阿井英二郎 あいえいじろう

札幌国際大学教授/人材育成アドバイザー
プロフィール
1964年、JRAに勤務する家庭に東京都府中市で生まれる。
東京農業大学第二高校時代、1982年の夏の甲子園に4番・エースとして出場。
同年のドラフト会議でヤクルトスワローズから3位指名を受け、入団。現役時代は主に中継ぎとして活躍し、1992年に引退。
引退後は医療機器メーカーに勤務しながら、日本大学文理学部史学専攻の通信教育課程で学び、教員免許を取得。
つくば秀英高校、川越東高校で地理歴史教諭および野球部監督を務める。
2012年11月、北海道日本ハムファイターズの一軍ヘッドコーチに就任。
在任中は、若手から中堅選手の自己成長を促す土壌作りに尽力し、2014年・2015年にはチームを2年連続でクライマックスシリーズ(CS)出場へ導く。2015年10月に退団。
現在は、札幌国際大学スポーツ学部教授として教育に従事するかたわら、企業の社員を対象とした意識改革に向けた教育活動にも携わっている。
テーマ
出身・ゆかりの地
経歴
【略歴】
東京農業大学第二高等学校出身
1982年 4番・エースとして夏の甲子園に出場
同年 プロ野球ドラフト会議でヤクルトスワローズから3位指名
1983年 ヤクルトスワローズ入団
1983~1990年 ヤクルトスワローズで中継ぎ投手として活躍
1990年 ロッテオリオンズへ移籍
1992年 現役引退
【引退後の経歴】
現役引退後、医療機器メーカー・アトムメディカルに勤務しながら、日本大学文理学部史学専攻の通信教育課程に通い、教員免許を取得
1997年 つくば秀英高等学校・地理歴史科教員として着任
1999年 同校の野球同好会が野球部に昇格するのを機に、野球部監督に就任
・選手の体調を第一に配慮しながら、戦術理論や練習方針を丁寧に説明することを心がける
・就任3年目の2001年、夏の県大会でベスト8に進出
2005年 川越東高等学校の地理歴史教諭として着任。野球部監督も兼任
2009年 秋の県大会でベスト4に進出。21世紀枠の候補校として推薦され、多数のプロ野球選手を輩出
【NPB復帰後の活動】
2012年11月 北海道日本ハムファイターズの一軍ヘッドコーチに就任(背番号81)
・NPBでのプレー経験を持つ元プロ野球選手が、高校教員・高校野球監督を経て、再びNPBのコーチに就任した初の事例
・従来のヘッドコーチ像とは異なり、技術指導は専門コーチに任せ、自身は選手とのコミュニケーションや面談を通じた目標設定、意識共有、メンタルサポートに注力
・特に大谷翔平、近藤健介、中田翔、斎藤佑樹など、若手~中堅選手の自己成長を支える土壌づくりに尽力
・在任期間中の一軍は、就任した1年目の2013年こそ12年ぶりの最下位だったが、2014、2015年は2年連続クライマックスシリーズにも出場
2015年10月 退団発表・退任発表を機に、複数の高校や大学から指導者としての受け入れを打診されるが、「野球における心理と行動のつながりを学び直したい」という理由で打診を固辞した。
2016年 筑波大学大学院人間総合科学研究科で学びながら、企業の社員の意識改革に向けた教育に携わる。
・現在、北海道新聞で評論家として活動「ファイターズ アイ」を担当
主な講演テーマ
「全員が活躍する組織づくり〜育成しながら全員野球で勝つ〜」
「なぜ、北海道日本ハムファイターズは強いのか〜チーム全員が活躍する組織づくり〜」
「〜組織のチーム力を高める〜」
「ファイターズから世界へ 大谷翔平が活躍する理由」
「セルフリーダーシップでチーム力を高める」
「やる気を引き出すコーチングスキル」
プロ野球の現場で指導者として若手を育て、北海道日本ハムファイターズをはじめとするチーム力の向上に貢献してきた阿井英二郎氏。
その経験と理論をもとに、企業や組織における「人材育成」「チームビルディング」「リーダーシップ開発」をテーマにした実践的な講演を展開しています。 ×
書籍・メディア出演
テレビ
- TOKYO MX「モーニングCROSS」
この講師のおすすめポイント
阿井英二郎さんは、元プロ野球選手・コーチであり、現在は札幌国際大学教授としてスポーツ教育と人材育成に携わる教育者です。1982年、東京農業大学第二高等学校の4番・エースとして甲子園に出場し、ヤクルトスワローズからドラフト3位指名でプロ入り。中継ぎ投手として活躍後、1992年に現役を引退しました。
その後は医療機器メーカー勤務を経て、日本大学で学び直し教員免許を取得。高校野球の監督として選手育成に力を注ぎ、2000年代には複数のプロ選手を輩出。2012年には北海道日本ハムファイターズの一軍ヘッドコーチに就任し、大谷翔平選手らのメンタルサポートや意識改革を担当。チームのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。
現在は大学での教育に加え、企業研修や講演を通じて、組織力強化・セルフリーダーシップ・コーチング術など、多様なテーマで人材育成に貢献しています。
◆ “全員が活躍する組織”を現場で築いた実践者
阿井さんは、プロ野球という競争の激しい世界で「全員野球」を実現し、チーム全体の底上げに成功した貴重な指導者です。一人ひとりの個性や状況に応じた育成法を取り入れ、成果を出してきた実績は、ビジネスの現場でもすぐに活かせる“チームビルディングの極意”です。
◆ 「育成のプロ」が語るリーダーシップとコーチング術
北海道日本ハムファイターズでのヘッドコーチ経験を活かし、選手との個別面談や目標設定、メンタルサポートに特化した“人を育てる技術”を伝授。特に、若手社員のモチベーション管理や上司の関わり方に悩むマネージャー層には、実用的なヒントが満載です。
◆ 現場と教育の両方を知る「ハイブリッド型人材育成講師」
阿井さんは、プロスポーツと教育現場の両方で結果を出してきた稀有な存在です。高校教員としても、野球部を強豪に育て上げ、プロ選手を輩出。この経験から、理論と実践を融合させた講演内容は、どんな業種・年齢層の聴衆にも響きます。
◆ 大谷翔平選手の成長に関わった“裏方の力”を語る
阿井さんは、大谷翔平選手をはじめとする若手の成長を支えた陰の立役者として知られています。華やかなスターの裏側にある地道な支援やチーム運営の工夫を、リアルなエピソードとともに共有。モチベーション・目標設定・習慣化といったビジネスにも通じる話は多くの共感を呼びます。
◆ 「自ら動く人材」を育てるセルフリーダーシップ講演が人気
近年は、「セルフリーダーシップでチーム力を高める」をテーマに、企業向け研修や講演を展開。上からの指示待ちではなく、自ら考えて動く社員をどう育てるか。個人と組織の意識改革に直結する内容は、経営者・管理職層から高い支持を得ています。
講師の講演料について
講演料は、講演内容・開催場所によって異なるため、非公開としています。
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