鈴木明子 すずきあきこ
経歴
愛知県豊橋市出身。6歳からスケートを始め、体調を崩してスケートを離れた時期もあったが、2004年に見事復帰。そして2010年バンクーバーオリンピックで8位に入賞し、多くの感動を生んだ。持ち前の表現力と世界観で2011年GPファイナル銀メダル、2012年世界選手権銅メダル、現役最後の2013年全日本選手権では悲願の優勝を果たし、ソチへの切符を手にする。ソチオリンピックでは2大会連続となる8位入賞。
現在は、プロフィギュアスケーターとしてアイスショー出演を軸に、テレビ出演や全国各地での講演活動を精力的に行っている。また引退後2015年より念願の振付師としてのキャリアをスタートさせ、国内・海外にて後進の指導にあたっている。
主な講演テーマ
~ひとつひとつ、少しずつ、夢への道のり~
オリンピック2大会連続入賞、全日本選手権優勝など、いくつもの栄光をつかんできた。しかし、そんな栄光にたどり着くまでの道のりは、様々な困難があった。 大学時代に摂食障害になり体重は32㎏まで減少、周りから「もうスケートをすることは無理だろう」とさえ言われることも。 そんな日々の中でも、「スケートが大好き」その気持ちは変わることがなかった。 自分の夢を信じ、コツコツと丁寧に積み上げること、また、実際に行動することの大切さを、実体験を元に語る。 ×
~今、壁にぶつかっている人に伝えたいこと~
フィギュアスケート界で順位を決めるのは、早くゴールにたどり着いた人でも、目の前の相手を倒すでもなく、芸術性と技術面が問われる競技である。 パーフェクトな演技でも、必ずしも勝てるわけではない世界、常にライバルは自分。絶対にこの人に勝とうという気持ちより、自分に負けないこと。 もうやりたくない、どうしてこんなに練習しなければいけないのかと自問自答する中でも、努力して練習してきたことをその時点での最高のパフォーマンスとして残してきた。 そんな鈴木明子が、今壁にぶつかっている人たちへ、伝えたいメッセージを贈る。 ×
書籍・メディア出演
書籍紹介
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笑顔が未来をつくる 私のスケート人生
「摂食障害」を克服して、二度のオリンピック出場を果たした鈴木明子。彼女は、どのようにして壁を乗り越え、夢を実現していったのか。スケートを始めた幼少期の思い出から自分を支えてくれた人たちとの出会いやフィギュアスケートの世界の魅力と厳しさ、そして引退後の日々まで、これまでの歩みと現在の思いをつづる。
壁はきっと越えられる ー夢をかなえる晩成力
2010年バンクーバー、2014年ソチと2度のオリンピックに出場した
遅咲きのプロフィギュアスケーター、
鈴木明子が教える「夢をかなえる晩成力」とは?
才能がなくても、遅咲きでも、勝てる方法はあります!
ひとつひとつ。少しずつ。
32キロまで体重が落ちた摂食障害を乗り越え、オリンピックに2度出場した日本代表の不安や恐怖を乗り越える方法!
結果が出なくてもあきらめない、日が当たらなくても腐らない。
ただ、コツコツと積み上げる――
言葉にすることは簡単ですが、
実際に行動するのは至難の業です。
しかし、フィギュアスケート日本代表の鈴木明子さんは、地道な努力を続けて、オリンピック2大会連続入賞、28歳での全日本選手権優勝など、いくつもの栄冠をつかんできました。
だれかと比べない。戦うのは自分自身。
2014年3月に行われた世界選手権で、22年間のスケート人生に終止符を打った鈴木さんはこう言います。
「この本のタイトルは『ひとつひとつ。少しずつ。』です。私の22年間のスケート人生をあらわしています。もしかしたら、何段も飛ばしていく方法もあったかもしれません。でも、私にはできませんでした。ひとつひとつ。少しずつ。階段を上がっていきました。私には一歩一歩上がるしか方法はなかったのです」
本書では、鈴木明子さんの生き方があますことなく紹介されています。
たとえば……
○目立たないことをコツコツと
○過去は引っ張り出さない
○「自分がどれだけできたか」が成果
○「できない自分」を受け入れる
○心が折れてもあきらめない
○そのときの自分が決めたことを信じる
○「楽しい! 」と思える方法を探す
○可能性を広げれば夢は大きくなる
がんばっているのに成果が出ない人、生き方に迷っている人にぜひ読んでいただきたい一冊です!
書籍
- 「プロのフィギュア観戦術 選手たちの心理戦から演技の舞台裏まで」(PHP新書)
- 「『等身大』で生きる スケートで学んだチャンスのつかみ方」(NHK出版)
- 「笑顔が未来をつくる 私のスケート人生」(岩波書店)
- 「壁はきっと越えられる ー夢をかなえる晩成力」(プレジデント社)
- 「ひとつひとつ。少しずつ。」(KADOKAWA)
- ほか
講演実績
団体・民間企業他
- ノバルティスファーマ株式会社、慶應義塾大学、神戸大学/日本・ロシアフォーラム/財務省 研修部/岡山市民大学 公開講座/こうち男女共同参画センターソーレ/茨城県県西生涯学習センター/大阪ガス/中日新聞社/愛知県弁護士会/郡山情報ビジネス専門学校/ JAあいち豊田/金城大学/名古屋国際センター/FUJITSUユニバーシティ その他多数