や今後のイベントの質向上に繋がることを伝えることで、回答率を高める工夫も有効です。

また、次回イベントの告知を行う際は、「今回学んだことをさらに深めるべく、〇月〇日には続編となるセミナーを開催いたします。詳細は配布資料、または弊社ウェブサイトをご覧ください」といった形で、参加メリットを提示しながら誘導すると良いでしょう。懇親会への案内であれば、「この後、ささやかではございますが懇親会をご用意しております。講師の先生もご参加くださいますので、ぜひご交流を深めていただければ幸いです」と、参加への期待感を高める言葉を添えることで、スムーズな移行を促すことができます。


目的別に、最後の1〜2文だけ差し替えで印象が上がります。

行動促進型(研修・安全大会向け)
「本日の学びを、まずは◯◯から一つ実践してみてください。以上をもちまして閉会といたします。」

余韻型(周年・大規模イベント向け)
「本日の気づきが、皆様の明日を少しでも後押しできれば幸いです。これにて閉会といたします。」

関係継続型(社外セミナー向け)
「本日のご縁を大切に、今後も学びの機会をお届けします。お気をつけてお帰りください。」

【シーン・立場別】そのまま使える!講演会の終わりの挨拶・謝辞例文10選

講演会の締めくくりは、参加者の記憶に長く残る重要な瞬間です。このセクションでは、そんなお悩みを解消するため、社内研修のような比較的なごやかな場から、数百人規模の社外イベントでのフォーマルな謝辞、さらにはオンライン開催に特化した挨拶まで、様々な状況や話者の立場に応じた10種類の例文をご紹介します。ご紹介する例文は、いずれも基本構成と必須要素を網羅し、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、参加者の次の行動を促すための工夫が凝らされています。

ご自身の状況に最も近い例文を選び、必要に応じてカスタマイズすることで、質の高い挨拶原稿を効率的に作成できるようになります。ぜひ、これらの例文を活用して、講演会の締めくくりを「また参加したい」と思わせるような、心に残る時間にしてください。

<主催者・司会者向け>

講演会の企画や運営に携わる主催者の方、また当日のスムーズな進行を担う司会者の方が、参加者の皆様へ感謝の気持ちを伝えるための挨拶例文をご紹介します。それぞれの状況に応じた表現を参考に、ぜひご活用ください。

【例文1】社内研修・セミナーでの基本的な締め

皆様、本日は長時間にわたり、〇〇先生の「【講演テーマ】」に関する大変貴重なご講演にご清聴いただき、誠にありがとうございました。

〇〇先生、本日はお忙しい中、私たちのために貴重な時間を割いていただき、心より感謝申し上げます。先生から教えていただいた「【具体的なキーワードやポイント】」は、私たちの日々の業務に新たな視点を与え、明日からの行動に大きな影響を与えることと存じます。特に「【心に残った具体的な学び】」については、早速チームで共有し、実践していきたいと考えております。

本日の学びを最大限に活かし、部署全体の生産性向上、ひいては会社の成長へと繋げていく所存です。最後に、本日ご参加いただいた皆様の今後のご活躍を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

【例文2】社外向けセミナーでのフォーマルな締め

皆様、本日はお足元の悪い中、またはご多忙の折にもかかわらず、「【セミナー名】」にご来場賜り、誠にありがとうございました。また、〇〇大学の〇〇先生には、大変ご多忙の中、私どものために貴重なご知見と深い洞察に満ちたご講演を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。

先生からお聞かせいただいた「【講演内容のキーワード】」に関する最新の情報や、「【示唆に富んだメッセージ】」は、私どもにとりまして大変有意義なものでございました。本日の学びが、ご参加の皆様の今後の事業展開や、ひいては業界全体の発展に寄与できるものと確信しております。

本日のセミナーが、皆様にとって実り多き時間となりましたなら幸甚に存じます。今後とも、皆様のビジネスの一助となるような企画を提供できるよう、社員一同尽力してまいりますので、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

【例文3】オンライン講演会での締め

皆様、本日は「【ウェビナー名】」にご参加いただき、誠にありがとうございました。また、〇〇先生、本日は貴重なご講演を賜り、重ねて御礼申し上げます。

画面の向こうでご参加の皆様、チャットやQ&A機能を通じて積極的にご質問やご意見をお寄せいただき、講演会を大いに盛り上げていただきましたこと、心より感謝申し上げます。〇〇先生の「【具体的なテーマ】」に関するお話は、オンラインという形式を忘れさせるほど引き込まれる内容で、「【特に印象的だった点】」は、多くの参加者の皆様にとって新たな発見となったことと存じます。

本日の講演会のアンケートにご協力いただける方は、今、チャット欄にURLを投稿いたしましたので、アクセスいただけますと幸いです。皆様からの貴重なご意見は、今後の企画の品質向上に不可欠でございます。それでは、本日は誠にありがとうございました。皆様とまたオンラインでお会いできる日を楽しみにしております。

【例文4】大規模イベントでの格調高い謝辞

皆様、本日は「【イベント名】」にご参加いただき、誠にありがとうございました。そして、この記念すべきイベントの基調講演をご快諾くださいました〇〇大学の〇〇先生には、多大なるご厚情に対し、深く感謝の意を表します。

先生の「【講演テーマ】」に関するご高説は、私どもが目指す「【イベントの目的や理念】」の実現に向け、大きな示唆を与えるものでございました。また、本イベントの開催にご尽力いただきました共催企業、協賛企業、後援企業の皆様、そして、準備段階から運営を支えてくださったスタッフ一同に対しましても、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。皆様のご支援なくしては、これほど盛大なイベントを成功に導くことは叶いませんでした。

本イベントが、ご来場いただきました皆様のビジネスや研究、そして社会貢献の一助となりますことを心より願い、今後も「【主催団体名】」は、この業界の発展に寄与できるよう邁進してまいります。皆様のさらなるご活躍を祈念し、私の謝辞とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

【例文5】懇親会へ繋げる場合の挨拶

皆様、本日は〇〇先生の素晴らしいご講演、誠にありがとうございました。先生から伺った「【講演内容のポイント】」のお話は、私たちの心に深く響き、尽きることのない議論の種をいただいたように感じております。

さて、この後、皆様には講演の余韻を楽しみながら、さらに交流を深めていただくため、懇親会の席をご用意しております。講師の〇〇先生にもご参加いただきますので、講演では時間がなくて聞けなかったことや、個人的なご質問など、直接お話しいただける貴重な機会かと存じます。

会場は、このホールの奥にございます「【懇親会会場名】」でございます。お飲み物と軽食をご用意しておりますので、ぜひ皆様、奮ってご参加ください。講演会の熱気をそのままに、情報交換や新たなビジネスチャンスの創出の場としてご活用いただければ幸いです。それでは、本日は誠にありがとうございました。

<様々な立場での挨拶>

このセクションでは、講演会の主催者や司会者だけでなく、企業の役職者や学生代表といった、異なる立場の人物が挨拶を行う際に役立つ例文をご紹介します。

【例文6】役職者による重みのある謝辞

皆様、本日は誠にありがとうございました。本日ご登壇いただきました〇〇様には、ご多忙の中、我々〇〇(企業名)のために大変示唆に富んだご講演を賜り、心より御礼申し上げます。

「〇〇の未来」と題された先生のお話は、私たちが現在直面している市場の課題に対し、いかに革新的なアプローチで向き合うべきか、その具体的な方向性を示すものでした。特に、〇〇という視点からのご提言は、当社の今後の事業戦略において重要な指針となることと確信しております。本日得られた知見を、単なる学びとして終わらせることなく、具体的な行動計画へと落とし込み、全社一丸となって実践していく所存です。

ご参加いただきました皆様におかれましても、本日の学びが皆様の業務推進の一助となれば幸いです。本日のご縁を大切に、今後とも〇〇(企業名)は、社会の発展に貢献できるよう努めてまいります。改めて、〇〇様、そしてご来場の皆様に深く感謝申し上げます。本日は誠にありがとうございました。

【例文7】生徒・学生代表による謝辞

本日は、私たち学生のために、大変貴重なご講演をいただき、誠にありがとうございました。〇〇先生には、日頃の研究やお仕事でお忙しい中、私たちのために尊いお時間を割いてお話しくださったこと、学生一同、心より感謝申し上げます。

先生のお話の中で特に印象的だったのは、「〇〇」というお言葉です。これまで私たちが漠然と考えていた将来の目標に対し、具体的な行動へと繋がるヒントをいただいたように感じています。先生ご自身の経験に基づいたお話は、私たちにとって大きな勇気となり、これからの学習や進路選択に、きっと大きな影響を与えてくれることと思います。

今日の学びを胸に、私たちは未来に向かってさらに努力を重ねていくことをお誓いいたします。〇〇先生、本日は本当にありがとうございました。

<目的・状況別>

このセクションでは、花束贈呈のような特定のプログラムがある場合や、参加者の方々に具体的なアクションを促したい場合など、特殊な目的や状況に合わせた挨拶の例文をご紹介します。

【例文8】花束贈呈がある場合の挨拶

皆様、本日は誠にありがとうございました。心ばかりではございますが、本日の講師である〇〇先生に、感謝の気持ちを込めまして花束を贈呈させていただきます。

つきましては、〇〇(贈呈者の役職・氏名)様、どうぞステージ中央へお進みください。

(花束贈呈後)

〇〇先生、改めまして、本日は素晴らしいご講演をいただき、誠にありがとうございました。そして、ご多忙の中、長時間にわたり熱心にご清聴いただきました皆様にも、心より感謝申し上げます。本日の学びが、皆様の今後の活動の一助となれば幸いです。

これをもちまして、本日の講演会を閉会とさせていただきます。お忘れ物のないようお気をつけください。本日は誠にありがとうございました。

【例文9】アンケート回答や次回アクションを促す挨拶

皆様、本日は最後までご清聴いただき、誠にありがとうございました。本日の講演が皆様にとって有意義な時間であったなら幸いです。つきましては、皆様に一つお願いがございます。

ただいま、画面に表示されておりますQRコード、またはチャット欄にございますURLより、アンケートへのご協力をお願いいたします。皆様からいただく貴重なご意見の一つ一つが、私たちの今後の企画をより良いものへと進化させるための、何よりの励みとなります。

ご回答には5分とかかりません。ぜひ、この熱が冷めないうちに皆様の声をお聞かせいただけますと幸いです。また、次回のセミナーは〇月〇日に開催を予定しております。詳細につきましては、後日改めてご案内いたしますので、ご期待ください。本日は誠にありがとうございました。

【例文10】短く簡潔に締めたい場合の挨拶

皆様、本日は誠にありがとうございました。〇〇先生、貴重なご講演を賜り、心より御礼申し上げます。〇〇先生のお話は、私たちが日頃抱えている課題に対し、新たな視点と具体的な解決策を与えてくださいました。

そして、ご多忙の中、ご参加いただきました皆様にも深く感謝申し上げます。皆様の学びの機会となれば幸いです。本日の資料は、後日改めて皆様にお送りいたしますので、ぜひご活用ください。

これをもちまして、本日の講演会を終了とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

ワンランク上の挨拶にするための5つのポイント

講演会の終わりの挨拶は、単にプログラムを締めくくるだけでなく、参加者の心に深く刻まれ、主催者としての評価を高める大切な機会です。ここでは、ただ例文を読み上げるだけにとどまらない、より印象的で効果的な挨拶をするための実践的なテクニックを5つご紹介します。これらのポイントを意識して準備し、実践することで、ありきたりな挨拶から脱却し、「心に残るワンランク上の挨拶」が実現できます。話す前の準備から当日の話し方、さらには他のプログラムとの連携まで、具体的なノウハウを詳しく解説していきます。

ポイント1:挨拶は誰が述べる?役割を明確にする

講演会の終わりの挨拶は、誰が担当するのかによって、その内容や重点、さらには聞き手に与える印象が大きく変わります。一般的に、司会者、主催部署の責任者、または企業の役員などが候補に挙げられますが、それぞれの立場が持つ役割と影響力を理解し、適切に担当を割り振ることが極めて重要です。

例えば、司会者は進行役として、全体の円滑な流れを重視し、簡潔に感謝を伝える役割を担います。主催部署の責任者は、講演会の企画意図や、今回の学びが組織にとってどのような価値を持つのかを、より具体的に伝えることができるでしょう。さらに、企業の役員が挨拶をする場合は、組織全体としての感謝と、今後のビジョンや社会貢献への姿勢など、より大局的なメッセージを伝えることで、講演会に重みと権威を与える効果が期待できます。

このように、誰が挨拶を行うかを事前に明確にし、その役割にふさわしい内容とトーンで原稿を準備することが不可欠です。役割が曖昧なまま臨んでしまうと、話の内容が重複したり、ちぐはぐな印象を与えたりする可能性があります。各担当者がそれぞれの立場から、最も効果的なメッセージを伝えられるよう、事前の綿密な打ち合わせと役割分担が成功の鍵となります。

ポイント2:長さは1〜2分(400〜800字)にまとめる

講演会の終わりの挨拶は、その長さが非常に重要です。参加者の集中力が途切れることなく、最も効果的にメッセージを伝えられる最適な時間は、1分から2分程度と言われています。これを文字数に換算すると、おおよそ400字から800字が目安となるでしょう。

長すぎる挨拶は、講演会全体の余韻を損ね、参加者に冗長な印象を与えかねません。せっかく素晴らしい講演が行われたとしても、最後の挨拶が長々と続くことで、参加者の疲労感が増し、ポジティブな記憶が薄れてしまうリスクがあります。一方で、短すぎる挨拶では、講師や関係者、参加者への十分な感謝の気持ちが伝わりにくくなる可能性があります。

そのため、簡潔さの中に丁寧さと感謝の気持ちを凝縮させるバランス感覚が求められます。話したいことを全て盛り込むのではなく、最も伝えたい核となるメッセージに絞り込み、効果的な言葉を選ぶことが大切です。事前に原稿を作成し、実際に声に出して時間を計るリハーサルを行うことで、この「最適な長さ」を見つけることができるでしょう。

ポイント3:感謝が伝わる話し方を意識する(声のトーン・視線)

講演会の終わりの挨拶では、原稿の内容はもちろん重要ですが、それをどのように「話すか」という非言語的な要素が、感謝の気持ちを伝える上で極めて大きな役割を果たします。声のトーンや視線の配り方一つで、聞き手に与える印象は大きく変わります。

まず、声のトーンについては、少し高めの明るい声で、はっきりと話すことを意識しましょう。これにより、前向きで誠実な印象を与えることができます。感謝の言葉を述べる際は、普段よりも少しゆっくりと、一言一言を丁寧に発することで、その気持ちがより深く伝わります。また、話すスピードに緩急をつけることも有効です。重要なポイントや感謝の言葉では間を取り、聞き手が内容を咀嚼する時間を与えることで、メッセージが心に響きやすくなります。

次に、視線は、講師の方、そして会場の参加者全体へと、ゆっくりと丁寧に配るように動かしましょう。特定の誰か一人にだけ視線を固定するのではなく、会場の隅々まで見渡すことで、「この場にいる全ての人に語りかけている」という一体感を演出できます。一人ひとりと目が合うような意識で視線を送ることで、参加者は「自分も講演会の一部である」と感じ、より感謝の気持ちが伝わりやすくなるでしょう。これらの話し方の工夫を凝らすことで、あなたの感謝の言葉は単なる定型文ではなく、心からのメッセージとして聞き手の記憶に残ります。

ポイント4:他のプログラム(贈呈式など)とスムーズに連携する

講演会の終わりの挨拶は、それ単独で完結するものではなく、花束贈呈や記念品授与、閉会の宣言といった、他のクロージングプログラムと密接に連携することが非常に重要です。この連携がスムーズに行われるかどうかで、講演会全体の印象、特に終わりの「締まり」が大きく左右されます。

ぎこちない間や混乱を防ぐためには、司会者や他の運営スタッフと事前に進行の段取りを詳細に打ち合わせておくことが不可欠です。例えば、挨拶のどのタイミングで花束や記念品の贈呈者が登場するのか、贈呈の際に流すBGMはいつから、どのくらいの音量で流すのか、閉会の言葉の後に拍手を促すタイミングはいつか、などを具体的に確認し、タイムスケジュールに落とし込んでおくべきです。

挨拶は、クロージング全体の流れの一部であるという意識を持つことで、より洗練された、一体感のある終わり方を実現できます。プログラム間のシームレスな移行は、参加者にとっても心地よい体験となり、講演会全体に対する満足度を高めることに繋がります。入念な事前準備と連携を通じて、スムーズで印象的なフィナーレを演出し、講演会の成功を確実なものにしましょう。

ポイント5:オンラインでは表情やジェスチャーを少し大きく

近年増加しているオンライン講演会(ウェビナー)での挨拶では、対面の場とは異なる特有の注意点と工夫が必要です。画面越しでは、話者の感情やニュアンスが対面よりも伝わりにくいという特性があるため、意識的に表現を豊かにすることが求められます。

この課題を克服するためには、まず表情をいつもより少し大きくすることを心がけましょう。口角をしっかりと上げて笑顔で話すこと、感謝の気持ちを表す際には真剣な表情を意識的に見せることなどが効果的です。また、うなずきや身振り手振りといったジェスチャーも、対面時よりも少し大きめに行うことで、画面の向こうの参加者にも話者の熱意や感情が伝わりやすくなります。

さらに、カメラのレンズを参加者の「目」と捉え、しっかりと視線を合わせる意識で話すことも重要です。これにより、画面の向こうにいる一人ひとりの参加者に対して語りかけているような印象を与え、より強く共感を呼び起こすことができます。オンラインならではの特性を理解し、工夫を凝らすことで、物理的な距離を超えて感謝の気持ちやメッセージを届け、参加者への配慮を示すことができるでしょう。


時間が押した時
「お時間の関係で簡潔にご挨拶申し上げます。〇〇先生、本日は誠にありがとうございました。」

天候が悪い時
「足元の悪い中ご参加いただき、心より御礼申し上げます。どうぞ安全にお帰りください。」

機材トラブルがあった時
「進行上ご不便をおかけしましたことお詫び申し上げます。ご理解に感謝いたします。」

質疑が盛り上がった時
「ご質問も多く、皆様の熱量を感じました。本日の学びをぜひ現場で活かしてください。」

【Q&A】講演会の終わりの挨拶に関するよくある質問

講演会の終わりの挨拶は、多くの方が「これで良いのだろうか」「失敗したらどうしよう」と不安に感じるものです。ここでは、本編で解説しきれなかった、より実践的で具体的な疑問や悩みにお答えします。実際の講演会で起こりうるシチュエーションを想定し、いざという時に役立つ解決策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Q1. 講師の名前や肩書を間違えたらどうする?

講演会の挨拶で、講師の名前や肩書を間違えてしまうことは、誰しもが避けたい事態です。しかし、万が一そのような間違いに気づいた場合は、速やかに、そして誠意を持って対応することが最も重要となります。間違いに気づいたその場で、「大変失礼いたしました。〇〇先生、〇〇様でいらっしゃいますね」と、正しい情報に訂正しながら丁寧に謝罪の言葉を述べてください。

この際、隠そうとしたり、うやむやにしたりするのではなく、正面から間違いを認め、誠実な態度で訂正することが、かえって講師や参加者からの信頼を損なわないことに繋がります。事前の確認を徹底することがもちろん一番ですが、人間である以上、ミスは起こりえます。その時にどのように対処するかが、主催者としての品格を問われる場面となるでしょう。

Q2. 緊張して上手く話せません。何かコツはありますか?

人前で話すことは誰でも緊張するものです。特に重要な講演会の締めとなると、そのプレッシャーはさらに大きくなるでしょう。緊張を和らげ、スムーズに話すためのコツはいくつかあります。

まず、最も効果的なのは事前の準備とリハーサルです。原稿を声に出して何度も読み込むことで、言葉が自然と口をついて出るようになり、自信に繋がります。鏡の前で話す練習をしたり、動画に撮って自分の話し方を確認したりするのも良い方法です。当日の対策としては、登壇する前に深呼吸を数回行い、心拍数を落ち着かせることが有効です。また、話し始めの第一声を特に意識して、はっきりと発声することを心がけてください。最初の言葉がうまく出ると、その後の緊張も和らぎやすくなります。

完璧に話そうと気負うのではなく、「感謝の気持ちを伝える」という本来の目的に集中することで、心理的なプレッシャーは軽減されます。手元に挨拶の要点をまとめたメモを用意しておくことも、万が一言葉に詰まった際の安心材料となるでしょう。

Q3. 挨拶の後に何をすればいいですか?

終わりの挨拶を述べ終えたからといって、すぐに講演会全体が終了するわけではありません。スムーズかつ美しいクロージングには、その後の動きも重要です。挨拶の最後には、「以上をもちまして、本日の講演会を終了とさせていただきます」といった明確な閉会の宣言を行うのが一般的です。

その後、参加者への感謝を改めて述べ、退場に関する具体的な案内へと移ります。例えば、「お帰りの際は、出口が〇〇となっております。お忘れ物のないよう、お気をつけください」といった形で、出口の場所や忘れ物への注意喚起を行います。懇親会や次のプログラムが控えている場合は、その誘導もここで行います。最後に、講師や参加者全員に向けて深々と一礼することで、感謝の気持ちを視覚的にも伝え、清々しい締めくくりとなるでしょう。

まとめ:心に残る締めの挨拶で講演会を成功に導こう

本記事では、講演会の終わりの挨拶や謝辞が単なる形式的なものではなく、講演会全体の印象を決定づけ、参加者の満足度を高め、ひいては次の行動へと繋げるための重要なコミュニケーション機会であることをお伝えしてきました。

心に残る締めの挨拶は、講師への深い敬意と感謝を示すとともに、参加者の皆様が忙しい時間を割いてご参加くださったことへのねぎらいを伝える大切な場面です。この挨拶を通じて、講演会で得られた学びを確固たるものにし、さらにその先の行動へと促すことで、イベントの価値を最大化できます。

今回ご紹介した基本構成、さまざまなシーンに応じた10種類の例文、そして挨拶の質を高めるための5つのポイントは、どれもすぐに実践できる具体的なノウハウばかりです。これらの知識とツールを活用することで、どなたでも自信を持って、参加者の心に深く刻まれるような締めの挨拶ができるようになるでしょう。

ぜひ本記事の内容を参考に、あなたの講演会をより一層成功へと導いてください。心からの感謝が伝わる挨拶で、参加者にとって忘れられない体験を創造していきましょう。

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